

しばらくご無沙汰してしまいました。
前回の投稿でもお伝えしたとおり、今年8月末のアフリカ開発会議(TICAD7)の開催を受けて、モザンビークから来日した小農リーダーのコスタさん。「プロサバンナ」事業対象地域最大の小農運動を率いるリーダーとしての「プロサバンナにノー!」の発言が、TBSの番組や新聞記事等で紹介され、大きく注目されました。
TBSの映像は下記からご覧いただけます。
特に、9月4日の院内集会(10名の国会議員呼びかけで開催)での模様が注目を集めています。当日の動画はYouTubeで公開されています。
■20190904 UPLAN 国連「小農権利宣言」「家族農業10年」を受けて考える日本の開発援助とアフリカ小農 〜モザンビーク、プロサバンナの事例から
それに対して、「プロサバンナ」の事業主JICA(独立行政法人 国際協力機構)は、9月20日、コスタさんを名指ししての反論をJICAウェブサイトに掲載しました。
JICAの主張には、コスタさんの人権侵害につながるような記述だけでなく、虚偽の内容記載や情報歪曲もみられ、大変問題が多いものです。NGOは、文章の撤回とともに、JICAに説明責任を果たすよう「公開討論会」の開催も求めてきました。この指摘についての詳細は下記をご覧ください。
【本日、抗議と申し入れ】JICA「プロサバンナに関する一部報道等について」
しかし、JICAは文章の撤回を拒否するとともに、公開討論会についても一旦は開催に同意したもののそれを翻し、「1時間のJICA本部での意見交換会」に変えて開催にも応じようとしませんでした。広く一般の方も参加しての討論会と、限られた時間内にクローズドな状況でJICAの主張を聞く「JICA説明会」ともいうべき意見交換では大きな違いがあります。
みるにみかねた9月4日の院内集会の呼びかけ国会議員の皆さんが、議員主催で勉強会を開催し、JICA・外務省とNGOを招いての公開勉強会を12/23に開催することになりました。
議員の皆さんが開催に踏み切った経緯として、JICAのような公的機関が一個人を攻撃するような対応をとることへの懸念のみでなく、実は、モザンビークでは、安倍首相にも手渡された「プロサバンナ緊急停止公開書簡」に署名した市民社会リーダーのアナスタシオ・マタヴェルさんが、10月7日に警察の特殊部隊要員4名に暗殺されたばかりです。
モザンビークでは、政府や政策に反対する人びとは、ますます危険に晒されています。そのため、今月12日に、外務省で開催された「NGO外務省定期協議会ODA政策協議会」に渡辺も参加し、「プロサバンナ」に反対する市民社会関係者の安全対策を外務省に要請しました。しかし…外務省国際協力局国別第三課の担当課長は、「モザンビーク政府」がやることといって何ら対策を考えていないと回答しました。
このままではコスタさんたちは危険に晒されたままで、命すらも脅かされたなかで過ごさなければなりません。そしてこの状態を引き起こしているのは、日本の私たちの税金が35億円以上も投入されているODA事業が原因となっているのです。
12/23の議員勉強会に渡辺さんも出席し、問題提起を行います。一般参加も可能です。多くの人が参加することで、JICAや外務省に危機感をもってもらうようにしたいと思います。詳細は以下の通りです。ふるってご参加下さい(申込み締切が12/21、土曜日中となっております)。
=============
【プロサバンナ事業に関する国会議員主催勉強会】
https://ngo-jvc.info/2Ro2Tgj
日 時:2019 年12 月23 日(月)14 時~17 時
場 所:参議院議員会館101 会議室
資 料 代:500 円
集合時間:13 :30 ~13:45 ※遅れる場合は申込の備考欄に到着時間をご記入下さい。
申 込:右記より事前お申込み必須 https://ngo-jvc.info/20191223 ※12/21(土)締切
主催議員:石橋通宏議員、井上哲士議員、川田龍平議員、篠原孝議員、徳永エリ議員、田村貴昭議員、西村智奈美議員、福島みずほ議員(五十音順。その他議員、調整中)
IWJでの勉強会の生配信が決定しました。会場に足を運べない方、ぜひご覧ください!
【IWJ・Ch5】14:00~「プロサバンナ事業に関する勉強会 ― 国会議員とNGOが日本の海外援助・プロサバンナ事業の問題をとことん追及!」
https://twitcasting.tv/iwj_ch5