Petition update新宿の高齢者いこいの家「清風園」を残して下さい!

民主主義はいつもそこにあるわけではないのです。

栗原 千恵子新宿区中落合1丁目, Japan
Jun 29, 2022

ご賛同・シェアをして下さっている皆様、史上最短の梅雨が明け、電力不足だけでなく猛暑や水不足が心配な夏になりそうですが、お元気でお過ごしでしょうか。

@第3回期日(6/10)では、原告のSさんが意見陳述をし(内容の一部は前回のメールで紹介しました)、被告の新宿区は、判例・施設白書・新宿区公共施設等総合管理計画などの証拠を添えて「処分性はない。廃止は適法である」という反論の準備書面⑴を提出しました。以下に、被告の主張とその問題点を記します。*文中の白書は「新宿区施設白書」を指しています。

⑴老朽化度が高い➡白書p.83を見ると、清風園より古い施設が10施設あり、清風園の老朽化度が一番高い証拠は見当たりません。

⑵施設規模当たりの利用度が2番目に低い➡白書p.85の「利用状況」を見ると、清風園だけが団体利用をしていないこと、個人利用は3番目に多いことがわかります。各種講座や団体利用をしていないのは、管理者である新宿区の運営方針の問題で、利用者の問題ではありません。指定管理者が運営するシニア活動館や地域交流館は、イベント情報を区報や掲示板に掲載していますが、清風園はしてきていません。

⑶施設利用度当たりのコストが2番目に高い➡白書p.86「行政コスト計算書」を見ると、指定管理者が運営するシニア活動館や地域交流館は、人件費が0円に対して、区直営の清風園は「人件費・減価償却費・その他」がコストを押し上げていることがわかります。

@清風園の敷地は、2,532㎡あり、緑豊かな庭園は地域の住環境を守り、防災拠点になり、住民の安心安全に貢献してきました。施設管理者の新宿区は、建物の維持費削減や長寿命化につながる改修工事を適切に行って、区民の財産を大切に使い続け、利用度を上げる広報活動を積極的に行うべきでした。しかし、その責務や説明責任を果たすことなく、廃止の結論ありきでことを進めて、5.1億円もの税金を使って解体を強行していることに、区民不在の行政を感じました。

「みんなのことはみんなで決める」をスローガンに、徹底した情報公開と区民の対話を訴えていた岸本聡子さんが、6/21杉並区長に選出されました。選挙中に、区民の声を聞いて政策もアップデートして民主主義を実践!ベルギーで公共政策の研究をしていた岸本さんを擁立した市民グループも、自発的に活動したそうです。

「民主主義はいつもそこにあるものではないのです」というメルケルの言葉も、おかしいことに人一人が声を上げていくことが民主主義の基本なのだと教えてくれました。第4回期日は8月30日㈫です。傍聴制限も解除されましたので、是非とも、傍聴にいらしてください。夏至の候。エアコンを適切に使用して、お身体をご自愛くださいませ。

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