義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい

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発信者:森野 民子 宛先:文部科学大臣  文部科学省初等中等教育局 スポーツ庁政策課学校体育室  厚生労働省メンタルヘルス 内閣府 内閣官房  孤独・孤立大臣 孤独・孤立対策担当室 小中学校の教科書出版社

私の息子は統合失調症です。17歳で発症したとき、自分の育て方が悪かったのだと自分を責め続け、必死で息子が良くなる方法を探しました。子どもが病気になれば、誰もがその病気の子どもに寄り添い励まし、病気と戦うことを応援してくれます。「私の子どもは白血病です」そう公表できたなら、友人も周囲の人々も「頑張って!何か手伝えることがあったら言ってね」そう励まし支えてくれるでしょう。けれど、「うちの子統合失調症なんだよ。」と気軽に話すことはできませんでした。

精神科を受診するのにも人目を気にし、それまでお付き合いのあった近所の人にも友人にも詳しく話すことは出来ませんでした。息子の人生をなんとかしなければならないと、通っていた高校へ行き、自分で学んだ限りの病気についての話と息子の現状を先生方に必死で話しました。その後家族会につながり、たくさんの家族が学校からも理解されず、偏見に苦しみ、孤独・孤立・不安と闘っている現状を知りました。

そんな中、私が「うちの子統合失調症なんだよ。」と話せるようになったのは、病気について学んだからです。

誰もが精神疾患について正しく学び、対応方法が分かれば、何も恐れることは無いのです。喫煙について、ガンについて、LGBTについて学校で教えるようになったのと同様に、精神疾患についてもぜひ学校で教えてください。先生方の理解も必要です。2022年から、実に40年ぶりに高校の教科書には精神疾患に対する記述が載りますが、中学生やもっと幼い頃から症状のある子どもはいて、周囲と自分自身の無知によって苦しんでいるのです。日本は子どもの自殺の多いことが社会問題となっていますが、そうであれば、なおさら精神疾患について義務教育で学べるようにすべきでないでしょうか。

精神疾患は、病気との戦い以外に偏見とも戦わなければなりません。孤独・孤立・不安を抱えながら。

どうか、「うちの子、統合失調症なんだよ。」と、誰にでも言える時代となるようにして下さい。教育の力が必要です。よろしくお願い致します。

シルバーリボンの会 代表 森野民子

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