Petition update電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を撤回してくださいKenKenさんが制作に携わったDragon Ashの音源および映像作品の出荷・配信停止について公開質問状を作成・提出いたします
永田 夏来Japan
Jul 21, 2019

今回は「電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を撤回してください」にご賛同くださいましてありがとうございます。

既報のとおり、7月19日にミュージシャンのKenKenさんとJESSEさんが大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されました。
翌20日、この件を受けて、Dragon Ashの所属レコード会社である株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントより、「(KenKenさんが)制作に携わった、Dragon Ashの音源、映像作品の出荷および配信を停止」との対応が発表されました

これは、ピエール瀧さんの逮捕をうけて株式会社ソニー・ミュージックレーベルズがとった対応や、田口淳之介さんの逮捕をうけてユニバーサル ミュージック合同会社がとった対応とほぼ同様のもので、電気グルーヴの件で我々が訴えた問題点が、今回の件でもそのまま当てはまる状況です

また、先に紹介した株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントの告知文では、
「(KenKenさんは)正式メンバーではなく、サポートという立場ではございますが、ライブ活動、音源制作などに関して、近年、Dragon Ashの活動に深く関わって参りました」
といった記述がみられますが、ここにも2つの問題点があります。

・近年のDragon Ashの公式サイトやアーティスト写真、CDのスタッフクレジットにてKenKenさんは(正式な加入発表こそなかったものの)メンバーの一員として扱われている。この状況で「正式メンバーでは無く、サポートという立場」と殊更に強調するのは、現在“容疑者”であるKenKenさんの立場を過度に貶めるもので、穿った見方をするなら「トカゲの尻尾切り」のようにも感じられる

・もしサポートメンバーであっても「活動に深く関わって」きたことが出荷・配信停止の理由になるなら、「メンバーでなくても、不祥事を起こした者が参加した作品は回収する」前例ができたことで、今後の自粛対応がより重くなるおそれがある

こうした理由から、田口淳之介さんの件に対してユニバーサル ミュージック合同会社へ公開質問状を提出したときと同様、今回も株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントに対して質問状を公開・提出することといたしました。

以下の内容を、株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントの公式サイトのお問合せフォームおよび同社本社宛の内容証明郵便にて提出いたします。

ーーーー
KenKenさんが制作に携わったDragon Ashの音源および映像作品の出荷・配信停止についての公開質問状

株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
代表取締役社長 斉藤 正明様
代表取締役専務 植田 勝教様

                       永田夏来
                       かがりはるき

ミュージシャンのKenKenさんが7月19日に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことを受け、翌20日に貴社(株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)はKenKenさんが制作に携わったDragon Ashの音源および映像作品の出荷・配信停止を発表されました。

アーティストの逮捕を受けてのCD/映像商品全タイトルの出荷停止、全楽曲/映像のデジタル配信の停止については、3月にピエール瀧さんが麻薬取締法違反で逮捕された際に大きな話題となりました。私たちはこうした過剰な「自粛」を疑問に思い、すみやかな撤回を求め署名を行いました。その結果、27日間で79ヶ国から64,606人もの方々の賛同を得て、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズにこれを提出いたしました。

また、5月に歌手・俳優の田口淳之介さんが大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕された際にも、CD/映像商品全タイトルの出荷停止、全楽曲/映像のデジタル配信の停止を発表したユニバーサル ミュージック合同会社に対し、私たちは公開質問状を提出しております。

瀧さんや田口さんの時と同様、今回のKenKenさんの逮捕に対しても、明確な理由が説明されないまま過剰とも言える「自粛」がなされているものと私たちは捉えています。このような「自粛」は推定無罪の原則に反するものであり、薬物依存の回復という観点や作品そのものと音楽を聴く側の権利を守るという観点等からも大いに疑問です。

こうした状況が依然として続いていることを、音楽を愛するリスナーとして、私たちはとても残念に感じています。

つきましては、株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント 代表取締役社長 斉藤正明様および代表取締役専務 植田勝教様へ、以下の質問をいたします。お忙しいところ恐縮ですが、8月2日(金)を目処にお返事をいただければと存じます。

KenKenさんが制作に携わったDragon Ashの音源および映像作品の出荷・配信停止についての質問事項

1.音源および映像作品の出荷・配信停止の根拠について
1)こうした対処を決定するに至った根拠をご説明ください。
2)その際の意思決定プロセスについて、ご教示ください。

2.音源および映像作品の出荷・配信停止の解除について
1)配信・停止の解除を決定する際の根拠について、ご教示ください。
2)配信・停止の解除はいつになる見込みですか。

3.「活動に深く関わって」きたことの基準について
サポートメンバーであっても「活動に深く関わって」きたことが出荷・配信停止の理由になるのであれば、その基準をご教示ください(アルバムのうち1曲だけ参加したミュージシャンや、いわゆる裏方のスタッフが不祥事を起こした場合はどうなるのか、など)

以上
ーーーー

なお、KenKenさんとJESSEさんの両名が属しているRIZEや、他の参加バンド(サポート含む)の音源・映像作品については現在のところ動きが見られませんが、これらの所属レコード会社・事務所の動向もあわせて注視してまいります。引き続きよろしくお願い申し上げます。(永田・かがり)

ーー
(追記:2019年7月22日)
本ページへお寄せいただいたコメントを参考に、公開質問状の内容を一部変更したうえで、提出いたしました。

Dragon Ashの場合、オリジナルメンバーのIKUZONEさん(馬場育三さん)の存在があり、その上で現在のKenKenさん参加に繋がっていることは元々存じておりました。また、今回の公開質問状のために、CDのクレジットやメンバーのインタビュー等々を可能な限り調べ、「KenKenさんは当初サポートメンバーとしての参加だったが、(正式な加入宣言こそ無いものの)近年は事実上のメンバーとして活動していた」ことをあらためて確認した上で、先の質問を書いた次第です。

ただ、コメントでお寄せいただいたとおり、Dragon Ashにおけるベーシストの話題は簡単に踏み込めることではなく、そこを追求することが公開質問状の主旨でもないです。何より、メンバーやスタッフ・ファンの皆さんを傷つけるのは我々の本意ではありません。

こうした理由により、質問3.の"1)今回の発表文でKenKenさんがDragon Ashの「正式メンバーでは無く、サポートという立場」と書かれていますが、その根拠と理由をご説明ください。"は削除いたしました
一方で、3.の2)はDragon AshとKenKenさんに限らず、他のバンドにも関わってくる話なので、質問を残しております

ご意見いただき、誠にありがとうございます。
引き続き本キャンペーンを通して、作品に関わる人(作る人も送り出す人も受け取る人も)が納得できる形を探っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。(永田・かがり)

Copy link
WhatsApp
Facebook
Nextdoor
Email
X