#STOP令和の地上げ屋 ・株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)は平出恵津子さんの住むアパートの取り壊しをやめて下さい。


#STOP令和の地上げ屋 ・株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)は平出恵津子さんの住むアパートの取り壊しをやめて下さい。
署名活動の主旨
2024年12月19日 更新
🌳「謝罪」「再発防止策」と言いながら、「こっそりと」株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)による「令和の地上げ」が続いていることが発覚🌳
11月18日、株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)は自ら上告を断念し、東京高裁での平出恵津子さんの「勝訴判決」(11月7日)が確定しました。
その際、「取締役会で、立ち退き交渉において問題があたったとの声が出た」 とのことで、今後、平出恵津子さんへの「謝罪」と「再発防止策」を検討していくとまで伝えてきていました。
●にも関わらず、その文言と並行して、平出恵津子さんに行われたものと全く同様な手口の「地上げ行為」が行われていることが発覚しました!
(詳細は、このオンライン署名の「署名ページのお知らせ・最新状況」
https://www.change.org/p/stop令和の地上げ屋-株式会社atc-代表-レオパレス21創業者-深山祐助氏-は平出恵津子さんの住むアパートの取り壊しをやめて下さい/u/33115300
に記します。)
12月8日の深夜、「柿の木訴訟」を支える会・事務局に1通のメールが届きました。
「どうか」「何卒何卒」お力をお貸しくださいと。
メールの主は、都内にお住まいの豊さん(仮名)。
その中身は…先日、11月末日、売買契約により株式会社ATCが都内の賃貸マンションとその底地を買受けました。その直後、豊さんら住人に対して、渉外担当を通して「建物を6ヶ月後に取り壊すことが決まった」旨「会社としての決定事項である」と断定的に告げて、立ち退きのための合意書案を一方的に個別訪問して押しつけ、1週間以内に返答するようにと迫られている、とのこと。
世帯でお住いのマンションで、お子さんの保育園や進級したばかりの小学校の転校なども伴うことから、探す場所も限られて、内見しても予算内ではガッカリするような部屋ばかりで、豊さんは夜も眠れなくなってしまったそうです。
2年半の裁判は、平出恵津子さんにとって、長く苦しい時間でした。同じような地上げで苦しむ人が出てこないようにとの願いを込めて、この裁判判例を社会的な教訓と生かせるようにと願って、踏ん張って、立派な勝訴判決を勝ち取りました。
二重、三重に、平出恵津子さんの想い、平和な「暮らし」への願いを踏み躙るものです。
このオンライン署名キャンペーンの趣旨「たまたま今回の件が平出さんの住んでいるお家だっただけであって、これまでも、そしてきっと今もこれからも誰かに訪れ得る危機です。平出さんのためにも、きっといる他の誰かのためにも、そして未来の自分のためにも、誰かの利益の為に当たり前の生活が脅かされることを認めるわけにはいきません。平出さんへの連帯の気持ちを、ぜひ署名という形で表明していきたい」
の文言をあらためて振り返りますに、まだまだ、#STOP令和の地上げ屋 ・株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)キャンペーンを続けざるを得ません。
市民・住民の安心した暮らしが脅かされることのないよう、引き続き署名へのご協力を以下の通り、お願い申し上げます。
・
当たり前の暮らしが明日も「この場所」で続きますように。
(画像は、ロゴ。中央に文字で「令和の地上げ屋から市民(私たち)の暮らしを守る」。左右から柿の木の葉を模したイラストが文字を支え、左上に文字「平出恵津子さんの暮らすアパートの取り壊しをやめてください」。)
- 株式会社ATC(代表・深山祐助)は、平出恵津子さんの住むアパートの取り壊しをやめて下さい
- 国土交通省関東地方整備局は、株式会社ATCによる違法・不当な「地上げ行為」に対して宅建業法第六章の監督規定に基づき監督処分を科して下さい。(宅建業法違反の根拠は、「令和の地上げ屋って何?」「令和の地上げ屋の巧妙な手口」内の、通称「昭和62年通達」の説明を参照。)
2022年5月、東京・新宿。平出恵津子さんの住むアパートが、株式会社ATC・深山祐助 社長(現会長)に買い取られました。
アパートが買い取られて大家さんが変わること自体はよくあることです。大家さんに対して立場の弱い住人の居住権を守る法律(借地借家法)があり、人が住んでいる建物を買い取った新しい大家さんは、これまで通り賃貸借契約を守る責任を負うので、通常は住んでいる人が困ることはありません。
ところが、この大家さん、、、昭和のいわゆる「バブル期」から不動産業界で大きな社会問題を引き起こしてきた人物でした。レオパレス21や株式会社MDIを創業した深山祐助氏、現在は土地の買取再販をもっぱらにしている「令和の地上げ屋」 とも言える存在です。(深山祐助氏が引き起こした社会問題とは? )
平出さんの住むアパートを土地ごと買い取ったその3日後に、「取り壊すことが決まっているから出ていって」と、平出さん達・住人に立ち退きを申し入れてきたのです。
- 借地借家法ではよほど大きな事情(正当事由)がない限り、大家さんから解約を申し入れることは認められていません。
- また、不動産の専門業者(宅建業者)なので、一般の大家さんよりも宅建業法上の特別に大きな説明責任が求められます。
「よほど大きな事情(正当事由)」とは何があるのですか? と説明を求め続けたところ、全く説明が無いままに裁判(建物明け渡し請求訴訟)を突然に起こされてしまいました。平出さんは「アパートと自分の暮らしを守るため」のたたかいに巻き込まれていきます。
平出恵津子さんのお部屋の目の前には、新宿では珍しい大きな柿の木が立っています。
柿の木には小鳥が羽を休め、柿の実を食べに来ます。その木陰に紛れて狸がいたり、地域のねこも暮らしています。この大きな柿の木に育まれるような暮らしが、明日も明後日も、当たり前に続きますように…そんな願いを込めて「柿の木訴訟」とその裁判を「支える会」です。
ホームページには、訴訟までのもっと詳しい経緯や、支える会のメンバーのメッセージなどが載っているので、興味を持った方はのぞいてみてください。↓
たまたま今回の件が平出さんの住んでいるお家だっただけであって、これまでも、そしてきっと今もこれからも誰かに訪れ得る危機です。平出さんのためにも、きっといる他の誰かのためにも、そして未来の自分のためにも、誰かの利益の為に当たり前の生活が脅かされることを認めるわけにはいきません。平出さんへの連帯の気持ちを、ぜひ署名という形で表明してくださると、とても力になります。そして、よければ周りの方にもこのキャンペーンを広めてくださるとありがたいです。
・・・2024年12月19日現在・訴訟の進捗状況と「勝訴判決」のその後・・・
2024年1月31日・東京地裁(一審)判決において、株式会社ATCからの「更新拒絶と建物明渡請求」が棄却されました(平出さんの実質的な勝訴)。
裁判では、「建物を取り壊した後に何をしたいのか?」という点が賃貸人・大家さんにとっての「正当事由」として最大の争点になります。しかし、判決文では、「原告(株式会社ATC)は、当初から取壊しを前提として本件マンション(平出恵津子さんの住むアパート)を買い受けたものである」「取壊し後の具体的な計画について何ら主張、 立証はない」と明記され、明確に株式会社ATCの主張は却られました。
(参照:東京地裁判決→https://柿の木.net/our-vision/#toukyoutisaihannketu)
平出恵津子さんは安心して裁判をこれで終わらせるつもりでした。
しかし、2月13日、株式会社ATCは平出さんが暮らす建物の明け渡しを求めてまさかの控訴を行ってきました。
2024年9月5日、東京高裁(控訴審)での第二回口頭弁論で「結審」(裁判での全ての審理が終わること)しました。この控訴審でも、東京地裁・一審同様、借地借家法に基づく最も重要な「正当事由」の要素である自らの「建築計画」すら主張されませんでした。実質的な「スラップ訴訟」です。
●「令和の地上げ屋」とは...訴訟を脅しの様に用いる「地上げ行為」
東京地裁(一審)と東京高裁(控訴審)での平出さんが負担する訴訟費用は併せて120万円に上ります。平出さんが老後の生活のために日々の生活費を切り詰めて蓄えていた貯金を切り崩しての出費です。
平出さんにとって全く望まない裁判ですが、この上、さらに上訴(最高裁)されると、合計200万円ほどの訴訟費用になる見通しです。これ以上の訴訟費用の負担は平出さんには耐えきれません。
「令和の地上げ屋」は、暴力団やブルドーザーを使うことはしませんが、勝つ見込みが無いと分かっている裁判を何度も提起して、訴訟費用で住民を追い詰めてきます。
(参照→「なぜ負けると分かっている訴訟を起こすのか?」)
この度の控訴審では「住民が住むアパートを『取り壊し目的で』買い取る行為(不当な地上げ行為)自体の違法性」を訴えることとなりますが、それが認められなければ、平出さんの生活が訴訟費用で破綻に追い込まれることとなります。
●11月7日(木)東京高裁にて判決。
東京地裁(一審)判決を支持して、株式会社ATCからの「更新拒絶と建物明渡請求」が棄却されました(再び平出さんの勝訴)。
●11月18日 (月) 株式会社ATCが正式に上告権を放棄
株式会社ATCは「賃貸人・大家さん」として、平出恵津子さんの「暮らし」とどのように向き合ってゆくのか。ここから大切なことが問われることとなります。
●12月8日の深夜、オンライン署名の内容を知った都内・住民の方から「柿の木訴訟」を支える会・事務局に1通のメールが届く
勝訴判決の確定後、平出恵津子さんに対しては「謝罪」「再発防止策」と言いながら、「こっそりと」株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)による「令和の地上げ」が続いていることが発覚。
現在、事務局では、今回の平出恵津子さんの東京高裁・勝訴判決を受けて、今後、多くの方に暮らしを守るための盾の一つとして使っていただけるよう国交相や不動産業界団体と協議を進めながらそれを踏まえて「成果と課題」を作成している最中です。
しかし、この突然の新たな「令和の地上げ」行為に、並行して対応せざるを得なくなりました。
…書きかけのもの(本当に殴り書きの中途半端な途中です)ですが、取り急ぎ途中でも共有することを優先して、現状のまま下記にリンクを貼らせて頂きます。
↓
「柿の木訴訟」にみる成果と課題
https://柿の木.net/kakinokisosyoua.net/kakinokisosyounimiru/
新たな「令和の地上げ」行為に対応しながら、随時書き加えていきます。
市民・住民の安心した暮らしが脅かされることのないよう、引き続き署名へのご協力を以下の通り、お願い申し上げます。
多くの市民・住民のみなさんからの応援の声をオンライン署名としてチカラにさせて下さい!
お知り合いの方などにお薦め頂いたり、SNS等での拡散にご協力頂けますよう、どうぞ、よろしくお願いいたします。
・・・・・・・・
最後に、平出恵津子さん・ご本人のメッセージをご紹介します。
「将来に不安はあるけれど、一生懸命生きています。」
私は今50代で、小さな出版社で長く契約社員として働いています。離婚をして3年前から初めての一人暮らしをしています。中高年で低所得の非正規・一人暮らしというと、どうしてもみじめな生活や孤独な暮らしが思い浮かんできます。わたしはそうならないように、思い切って手取り収入の半分近くをお家賃と決めて、にぎわいがある町や商店街があって、相談できる人が近くにいる場所に暮らそうと、時間をかけてお部屋を探しました。
ようやく見つけたのが今のアパートです。目の前に大きな柿の木があり、深呼吸したくなる雰囲気です。お部屋もちゃんと料理ができるように二口ガスコンロがあって、清潔で、暮らしやすいとてもいいお部屋です。私がここに暮らしていますと胸をはって言えるようなお部屋だと思っています。
そうやって、自分の暮らしを肯定できるように一生懸命暮らしていたところ、突然、建物の取り壊しを前提とした不動産会社がアパートを買い取って、私はすぐにでも引っ越し先を探してほしいと告げられました。
望まない引っ越しを迫られるなかで、私は一人の女性のことを思い出しました。
2020年東京・渋谷区内のバス停で男性に殴られて命を落とした大林三佐子さんです。大林さんは事件当時、ホームレス状態でした。
大林さんは、派遣会社に登録して、スーパーで試食販売の仕事をしていたといいます。コロナ前は都内でアパート暮らしをされていたそうですが、非正規雇用でもあり、歳を重ねるなかで仕事も減っていき、アパートを出ることになってしまいました。
いろんな事情のなか、住居を失いバス停で夜を過ごす姿が、わたしにも重なるように思えました。
不動産会社の立退き担当の人には、私の暮らしは「残り1件」で、早く処理をしなければならない問題でしかなく、人として扱われなかったことにショックを受けました。
企業の利益が優先されて、望まない転居を強いられれば、精一杯保っている私の暮らしのままではいられず、惨めな暮らしに送ることになり、この先、どこかで踏みとどまれず、住まいを失っていくのではないかと、不安に襲われることもあります。
「借地借家法」という法律があっても、立ち退かせたい企業が勝手に法律を守ってくれるとは限らないと知りました。
でも、法律を無視して立ち退かせることが当たり前になってしまう社会になることはとてもこわいと思いました。
私の住まい・暮らしを守ることが、私の未来と、私たちの未来・社会も変えていく一歩になると信じて、「柿の木訴訟」に臨んでいます。
私が体験した現代の不法な追い出しの実態を、広く知ってもらって、私と同じようにギリギリの暮らしをしている人たちが、望まない転居を強いられて、生活が不本意に変わってしまうことがない世の中になることを願っています。
大林三佐子さんの事件とは
詳細は下記の外部リンクをクリック
(NHK事件記者取材noteより) 追跡 記者のノートから「ひとり、都会のバス停で~彼女の死が問いかけるもの」

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署名活動の主旨
2024年12月19日 更新
🌳「謝罪」「再発防止策」と言いながら、「こっそりと」株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)による「令和の地上げ」が続いていることが発覚🌳
11月18日、株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)は自ら上告を断念し、東京高裁での平出恵津子さんの「勝訴判決」(11月7日)が確定しました。
その際、「取締役会で、立ち退き交渉において問題があたったとの声が出た」 とのことで、今後、平出恵津子さんへの「謝罪」と「再発防止策」を検討していくとまで伝えてきていました。
●にも関わらず、その文言と並行して、平出恵津子さんに行われたものと全く同様な手口の「地上げ行為」が行われていることが発覚しました!
(詳細は、このオンライン署名の「署名ページのお知らせ・最新状況」
https://www.change.org/p/stop令和の地上げ屋-株式会社atc-代表-レオパレス21創業者-深山祐助氏-は平出恵津子さんの住むアパートの取り壊しをやめて下さい/u/33115300
に記します。)
12月8日の深夜、「柿の木訴訟」を支える会・事務局に1通のメールが届きました。
「どうか」「何卒何卒」お力をお貸しくださいと。
メールの主は、都内にお住まいの豊さん(仮名)。
その中身は…先日、11月末日、売買契約により株式会社ATCが都内の賃貸マンションとその底地を買受けました。その直後、豊さんら住人に対して、渉外担当を通して「建物を6ヶ月後に取り壊すことが決まった」旨「会社としての決定事項である」と断定的に告げて、立ち退きのための合意書案を一方的に個別訪問して押しつけ、1週間以内に返答するようにと迫られている、とのこと。
世帯でお住いのマンションで、お子さんの保育園や進級したばかりの小学校の転校なども伴うことから、探す場所も限られて、内見しても予算内ではガッカリするような部屋ばかりで、豊さんは夜も眠れなくなってしまったそうです。
2年半の裁判は、平出恵津子さんにとって、長く苦しい時間でした。同じような地上げで苦しむ人が出てこないようにとの願いを込めて、この裁判判例を社会的な教訓と生かせるようにと願って、踏ん張って、立派な勝訴判決を勝ち取りました。
二重、三重に、平出恵津子さんの想い、平和な「暮らし」への願いを踏み躙るものです。
このオンライン署名キャンペーンの趣旨「たまたま今回の件が平出さんの住んでいるお家だっただけであって、これまでも、そしてきっと今もこれからも誰かに訪れ得る危機です。平出さんのためにも、きっといる他の誰かのためにも、そして未来の自分のためにも、誰かの利益の為に当たり前の生活が脅かされることを認めるわけにはいきません。平出さんへの連帯の気持ちを、ぜひ署名という形で表明していきたい」
の文言をあらためて振り返りますに、まだまだ、#STOP令和の地上げ屋 ・株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)キャンペーンを続けざるを得ません。
市民・住民の安心した暮らしが脅かされることのないよう、引き続き署名へのご協力を以下の通り、お願い申し上げます。
・
当たり前の暮らしが明日も「この場所」で続きますように。
(画像は、ロゴ。中央に文字で「令和の地上げ屋から市民(私たち)の暮らしを守る」。左右から柿の木の葉を模したイラストが文字を支え、左上に文字「平出恵津子さんの暮らすアパートの取り壊しをやめてください」。)
- 株式会社ATC(代表・深山祐助)は、平出恵津子さんの住むアパートの取り壊しをやめて下さい
- 国土交通省関東地方整備局は、株式会社ATCによる違法・不当な「地上げ行為」に対して宅建業法第六章の監督規定に基づき監督処分を科して下さい。(宅建業法違反の根拠は、「令和の地上げ屋って何?」「令和の地上げ屋の巧妙な手口」内の、通称「昭和62年通達」の説明を参照。)
2022年5月、東京・新宿。平出恵津子さんの住むアパートが、株式会社ATC・深山祐助 社長(現会長)に買い取られました。
アパートが買い取られて大家さんが変わること自体はよくあることです。大家さんに対して立場の弱い住人の居住権を守る法律(借地借家法)があり、人が住んでいる建物を買い取った新しい大家さんは、これまで通り賃貸借契約を守る責任を負うので、通常は住んでいる人が困ることはありません。
ところが、この大家さん、、、昭和のいわゆる「バブル期」から不動産業界で大きな社会問題を引き起こしてきた人物でした。レオパレス21や株式会社MDIを創業した深山祐助氏、現在は土地の買取再販をもっぱらにしている「令和の地上げ屋」 とも言える存在です。(深山祐助氏が引き起こした社会問題とは? )
平出さんの住むアパートを土地ごと買い取ったその3日後に、「取り壊すことが決まっているから出ていって」と、平出さん達・住人に立ち退きを申し入れてきたのです。
- 借地借家法ではよほど大きな事情(正当事由)がない限り、大家さんから解約を申し入れることは認められていません。
- また、不動産の専門業者(宅建業者)なので、一般の大家さんよりも宅建業法上の特別に大きな説明責任が求められます。
「よほど大きな事情(正当事由)」とは何があるのですか? と説明を求め続けたところ、全く説明が無いままに裁判(建物明け渡し請求訴訟)を突然に起こされてしまいました。平出さんは「アパートと自分の暮らしを守るため」のたたかいに巻き込まれていきます。
平出恵津子さんのお部屋の目の前には、新宿では珍しい大きな柿の木が立っています。
柿の木には小鳥が羽を休め、柿の実を食べに来ます。その木陰に紛れて狸がいたり、地域のねこも暮らしています。この大きな柿の木に育まれるような暮らしが、明日も明後日も、当たり前に続きますように…そんな願いを込めて「柿の木訴訟」とその裁判を「支える会」です。
ホームページには、訴訟までのもっと詳しい経緯や、支える会のメンバーのメッセージなどが載っているので、興味を持った方はのぞいてみてください。↓
たまたま今回の件が平出さんの住んでいるお家だっただけであって、これまでも、そしてきっと今もこれからも誰かに訪れ得る危機です。平出さんのためにも、きっといる他の誰かのためにも、そして未来の自分のためにも、誰かの利益の為に当たり前の生活が脅かされることを認めるわけにはいきません。平出さんへの連帯の気持ちを、ぜひ署名という形で表明してくださると、とても力になります。そして、よければ周りの方にもこのキャンペーンを広めてくださるとありがたいです。
・・・2024年12月19日現在・訴訟の進捗状況と「勝訴判決」のその後・・・
2024年1月31日・東京地裁(一審)判決において、株式会社ATCからの「更新拒絶と建物明渡請求」が棄却されました(平出さんの実質的な勝訴)。
裁判では、「建物を取り壊した後に何をしたいのか?」という点が賃貸人・大家さんにとっての「正当事由」として最大の争点になります。しかし、判決文では、「原告(株式会社ATC)は、当初から取壊しを前提として本件マンション(平出恵津子さんの住むアパート)を買い受けたものである」「取壊し後の具体的な計画について何ら主張、 立証はない」と明記され、明確に株式会社ATCの主張は却られました。
(参照:東京地裁判決→https://柿の木.net/our-vision/#toukyoutisaihannketu)
平出恵津子さんは安心して裁判をこれで終わらせるつもりでした。
しかし、2月13日、株式会社ATCは平出さんが暮らす建物の明け渡しを求めてまさかの控訴を行ってきました。
2024年9月5日、東京高裁(控訴審)での第二回口頭弁論で「結審」(裁判での全ての審理が終わること)しました。この控訴審でも、東京地裁・一審同様、借地借家法に基づく最も重要な「正当事由」の要素である自らの「建築計画」すら主張されませんでした。実質的な「スラップ訴訟」です。
●「令和の地上げ屋」とは...訴訟を脅しの様に用いる「地上げ行為」
東京地裁(一審)と東京高裁(控訴審)での平出さんが負担する訴訟費用は併せて120万円に上ります。平出さんが老後の生活のために日々の生活費を切り詰めて蓄えていた貯金を切り崩しての出費です。
平出さんにとって全く望まない裁判ですが、この上、さらに上訴(最高裁)されると、合計200万円ほどの訴訟費用になる見通しです。これ以上の訴訟費用の負担は平出さんには耐えきれません。
「令和の地上げ屋」は、暴力団やブルドーザーを使うことはしませんが、勝つ見込みが無いと分かっている裁判を何度も提起して、訴訟費用で住民を追い詰めてきます。
(参照→「なぜ負けると分かっている訴訟を起こすのか?」)
この度の控訴審では「住民が住むアパートを『取り壊し目的で』買い取る行為(不当な地上げ行為)自体の違法性」を訴えることとなりますが、それが認められなければ、平出さんの生活が訴訟費用で破綻に追い込まれることとなります。
●11月7日(木)東京高裁にて判決。
東京地裁(一審)判決を支持して、株式会社ATCからの「更新拒絶と建物明渡請求」が棄却されました(再び平出さんの勝訴)。
●11月18日 (月) 株式会社ATCが正式に上告権を放棄
株式会社ATCは「賃貸人・大家さん」として、平出恵津子さんの「暮らし」とどのように向き合ってゆくのか。ここから大切なことが問われることとなります。
●12月8日の深夜、オンライン署名の内容を知った都内・住民の方から「柿の木訴訟」を支える会・事務局に1通のメールが届く
勝訴判決の確定後、平出恵津子さんに対しては「謝罪」「再発防止策」と言いながら、「こっそりと」株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)による「令和の地上げ」が続いていることが発覚。
現在、事務局では、今回の平出恵津子さんの東京高裁・勝訴判決を受けて、今後、多くの方に暮らしを守るための盾の一つとして使っていただけるよう国交相や不動産業界団体と協議を進めながらそれを踏まえて「成果と課題」を作成している最中です。
しかし、この突然の新たな「令和の地上げ」行為に、並行して対応せざるを得なくなりました。
…書きかけのもの(本当に殴り書きの中途半端な途中です)ですが、取り急ぎ途中でも共有することを優先して、現状のまま下記にリンクを貼らせて頂きます。
↓
「柿の木訴訟」にみる成果と課題
https://柿の木.net/kakinokisosyoua.net/kakinokisosyounimiru/
新たな「令和の地上げ」行為に対応しながら、随時書き加えていきます。
市民・住民の安心した暮らしが脅かされることのないよう、引き続き署名へのご協力を以下の通り、お願い申し上げます。
多くの市民・住民のみなさんからの応援の声をオンライン署名としてチカラにさせて下さい!
お知り合いの方などにお薦め頂いたり、SNS等での拡散にご協力頂けますよう、どうぞ、よろしくお願いいたします。
・・・・・・・・
最後に、平出恵津子さん・ご本人のメッセージをご紹介します。
「将来に不安はあるけれど、一生懸命生きています。」
私は今50代で、小さな出版社で長く契約社員として働いています。離婚をして3年前から初めての一人暮らしをしています。中高年で低所得の非正規・一人暮らしというと、どうしてもみじめな生活や孤独な暮らしが思い浮かんできます。わたしはそうならないように、思い切って手取り収入の半分近くをお家賃と決めて、にぎわいがある町や商店街があって、相談できる人が近くにいる場所に暮らそうと、時間をかけてお部屋を探しました。
ようやく見つけたのが今のアパートです。目の前に大きな柿の木があり、深呼吸したくなる雰囲気です。お部屋もちゃんと料理ができるように二口ガスコンロがあって、清潔で、暮らしやすいとてもいいお部屋です。私がここに暮らしていますと胸をはって言えるようなお部屋だと思っています。
そうやって、自分の暮らしを肯定できるように一生懸命暮らしていたところ、突然、建物の取り壊しを前提とした不動産会社がアパートを買い取って、私はすぐにでも引っ越し先を探してほしいと告げられました。
望まない引っ越しを迫られるなかで、私は一人の女性のことを思い出しました。
2020年東京・渋谷区内のバス停で男性に殴られて命を落とした大林三佐子さんです。大林さんは事件当時、ホームレス状態でした。
大林さんは、派遣会社に登録して、スーパーで試食販売の仕事をしていたといいます。コロナ前は都内でアパート暮らしをされていたそうですが、非正規雇用でもあり、歳を重ねるなかで仕事も減っていき、アパートを出ることになってしまいました。
いろんな事情のなか、住居を失いバス停で夜を過ごす姿が、わたしにも重なるように思えました。
不動産会社の立退き担当の人には、私の暮らしは「残り1件」で、早く処理をしなければならない問題でしかなく、人として扱われなかったことにショックを受けました。
企業の利益が優先されて、望まない転居を強いられれば、精一杯保っている私の暮らしのままではいられず、惨めな暮らしに送ることになり、この先、どこかで踏みとどまれず、住まいを失っていくのではないかと、不安に襲われることもあります。
「借地借家法」という法律があっても、立ち退かせたい企業が勝手に法律を守ってくれるとは限らないと知りました。
でも、法律を無視して立ち退かせることが当たり前になってしまう社会になることはとてもこわいと思いました。
私の住まい・暮らしを守ることが、私の未来と、私たちの未来・社会も変えていく一歩になると信じて、「柿の木訴訟」に臨んでいます。
私が体験した現代の不法な追い出しの実態を、広く知ってもらって、私と同じようにギリギリの暮らしをしている人たちが、望まない転居を強いられて、生活が不本意に変わってしまうことがない世の中になることを願っています。
大林三佐子さんの事件とは
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(NHK事件記者取材noteより) 追跡 記者のノートから「ひとり、都会のバス停で~彼女の死が問いかけるもの」

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意思決定者
2024年6月3日に作成されたオンライン署名