1 Oct 2021

「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、自然環境や食に病など、身に迫る実感が以前とは異なり、捉え方や解決策を表面上の対策のみとしていては、ほんのわずかな表情の変化に留まり、現実に対して太刀打ちできない未来を想像するのは難しくない現状にあります。 

人間が生活環境や食の安全面に対し、利己主義な有益性だけを求めるのであれば、その影響が自然界、植物や動物にも当然及ぶことになります。犬や猫が病気(癌など)になるケースも増加、何事にも原因から結果までに及ぶプロセスの分析が必要になります。ペットの病の原因の一つとして考えられている食の問題。ペットフードに入っている肉骨粉等の健康被害関しては今後も調査が必要と考えます。ペットフード安全法が施工されて以降、国内で流通しているペットフードに関し制限が設けられているとされていますが、原料などの最終的な判断は製造業者に一任されているのが現状となっています。

肉骨粉が横行するほど病になっている動物が増えている問題。 パピーミルやキトンミルの問題(商売目的とした動物のいのちに対する人間の価値観)。当然、動物にも心は宿っています。人気の犬種などは沢山子どもを増やすために工場的な扱いを迫られ、不衛生な環境やストレスなどで、子どもが産めない身体になると、病気になったり、殺処分へ。

競馬に借り出され、引退後の馬の殺処分の問題(現役引退後の飼育経費などが理由)

人間の都合で動物を扱い、有益性が無くなると見れば処分の道を歩ませる。

動物の心を尊重することを人間が放棄するのであれば、本来の生物多様性を取り戻すことは出来ないと考えます。 地球という鉱物、植物、動物の健康があってこそ、人間の健康も取り戻せるように思えます。細かく言ってしまえば、虫一匹でも、自然豊かな持続可能な自然のサイクルの立派な立役者の一員になっています。 こういった話は理想論としてあしらわれる事も多いですが、事実から目を反らす非論理的な感情論では対応できない事実は冷静に考えれば見えてきます。 

いのちの源、お米の価値を日本政府は重んじていません。お米農家を粗末に扱うことは、いのちを粗末にしていることと同じであり、海外ではコロナ禍であっても農家への補償に積極的なところも多い。

旬の食材に感謝する神無月、哀愁ただよう夕焼けに、トンボが優しく心をもたらしてくる秋を取り戻したい。

                                                             加藤清吾

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