
こんにちは。NPO法人POSSEです。署名へご協力いただき、どうもありがとうございます。
本日は、私たちの過労死をなくすための様々な活動をさらに拡充していくために、皆さんへ寄付をお願いしたくご連絡しました。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
◆寄付のお願いの経緯
皆さまからも今回署名いただきました、私たちが支援する家事労働者の過労死裁判は、2022年9月29日、東京地裁から不当判決を言い渡されました。
家事代行女性の労災認めず 女性急死 労働時間に算入せず 東京地裁が請求棄却(東京新聞記事)
亡くなったAさん(68歳・女性)は、個人宅にて住み込みで家事業務と介護業務を行い、1日24時間労働を1週間続けた上で亡くなりました。これは明らかに過労死であったと私たちは考えています。
しかし、裁判所はAさん(当時68歳・女性)が働いた時間のうち、「拘束時間」は1日24時間だったと認める一方、家事業務の時間を算入せず介護業務の1日4時間30分のみを「労働時間」として認定し、「過重業務していたとは認められない」と結論付けました。家事業務の部分が労働時間と認められないのは、現行の労働基準法や労災保険が家事労働者を適用除外としているからです。
また、私たちはそもそも家事労働者へ労働基準法や労災保険を適用しないこと自体を差別であるとも裁判で訴えていましたが、それについては判決で言及さえありませんでした。
このままでは、多くの家事労働者が1日24時間労働を強いられ亡くなったとしても労災とならず、補償も受けられない社会が続いていってしまいます。ご遺族及び私たちは、今回の不当判決を到底受け入れることができないため、先日東京高裁へ控訴しました。
しかし、今後、裁判を闘いぬくには多額の費用や、さらなる支援活動が必要です。また、今回の裁判だけでなく、過労死遺族からの相談活動、傍聴支援活動、情報発信や社会キャンペーン等々、「過労死をなくすため」の様々な活動をPOSSEでは行っています。それを担っているのは、ボランティアの学生や若手社会人が中心であり、また、財政基盤も十分とは言えません。
そこで、今後、過労死をなくしていくための活動をさらに拡充させていくために、皆様から寄付をお願いしたいと考えております。
◆これまでの過労死遺族支援活動と遺族のコメント
POSSEでは、これまで様々な過労死遺族の支援を行ってきました。支援の一例として、以下の活動例と遺族のコメントを共有いたします。
遺児が訴えた「震災過労死」 10年を経て加害企業の賠償責任を認める画期的判決
【遺族のコメント】
2011年、私が15歳の時に父は51歳で脳幹出血を発症して亡くなりました。長時間労働が原因でした。母が労災申請を行い、1年後に労災認定されました。その後、「会社に過労死の責任を取らせたい」と思いましたが、何をしたらいいのか分からず6年経ちました。
2017年、偶然見つけたPOSSEに相談をしました。証拠集めや会社の調査を一緒に行い、過労死問題に詳しい弁護士を紹介してもらい、裁判を始めることができました。裁判の流れや裁判費用のことなどはPOSSEのスタッフに気軽に質問することができたので、十分に納得しながら裁判を進めることができました。裁判中は精神的に辛くなることもありましたが、多くの方に傍聴支援をしてもらえたので非常に勇気づけられました。
2020年3月に出た地裁判決では完全敗訴になりましたが、諦めずに控訴した結果、2021年1月に出た高裁判決では経営者に責任を認めさせることができました。記者会見を行ったり、父の事件を様々なメディアで発信して多くの人に知って貰えたことが裁判の勝訴につながったのだと思います。
私のように、家族の過労死の責任追及をしたいと考えている過労死遺族は、他にも大勢いるのではないかと思います。遺族が声を上げられる環境を作っていくことが、過労死を無くしていくことにつながります。ご支援よろしくお願い致します。
◆寄付の方法
寄付の方法は以下になります。どうぞよろしくお願いいたします。
(1)郵便振替
口座番号:00160-8-536722
口座名義:特定非営利活動法人POSSE
※通信欄にご寄付の旨をご記入ください
(2)銀行振込
みずほ銀行 経堂支店(736)
口座番号:普通1075875
口座名義:特定非営利活動法人POSSE トクヒ)ポツセ
※お振込みの前後にaffairs(at)npoposse.jpまでご寄付の旨をご一報くださると幸いです。(at)を@に変更してお送りください。
(3)クレジットカード
ご支援いただける金額をクリックしていただければ、クレジットカードを利用して簡単にご寄付いただけるサイトは以下になります。