予てより危惧されてきた日本の食糧危機に拍車がかかっている。 米農務省はトウモロコシなどの主要穀物の世界在庫の過半が中国に流れていることを示している。中国が偏った牛耳り方をすれば世界の貧困問題にも影響を及ぼすだろう。約300基を越える食糧貯蔵庫(サイロ)を抱える中糧集団(コフコ・グループ)など、中国はあらゆる角度から包囲網を巡らせている。
新型コロナウイルス(生物兵器)武漢研究所流出からのパンデミック、種や苗、微生物においてまでも特許の保有を進める。土地の買い占め、企業の進出など虎視眈々から、露骨さが際立ってきている。
輸入依存政策である日本の食糧自給率の低さから今の世界の現実を見渡せば、「悠長」という言葉はもろくも崩れ去り、国民の生活に直接影響を及ぼす事は避けられない。
ウクライナに対するロシアの侵略を利用し、台湾や沖縄、フィリピン、オーストラリアなど、かねてより掲げていた中国の国家戦略が加速することは目に見えている。侵略ではなく、得をあたえるがゆえの得化と表現したり、何かと理由付けをし、迫ってくることであろう。米国はウクライナを救わず、武器供与という名の売りつけ、自分の手は汚さず武器の消費で需要と利益のバランスを図る毎度おなじみのパターンだ。いざとなれば当然日本のことも守るわけがない米国の胸中を誰もが察しておかなければならない。
~「日本には、こんな目に合ってもらいたくない」~ウクライナの方の切実なメッセージを日本人は自分事として捉えることが出来るのであろうか。いつ日本が同じような状況になっても不思議では無いと考えるのが妥当である。当然そうなる事に抵抗し、避けなければならない。それには、本来の日本人としての精神を取り戻す必要があるのではないだろうか。対中国との関係には様々な歴史があり、認めることは認め、義務を果たして主張すべく事は申し上げる「対話」が必要であり、仲違いを避ける外交力は極めて重用になる。どこの国に依存する訳でもなく、平和的な立場で対話をする。日本が米国や中国に依存し続け、武器などの軍事強化を進めることは、平和への逆行という末路を助長するだけである。
侵略はあらゆる方向から既に始まっている。安全の立証が未だに困難な新型コロナワクチン、これも身体を通しての侵略であり、5歳から接種が可能となる日本の中で、考えることの出来ない子ども達を守るために、大人達が責任をもって考える必要があり、後で後悔しないよう、立ち止まって冷静に真実と向き合う必要がある。これだけ多くの副作用がでているワクチンは前代未聞であり、効果という領域にすら達していない治験ワクチンは、大人であっても選択の自由が無ければ嘘となる。世界にくらべ当初少ないと言われていたコロナ感染重篤被害も、先祖代々から引き継がれている免疫などの体質に関係しているのでは、という見方もある。しかし、その貴重な免疫などの授かった力が、利権重視の害科学の支配によって削がれようとしている。
食においても遺伝子組み換えやゲノム編集、農薬や添加物の横行で身体への侵略は進み、その影響を尊重しない価値観と、食の内容に変化をあたえて健康を取り戻す実例との2極化が進んでいるようにも思う。
一見、日本は便利で物が豊富、平和に見えている事も多いかもしれないが、そう思うことは、精神(こころ)にまで既に侵略が及んでいるのかもしれない。 勿論、常々感謝の気持ちを忘れないことは必須だが、視野を広げれば、心の豊かさを失い、苦しんでいる人は少なくない。
現代において質素、素朴と言うような言葉は幸せの概念からは蚊帳の外なのかもしれないが、日本には「損して得とれ」、「陰徳を積む」といういような心の指針があった。勿論、今でも日本人の中の誰もが持ち続けていることは事実であると思う。
そういった精神の使い方や敬い方が解らず、幸せの価値を何に向ければいいのか解らない混迷の時代だからこそ大切なことに気づける可能性は高いようにも思える。現代社会を織りなす元たる原点は自分の心の中にあると考えれば、どんな人にも生きる価値と意義があり、存在価値を尊重し合えるはずである。
日本で引き継がれてきた、心の豊かさを重んじる文化は、私達に託されている。自然の摂理や法則を無視し、利己主義的な思想を重んじ、便利な環境のみを目指すのであれば、必ず物質界は「崩壊」という結果を引き寄せる事になるであろう。
物質のみの悦楽を求めても、永遠に満足することは無く、執着という底なし沼に引きずり込まれる。
良いことに尽くして心に温かさを感じ、そのことを幸せとするシンプルな思いと行動が、闇への抵抗と回避につながるように思う。
食を守る事と、未来の在り方が並行しているのでは、ないでしょうか。
加藤清吾