
https://mainichi.jp/articles/20171111/k00/00e/040/282000c
※リンク先のyahooニュースの記事が、削除されておりましたので
訂正し再掲いたします。
ICU4年の古川英明さんが、2015年6月に、三鷹研究所に関するリポートを作成するため学内を調べていたところ、資材置き場で、旧陸軍ジェット戦闘機のエンジン部品を発見したそうです。
毎日新聞の記事を、抜粋いたします。
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戦後にICUが買い取った三鷹研究所の敷地内で出土し、1950年代前半までにICUの保全業務に携わる建設会社社長宅の軒先に置かれた後、約20年前に資材置き場に移されたという。70年近く雨ざらしにされて全体的にさびているものの、カバーの一部を除いて目立った破損はない。
古川さんの恩師で、三鷹研究所の歴史を調べたICU高校の高柳昌久教諭が、日本航空協会と東京文化財研究所に部品の調査を依頼。形状や当時貴重だったステンレスが使われていることなどから、三鷹研究所が日立製作所とともに開発を進めたジェットエンジン「ネ230」の部品の可能性が高いことが判明した。
太平洋戦争末期、旧海軍がジェット特殊攻撃機「橘花(きっか)」の開発を進めたのに対し、旧陸軍は米軍の爆撃機B29を迎撃するために「火龍」を計画した。
ネ230が1機に二つずつ搭載される予定だったが、試験運転をしただけで実機は完成しないまま終戦を迎えたという。見つかった排気ノズルには他の部品と接合した痕跡がないため、試作品とみられる。溶接が粗く強度が不足しており、ドリルで開けた穴にできる「バリ」と呼ばれる突起も多く残っている。
日本航空協会の長島宏行・専任部長は「当時、世界最先端だったジェットエンジンを作る基礎的な技術はあったが、熟練工が不足した時期で、粗雑な点も見える。悪化する戦局を打開するために開発を急いだことがうかがえる」と話す。
ICUは部品を貴重な近代化遺産として学内で展示することを検討している。
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本キャンペーンでは、「ICUのバカ山とその周辺の環境を保全してほしい」ということを訴えてきましたが、ICUのキャンパスには、日本だけではなく、世界的にも価値のある「戦争遺産」が数多く残されています。
あらゆる大学が新しい建物を建てている今の時代にあって、ICUには、古い建物が残っています。
繰り返しこのお知らせにも書かせていただいておりますが、過去を無視する、短期的な利益を目的にした再開発によって、これまで培われてきたICUの価値は、失われてしまうでしょう。
草創期の先輩方が作り上げてきた、キャンパスに眠る遺産を、未来のために、どうか、保全していただきたいと思います。