Oct 20, 2023

皆様に大変つらいご報告をいたします。

2023年10月6日より竹林が次々と伐採され、10月17日には竹林を囲んでいた樹木も全て切り払われ、今はただゴロゴロとむき出しになった根の残骸と土の山があるだけとなり、草1本すら生えていません。一日中さえずっていた野鳥たちの楽し気な声は全く聞こえなくなりました。命の輝きに満ち溢れていた竹林は、今ではさながら荒涼とした砂漠となり果てました。

(写真は10月6日、ついに伐採が始まり地面に累々と横たわる青竹の屍です)

 

三井不動産レジデンシャルは、地域住民の要望を無視し、当初計画通り11戸もの狭小住宅(建物名:ファインコート)を建てるそうです。

この造成工事の一番の問題点は、1,500㎡弱の広い土地を故意に細分化し1区画の面積を120㎡未満にすることにより、風致地区条例の建築規制がほぼなくなってしまい、結果、条例の趣旨である ”都市における自然環境を保全する” ことが不可能となってしまうという点にあります。

私たち住民はこれまで、風致地区の住環境を先人から受け継いだ地域の財産として、大切にしてきました。しかしこの工事はそんな長年にわたる住民の努力を踏みにじり、風致地区としての価値をおとしめるものです。

一体、この無謀な建築計画を利益優先で断行する会社は、一事業者として当然負うべき社会通念上の道義的責任を果たしていると言えるのでしょうか?その点について会社の考えをぜひ伺いたいです。

 

ところで8月23日には保坂展人世田谷区長から秘書課長を通じて、

「地域住民と三井不動産レジデンシャル株式会社の、どちらの要望も0%、100%とはならないよう妥協点を見つけるよう、世田谷区が両者の間に入り対応する」

と、勇気づけられる伝言を受け取りました。が、今、事業者の要望が100%実現し、地域住民の要望は0%となることが確実となりました。

 

ファインコート建築完成後は、袋小路となるこの一角だけが、既存の周辺区域と比べ、” 敷地と住宅の規模 ”が、明らかに著しく不調和となります。

しかし建築許可を出す世田谷区”街づくり課”は、結果的に、国分寺崖線に残る自然と調和した街並みを破壊する事業者の建築申請に対し、違法ではないからという理由で易々と許可を出しました。

このような脱法まがいの建築申請に許可を出した世田谷区は、果たして真に区民のために存在する役所と言えるのでしょうか?大変疑問です。

 

10月17日、私たち尾山台地域住民有志一同は、上記を含む住民の意思を伝えるべく、また許可を出した世田谷区の考えを問いたく、有志一同が署名した「意見書」を世田谷区に提出しました。

提出した宛先は具体的には、

・世田谷区長保坂展人さん

・世田谷区都市整備政策部 市街地整備課 課長

・玉川総合支所 街づくり課 課長

であり、現在、意見書に記載した住民からの質問に対する回答待ちの状態です。

 

ぜひ真摯で誠実、かつ具体的な回答を期待したいところです。

 

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