Petition update義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい文科省への要望書の添付文書全文
森野 民子東京, Japan
21 Mar 2021

※別紙文書

子ども・保護者・教員が、

統合失調症をはじめとする精神疾患について正しく学べる機会を、小学校から保障してください
 

1 統合失調症をはじめとする精神疾患とは

「統合失調症」について必須とし、「双極性障害」「うつ病」なども教えてください。

統合失調症・双極性障害は二大精神病であり、うつ病は罹患率が最も高い精神疾患です。その他の精神疾患についても年齢に応じた教育が必要であると考えます。

2  正しくとは

〇 心の病気と言われていますが、心が弱いからなる病気ではありません。

〇 脳機能の病気です。同じ環境下にあっても、胃炎や高血圧・心疾患・糖尿病の悪化などさまざまな病気を発症することがあるのと同様に、脳に影響がでることもあります。

〇 親の育て方が悪いわけではありません。

〇 子どもが悪いわけではありません。(親が精神疾患をもつ子どもたちに伝えたいです)

〇 もちろん、精神疾患になった人自身が悪いわけではありません。

〇 癌の原因がわからないのと同様に原因不明の病気です。いくつかの要因が重なってなると言われています。

〇 精神疾患は特別な⼈がなるのではなく、誰もが発病する可能性があります。(生涯で精神疾患にかかる⼈は5⼈に1⼈おり、半数が14歳までに発病しています。統合失調症は100⼈に一⼈がなり、傷病分類別の入院患者数は「 精神及び行動の障害」が25.2万⼈で最も多く、精神疾患を有する入院患者数の半数以上は統合失調症です。(H29厚生労働省調査)

〇「孤独・孤立」「不安」「不眠」「過労」が精神疾患の再発・再燃のリスクを高めます。精神疾患に対する偏見があるため、発症したことにより「孤独・孤立・不安」を抱え続ける当事者や家族が多く、それは時に社会生活の妨げとなります。

〇 適切な治療と環境により、その人らしく生活することが可能です。

年齢・各学年・対象者に合わせ、生理医学的に伝えることが大切です。メンタルヘルスの予防的観点からではなく、精神疾患について教えてください。

3 なぜ小学校からか

 統合失調症の発症は10代後半から20代がもっとも多いと言われていますが小学生でも発症します。早期発見・早期治療が回復への鍵となりますが、小学校高学年から中高生頃は第二次性徴のため心身のバランスを崩しやすく周囲も精神疾患の発症に気が付きにくいです。変化に気が付いても親は知識が無く重篤化してから気付いたり、偏見を恐れて受診が遅れることもあります。偏見をもたないようにするには、周囲から影響を受ける前に正しく学ぶことが大切なのです。

 

これらの要望を叶えるために、以下の方法等が考えられます。

1)小学生から中学生まで、各学年に合わせた内容で精神疾患についての授業を行う(副読本などを用いる)

2 )小学生から中学生までの教科書に、各学年に合わせた内容を記載(学習指導要領に盛り込む)

3)教員への研修 (正しく理解しなければ教えられない。また学ぶことで、教員自身の精神疾患発症予防にもなる)

4)全国の小学校高学年(10歳)からメンタルヘルスリテラシーのリーフレット作成・配布

5 )全国の小学生・中学生の保護者・教員向けにメンタルヘルスリテラシーのリーフレット作成・配布

6 )地域格差を無くすため、文科省主体の「精神疾患教育ガイドライン」または「精神疾患教育検討委員会」などを作り、研究者・当事者・家族・支援者・教員など他分野多職種で各学年に応じた教育方法や内容について検討する機会を作る


 どうか、全国に400万⼈以上いる精神疾患患者とその数倍多くいる家族のために、偏見が無くなるよう子どもたちに教えてください。よろしくお願いいたします。

 

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