森野 民子東京, Japan
Jul 6, 2020

今回も、統合失調症のご家族からの声をお届けします。

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グリンダ(仮名  50代)

私の娘は、20代で、統合失調症です。
「小学校6年生頃から、幻聴があったのではないか」と、10年以上たってから、本人が気がつく、そんな病気です。
その当時の娘は、「朝から、先生に、あいさつの声が小さいって、私だけ怒られた。」「廊下ですれ違った男子が悪口を言った」とプンプン怒っていたのですが、まさか、本人も親も、病気の症状とは、思いませんでした。
中学一年生で、不登校に、診断名は、「心身症」。腹痛と下痢と便秘が同時に起こり、医師からは、ストレスが原因と言われ、カウンセリングを受けました。
不登校気味でしたが、通院しながら何とか高校を卒業しました。
統合失調症の診断がついたのは、21歳。明らかな陽性反応が出たからです。夢と現実が一緒になったような妄想状態で、幻聴と会話をしていて、明らかにおかしくなってしまいました。幸い、すぐに入院させていただきました。いくつかの薬を試すうちに、娘に合う薬が見つかって、妄想から覚めました。
今は、注射と飲み薬が欠かせません。
なぜ、娘が、ちゃんと薬を使い続けられるのか、それは、病識があるからです。
10代後半の不登校だった頃、たまたま、テレビで統合失調症の再現ドラマをやっていたのを観たそうです。それで、「私の病気は、統合失調症なんじゃないかなぁ」と思ったそうです。
なので、病名がついた時に、「やっぱり」って思ったそうです。
統合失調症は、100人に1人の割合ですし、発病が若いのですから、小中学校で、きちんと教えて欲しいです。そして、子供の声に耳を澄ませて、「なんだかおかしいことで、怒ってる友達」に、この病気の事を教えてあげて欲しいです。

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小学生からこの病気の事を正しく学べていたら、もっと早く気がつけたかもしれないですよね。

統合失調症には、前駆症状と言われる症状があります。この時期に気づけたら。。。 

この病気は早期発見、早期治療が大切です。

文科省には、次回の学習指導要領改訂の際は是非とも精神疾患に対する記述を入れてほしいですし、教科書会社・出版社には、次回改訂の際に記載していただけたらなと願います。

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