k mJapan
23 Dec 2025

署名いただいた皆様、ご協力ありがとうございます。

公文書公開開示請求(is.gd/V8rf1z)もぜひお願いいたします。

私の12/8に提出済みの要望書、公文書公開開示請求に対してはまだ返答なく、検討中の文言のみです。

すでに駆除業者が山に入っているのも確認されており、このまま駆け込み駆除をされるのは明白です。

駆除根拠についての説明と情報開示、他対策の実施と観測なしに駆除を進めることは即刻止めたく思います。

以下、ぜひ確認いただけたらと思います。改めて生物多様性をはかるうえで鹿の全頭駆除へ異を唱えたいとおもいます。

①宝ヶ池・深泥池公園のこれから

■宝ヶ池公園開発予定

このリンクでは鹿駆除との因果関係については触れられていませんが、くくり罠で3本足になった鹿が現れたり鹿が全頭駆除された後の公園は「木のぬくもりと共に育つ親子の居場所づくり」となるとは思えません。

https://kenchiku.co.jp/compe/cmp20241226-1.html?utm_source=perplexity

https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000335404.html

■宝ヶ池公園Instagram

鹿が及ぼしたとする被害や、柵設置についての対策に触れられた投稿もあります。(2023年ごろ)

柵を設置した前後の効果計測や、柵の設置場所、その後の更なる対策について市民は知る必要があります。情報開示を求めます。

https://www.instagram.com/takaragaikepark?igsh=MTJ1bGE0bWR5ZXE1cg==

■宝ヶ池みらい共創会議

こちらの憲章に

「いのちにぎわう豊かな生態系をみらいに引き継ぐ」

「自然を畏れ敬う心を忘れない『宝ヶ池びと』になる」

とあります。

管理不足をすべて鹿に押し付け、施策前後の観測データ公開なしに全頭駆除することはこの憲章に反します。

下記、②で書いております、他地域の取り組みの詳細なデータ公開を見ても、取り組み不足、データ公表不足は明らかです。

https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000323711.html

https://kyoto-city.note.jp/n/n6c5f454b7f18

②鹿は本当に駆除すべき対象ですか?

目的は「鹿を駆除すること」ではなく、「鹿と他の生き物の営みの軋轢を軽減すること」なはずです。

近年のシカ増加は「異常」ではなく、過去の乱獲で減った個体数が回復した結果と考えられます。明治期には北海道などで多数生息しており、2018年研究でも当時約70万頭と推定され、現在と大きく変わらない可能性が示されています。(*1)

また、ニホンジカは在来種であり、国内の取り組みでも生態系から排除せずとも被害(食害)は管理可能な例があります。侵入防止柵という非致死的手法だけで、植生回復が長期的に確認されました。

よって、「鹿の食害対策=全頭駆除が不可避という前提は、科学的に成立しません。

生態学の知見によれば、野生動物の個体数が人為的に減少した場合、その種では繁殖率の上昇や子どもの生存率の向上などが生じ、結果として個体数が回復する傾向があることが知られています。捕殺は一見有効に見えますが、実際には繁殖率上昇や周辺からの流入によるリバウンドで効果は一時的になりがちです。(*2)

少なくとも、柵による空間管理、長期モニタリング、段階的評価を尽くさずに全頭駆除に進むのは、合理性を欠く施策です。

【駆除ではなく柵などの対策で効果が見られた市町村例】

*いずれも長年にわたる緻密な計測、効果観測がされています。

■尾瀬国立公園の鹿食害対策(北関東)

https://www.env.go.jp/park/content/000125113.pdf

P93 柵設置の詳細

P102 柵内の食害がなくなっている旨の報告

■ 大台ヶ原長期観測と防止柵での対策(奈良、三重)

https://www.tandfonline.com/doi/pdf/10.1007/s10310-006-0216-9

大台ヶ原では、ニホンジカを捕獲・駆除することなく、侵入防止柵のみで13年間にわたり植生の回復が確認されており、鹿の存在自体を排除せずとも食害対策が可能であることが、国際査読誌において実証されています。(Hattori et al., 2009, Journal of Forest Research)。

参考文献

*1 「北海道開拓当初,エゾシカ70万頭が生息していた可能性」PRESS RELEASE 北海道大学(最終閲覧日:2025年12月23日)

*2 江口祐輔『最新の動物行動学に基づいた動物による農作物被害の総合対策』誠文堂新光社、2013

※岡田様のブログ(https://wild-deer-initiative.webnode.jp/l/new6/)を了承を得て引用・参考しております

Copy link
WhatsApp
Facebook
Nextdoor
Email
X