クルド人難民Mさんを支援する会 Association to support Kurdish refugee MJapan
21 Dec 2024

クルド人難民Mさんを支援する会の事務局です。
Mさんとご家族に、あたたかなご支援をいただき、誠にありがとうございます。
署名に賛同いただいたみなさまに、支援のお礼とご報告をさせていただければと思います。

昨年2月に発生したトルコでの大地震でMさんの家族は住んでいた家が壊れ、住む場所が無くなってしまいました。親族も皆、被災していたため、身を寄せる場所がどこにも無く、日本に住むMさんを頼って来日しました。

 Mさんの家族は妻と4人のお子さんたちです。ご家族は、もともと日本で一緒に暮らしていましたが、2011年の東日本大震災をきっかけに、被ばくなどの健康不安からMさん以外の家族はトルコに帰国しました。私たちは2011年から支援会を立ち上げ、家族が再び日本で一緒に暮らせるようにと、さまざまな形で取り組んできました。

長い別離生活が続くなか、昨年のトルコ大地震という思わぬ天災によって12年越しで家族が再会し、一緒に暮らし始めました。これは、私たち支援者にとってまったく予想しない出来事でした。

再会を喜ぶ間もなく、早急に支援活動に取り組まなければなりませんでした。地震からの緊急避難ということで、短期滞在の在留資格で入国したものの、すぐに在留期限がすぐに迫ってきます。日本で安心して暮らすためには、中長期的に滞在するための在留資格が必要でした。ご家族と何度もミーティングを重ね、専門家の方々からアドバイスを頂きながら、全力で支援を続けて来ました。

ご家族の努力と多くの方のお力添えにより、4人のお子さんのうち、長女と次女、長男については、中長期的に滞在できる在留資格を得ることができました。

 しかし、今秋、次男と妻についてはこれ以上の短期滞在の更新は認められないと、入管から告げられました。その後、次男が日本の高校への進学を果たしたため、それを理由として在留資格の申請を行いました。9月からこの署名活動を開始し、街頭での訴えのほか、緊急オンライン集会、写真展など、できる限りのことを行い、支援の輪を広げました。多くの方がそれに応えてくださり、1万9千を超える方々がこの署名に賛同をしてくださいました。現在、在日クルド人へのかつてない誹謗中傷やヘイトスピーチが行われおりますが、予想を上回る多くの方々が応援してくださったので、それを励みに支援活動を続けました。行く先々で、Mさんとご家族を心配して声を掛けていただき、大変ありがたく思いました。

 しかし、多くの方の応援をいただいたにもかかわらず、妻と次男については出国期限までに在留資格を得ることが叶いませんでした。そのため、苦渋の選択としてトルコへの帰国を選ぶことになりました。

妻は「家族がまたバラバラになってしまう」と涙を流して悲しんでいました。支援をしてくださった方々には「皆さん、頑張ってくれて、本当に、ありがとう」と感謝の言葉をいただきました。

二人が戻ったトルコの出身地は、未だ大地震からの復興が進んでいない状態です。仮設住宅であるコンテナハウスで暮らす親族はいるものの、2人が長期的に暮らす家は確保できていません。現地も冬を迎え、氷点下にもなる酷寒で、雪が積もり、地震も続いています。

Mさんの妻は視野が狭くなる目の難病を患っており、家族の介助無しには生活が困難な状態です。帰国し、急激な気温変化のため、体調を崩し、病院で治療を受けているとのことです。未成年の次男と二人だけで今後どのように暮らしていくのか、私たちは非常に心配しています。

Mさんの家族は日本とトルコでまたもや離れ離れになってしまいましたが、これからもMさん家族が日本で一緒に暮らせるように、粘り強く支援を続けていきます。

 多くの方にあたたかなご支援をいただけましたことを、心よりお礼申し上げます。支援会としてこれからも頑張りますので、引き続きご支援をいただければ大変嬉しく思います。

 

東京新聞が詳報してくださいました。ぜひご覧ください。
家族に寄り添った報道を続けてくださったことを、心よりお礼申し上げます。

■【最新記事】凍てつくトルコと日本で家族離ればなれに クルド人の夫と子3人を埼玉に残し…在留不許可の妻と次男が出国 東京新聞 2024年12月20日

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川口のクルド人家族「一緒にいさせて」 妻・次男の新たな在留資格申請 署名1万6500筆も 東京新聞 2024年9月27日

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