

現在、事務局では、今回の平出恵津子さんの東京高裁・勝訴判決を受けて、今後、多くの方に暮らしを守るための盾の一つとして使っていただけるよう国交相や不動産業界団体と協議を進めながらそれを踏まえながら「成果と課題」を作成している最中です。
しかし、とんでもないニュースが飛び込んできて、並行して対応せざるを得なくなりました。
…書きかけのもの(本当に殴り書きの中途半端な途中です)ですが、取り急ぎ途中でも共有することを優先して、現状のまま下記にリンクを貼っておきます。 ↓
「柿の木訴訟」にみる成果と課題
https://柿の木.net/kakinokisosyoua.net/kakinokisosyounimiru/
下記に記されます通り、あらたな「令和の地上げ」行為に対応しつつ、随時書き加えていきます。
●平出恵津子さんに対するものと全く同様の悪質な「地上げ行為」が発覚●
1週間前の深夜、「柿の木訴訟」を支える会・事務局に1通のメールが届きました。
「どうか」「何卒何卒」お力をお貸しくださいと。
メールの主は、都内にお住まいの豊さん(仮名)。
その中身は…先日、11月末日、売買契約により株式会社ATCが都内の賃貸マンションとその底地を買受けました。その直後、豊さんら住人に対して、渉外担当を通して「建物を6ヶ月後に取り壊すことが決まった」旨「会社としての決定事項である」と断定的に告げて、立ち退きのための合意書案を一方的に個別訪問して押しつけ、1週間以内に返答するようにと迫られている、とのこと。
世帯でお住いのマンションで、お子さんの保育園や進級したばかりの小学校の転校なども伴うことから、探す場所も限られて、内見しても予算内ではガッカリするような部屋ばかりで、豊さんは夜も眠れなくなってしまったそうです。
この強引な立ち退き申し入れ・交渉は、2022年に平出恵津子さんに対して行われたものと些かも変わりません。
6ヶ月後の建物取り壊しを「社としての決定事項」であるように告げて思い込ませるやり口は、東京高裁判決文にも問題のあるものとして明記されています。また住民への「お知らせ」などの書面は、まるで雛形をそのまま使っているかと思えるほど、平出さんの際と同じフォーマットのものです。
建物の修繕・清掃などについては、当初の渉外担当者から嫌がらせのように修繕の拒否を受けたことを彷彿とさせます(その後、担当が代わり、現在はとてもスムーズな対応をして頂いています。)
そして、、なんと、その渉外担当者は、平出さんの時と同じ人物!
事務局から豊さんに直ぐに連絡を取り、対応を話し合いました。
●「謝罪」「再発防止策」と言いながら、並行してこんなことが進められ…平出恵津子さんの2年半に及ぶ長く苦しい裁判の中で勝ち取った「勝訴判決」に込めた平和な「暮らし」への願いを踏み躙る行為●
前回のお知らせの通り、11月18日 (月) 株式会社ATCが正式に上告権を放棄して平出恵津子さんの勝訴判決が確定しました。
その後、株式会社ATCからは「取締役会で、立ち退き交渉において問題があたったとの声が出た」 とのことで、今後、平出恵津子さんへの「謝罪」と「再発防止策」を検討していくと伝えてきていました。
どのような内容か分からないとはいえ、一歩前進だと、この時は事務局も平出恵津子さんも思いました。「謝罪」と「再発防止策」についても、一過性のものではなく、今後は、なんでしたら「#がんばれATC」をつけて応援しながら、多くの市民も一緒に時間をかけて二度とこのような「令和の地上げ」が起こらない仕組みをつくっていけるのではないか、とさえ思っていました。
上記・11月末とは、株式会社ATCが平出恵津子さんに対して「謝罪」と「再発防止策」の検討と口にしていた、まさにその時でした。「大きな声をあげている人」に向けては体のいいことを言って黙らせ、その隙に、急いでことを進めてしまおうとでも思っていたのでしょうか?
2年半の裁判は、平出恵津子さんにとって、長く苦しい時間でした。同じような地上げで苦しむ人が出てこないようにとの願いを込めて、この裁判判例を社会的な教訓と生かせるようにと願って、踏ん張って、立派な勝訴判決を勝ち取りました。
二重、三重に、平出恵津子さんの想い、平和な「暮らし」への願いを踏み躙るものです。
そもそも、東京高裁・判決文全体の趣旨は、オーナーチェンジであれ建物取り壊しを意図していたものであれ、「賃貸人の地位を承継」した以上、「不動産の売買等を目的とする会社」の高い専門性のもとに承継された賃貸人としての責務を果たすよう、強く指摘するものです。
●当たり前の暮らしが
明日も
「この場所」で続きますように
―――引き続きオンライン署名へのご協力をお願い致します●
平出恵津子さんと支える会・事務局もこの件を協議いたしました。特に東京高裁の判決が確定した直後にこのような「地上げ行為」が行われていたことには、私共はショックを受けています。
このオンライン署名の趣旨を再度引用します。
「たまたま今回の件が平出さんの住んでいるお家だっただけであって、これまでも、そしてきっと今もこれからも誰かに訪れ得る危機です。平出さんのためにも、きっといる他の誰かのためにも、そして未来の自分のためにも、誰かの利益の為に当たり前の生活が脅かされることを認めるわけにはいきません。平出さんへの連帯の気持ちを、ぜひ署名という形で表明していきたい」
まだまだ、#STOP令和の地上げ屋 ・株式会社ATC(代表・レオパレス21創業者 深山祐助氏)キャンペーンを続けざるを得ません。
現在、この件を含めて関東圏において、平出さんの新宿・「ビューロー改代」を含めて3地域・3棟8世帯(世帯には小さな子どもも含まれます)で、株式会社ATCからの「地上げ行為」に断固対抗して立ち退き請求に反対するためのネットワークも出来上がりました。現在、都内のもう一つの地域とは情報共有をしており、これからネットワークに加わるところも増えてくるでしょう。
これら地上げ行為が続く限り、平出恵津子さんも「柿の木訴訟」を支える会・事務局も、株式会社ATCから形だけの謝罪があったとしても誠意あるものとして見なすことは出来ないので、謝罪を受け入れることは出来ません。
引き続き、オンライン署名へのご協力をお願い致します。身近な方々にお知らせ頂けますと幸いです。
https://x.com/kakinokisasaeru/status/1868855796039303497