横浜翠嵐高校定時制の存続を求めます。

署名活動の主旨

神奈川県知事:黒岩祐治 様

神奈川県教育委員会教育長:花田忠雄 様

要求項目

1.横浜翠嵐高校定時制の募集停止を撤回してください。

2.「高校教育改革基本計画第Ⅲ期(案)」において横浜翠嵐高校定時制を募集停止とした経緯を明らかにしてください。

神奈川県立翠嵐高校は、近年、週刊誌などで難関大学への進学が大幅に伸びた高校として報じられています。今、その同じ学び舎で、定時制が存亡の危機に瀕しています。

 2022年10月25日、神奈川県教育委員会(以下、県教委)は「高校教育改革基本計画第Ⅲ期(案)」を県議会に提出・決定しました。その中で夜間定時制課程6校の募集を26年度以降停止するとしています。現在18ある県立夜間定時制の3分の1を実質的に閉校しようというのはあまりにも乱暴です。その中でも横浜翠嵐高校定時制課程(以下、翠嵐定時制)の募集停止については、県教委の説明するその理由は理不尽なものです。

県教委は「その定時制がなくなっても、県内のどこからでも1時間程度で通える他の定時制があるように考えた」と「適正配置」を謳っています。ところが、翠嵐定時制の募集停止の年に同じ神奈川区にある神奈川工業高校定時制に新たに普通科を設置するとしています。

 県教委は10月3日の文教常任委員会で理由として以下の3点を挙げています。

①交通の利便性

②施設の老朽化

③全日制との重なり

 しかし①については神奈川工業の方が最寄り駅に近いというだけのことで、生徒によっては翠嵐の方が便利です。②については同じ施設を使っている全日制は「放置」するのでしょうか。耐震工事も終えたばかりで、学習に支障はありません。③についても、神奈川工業も含めて県内のほとんどの夜間定時制は全日制と同じ施設を使っています。なぜ翠嵐だけが問題とされるのでしょうか。

特に問題が大きいのは「募集停止」という手法です。2026年度から翠嵐定時制は新入生がいなくなり、学年・クラスが毎年減っていきます。その中で課外活動や生徒会、学校行事などはどうなるのでしょうか。もちろん、教員の数も減ります。生徒への対応が手薄になるのは火を見るより明らかです。さらに、学校は生徒同士の交流の場でもあります。翠嵐定時制では、言葉の壁やルーツや学年を超えた交流を積み重ねてきました。募集停止によってそれも断絶されてしまいます。

 翠嵐定時制は、義務教育段階で不登校だった生徒、他校を中退したが学び直しを希望する生徒、など様々な生徒が通っているとても重要な場、「教育のセイフティネット」です。

 また、来日間もない、生活のために昼間働かなければならないなど、「外国につながる生徒」も数多く通っていて、その数は全生徒の6割を超えています。そのため、さまざまな支援に取り組んできました。およそ20年にも及ぶ歴史の中で積み上げてきた取り組みは、県内外の多文化共生教育の関係者や研究者からも高く評価されています。県教委はその取り組みをも神奈川工業で引き継ぐと言っています。しかし、生徒や保護者は卒業生や先輩の話を聞き、これまで関わってきた教員や支援者を信頼して入学を希望するのです。こうした人の繋がりを断絶させてはいけません。

 神奈川県では、全国に先駆けて「在県外国人等特別募集」の設置や「多文化教育コーディネーター」の派遣など、「ともに生きる」教育行政を進めてきました。しかし、今回の翠嵐定時制の募集停止という措置は「ともに生きる」教育を自ら否定することにほかなりません。

以上のことから以下の2点を求めます。

1.横浜翠嵐定時制の募集停止を撤回してください。

2.「高校教育改革基本計画第Ⅲ期(案)において、横浜翠嵐高校定時制を募集停止とした経緯を明らかにしてください。

 

 

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横浜翠嵐高校定時制の存続を求める会 事務局署名発信者202210月25日、神奈川県教育委員会(以下、県教委)は夜間定時制高校6校募集停止を決定しました。私たちは、とりわけ横浜翠嵐高校定時制課程(以下、翠嵐定時制)募集停止を決定したことに対し、12月11日、かながわ県民センター、およびオンライン上で存続を求める会の結成集会を持ちました。そして、卒業生、元教員、支援者、学識経験者、市民、そして全国でこの報に接した人びとが県教委の決定に「翠嵐定時制を存続してほしい」という声をあげています。
署名活動成功!
583人の賛同者により、成功へ導かれました!

署名活動の主旨

神奈川県知事:黒岩祐治 様

神奈川県教育委員会教育長:花田忠雄 様

要求項目

1.横浜翠嵐高校定時制の募集停止を撤回してください。

2.「高校教育改革基本計画第Ⅲ期(案)」において横浜翠嵐高校定時制を募集停止とした経緯を明らかにしてください。

神奈川県立翠嵐高校は、近年、週刊誌などで難関大学への進学が大幅に伸びた高校として報じられています。今、その同じ学び舎で、定時制が存亡の危機に瀕しています。

 2022年10月25日、神奈川県教育委員会(以下、県教委)は「高校教育改革基本計画第Ⅲ期(案)」を県議会に提出・決定しました。その中で夜間定時制課程6校の募集を26年度以降停止するとしています。現在18ある県立夜間定時制の3分の1を実質的に閉校しようというのはあまりにも乱暴です。その中でも横浜翠嵐高校定時制課程(以下、翠嵐定時制)の募集停止については、県教委の説明するその理由は理不尽なものです。

県教委は「その定時制がなくなっても、県内のどこからでも1時間程度で通える他の定時制があるように考えた」と「適正配置」を謳っています。ところが、翠嵐定時制の募集停止の年に同じ神奈川区にある神奈川工業高校定時制に新たに普通科を設置するとしています。

 県教委は10月3日の文教常任委員会で理由として以下の3点を挙げています。

①交通の利便性

②施設の老朽化

③全日制との重なり

 しかし①については神奈川工業の方が最寄り駅に近いというだけのことで、生徒によっては翠嵐の方が便利です。②については同じ施設を使っている全日制は「放置」するのでしょうか。耐震工事も終えたばかりで、学習に支障はありません。③についても、神奈川工業も含めて県内のほとんどの夜間定時制は全日制と同じ施設を使っています。なぜ翠嵐だけが問題とされるのでしょうか。

特に問題が大きいのは「募集停止」という手法です。2026年度から翠嵐定時制は新入生がいなくなり、学年・クラスが毎年減っていきます。その中で課外活動や生徒会、学校行事などはどうなるのでしょうか。もちろん、教員の数も減ります。生徒への対応が手薄になるのは火を見るより明らかです。さらに、学校は生徒同士の交流の場でもあります。翠嵐定時制では、言葉の壁やルーツや学年を超えた交流を積み重ねてきました。募集停止によってそれも断絶されてしまいます。

 翠嵐定時制は、義務教育段階で不登校だった生徒、他校を中退したが学び直しを希望する生徒、など様々な生徒が通っているとても重要な場、「教育のセイフティネット」です。

 また、来日間もない、生活のために昼間働かなければならないなど、「外国につながる生徒」も数多く通っていて、その数は全生徒の6割を超えています。そのため、さまざまな支援に取り組んできました。およそ20年にも及ぶ歴史の中で積み上げてきた取り組みは、県内外の多文化共生教育の関係者や研究者からも高く評価されています。県教委はその取り組みをも神奈川工業で引き継ぐと言っています。しかし、生徒や保護者は卒業生や先輩の話を聞き、これまで関わってきた教員や支援者を信頼して入学を希望するのです。こうした人の繋がりを断絶させてはいけません。

 神奈川県では、全国に先駆けて「在県外国人等特別募集」の設置や「多文化教育コーディネーター」の派遣など、「ともに生きる」教育行政を進めてきました。しかし、今回の翠嵐定時制の募集停止という措置は「ともに生きる」教育を自ら否定することにほかなりません。

以上のことから以下の2点を求めます。

1.横浜翠嵐定時制の募集停止を撤回してください。

2.「高校教育改革基本計画第Ⅲ期(案)において、横浜翠嵐高校定時制を募集停止とした経緯を明らかにしてください。

 

 

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横浜翠嵐高校定時制の存続を求める会 事務局署名発信者202210月25日、神奈川県教育委員会(以下、県教委)は夜間定時制高校6校募集停止を決定しました。私たちは、とりわけ横浜翠嵐高校定時制課程(以下、翠嵐定時制)募集停止を決定したことに対し、12月11日、かながわ県民センター、およびオンライン上で存続を求める会の結成集会を持ちました。そして、卒業生、元教員、支援者、学識経験者、市民、そして全国でこの報に接した人びとが県教委の決定に「翠嵐定時制を存続してほしい」という声をあげています。

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2023年2月5日に作成されたオンライン署名