

音楽家坂本龍一さん逝去のニュースを聞いてから、ずっと心が重たいままです。
その素晴らしい音楽が好きですし、常に一人の市民として社会問題や環境問題について声を上げる姿を心から尊敬していました。
坂本龍一さんが、最後に声を上げたのは、神宮外苑をも守るためでした。再開発の見直しを求める手紙を、小池百合子都知事、文部科学相、文化庁長官、新宿区長、港区長に送ったのです。
以下はその手紙の一部。私たちと同じ思いを伝えてくれています。
「目の前の経済的利益のために先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではありません。樹々はどんな人にも恩恵をもたらしますが、開発によって恩恵を得るのは一握りの富裕層にしか過ぎません。この樹々は一度失ったら二度と取り戻すことができない自然です。」
「いま世界はSDGsを推進していますが、神宮外苑の開発はとても持続可能なものとは言えません。持続可能であろうとするなら、これらの樹々を私たちが未来の子供達へと手渡せるよう、現在進められている神宮外苑地区再開発計画を中断し、見直すべきです。」
しかし、この手紙に対する小池知事の冷淡な反応、まるで他人事のような無責任な態度には、誰もが驚き、広く批判されています。
坂本さんの最後の願いである神宮外苑再開発の見直しは大きな話題になり、多くのメディアが取り上げ、SNSでも拡散されています。この間に署名の賛同者は約1万人増え、今も増え続けています。新たな署名賛同者からは「坂本龍一さんの声を無駄にしたくない。」というコメントが沢山寄せられています。
多くの人に「明治神宮外苑の再開発見直しを求める手紙は遺言」という思いが広がっているのです。その遺言を実現するため、力を尽くしたいと思います。私は、すでに神宮外苑を救いたいという強いコミットメントを持っていましたが、あらためて坂本さんからバトンを受けたように感じています。坂本さん、そしてその思いを大切にしている署名者のためにも、責任を強く感じています。
皆さんには、これからもセミナーや勉強会、抗議アクションへの参加、手紙の提出や意思表明の機会など、さらにパワーアップして、この署名アップデートを通じて届けていきたいと思います。
新しい署名者、すでに前からの署名者の皆さん、このムーブメントを保つために次の行動をお願いします。
*この署名を、あなたのまわりにシェアする。
各署名者がもう一人の署名者を招待すれば署名者の数は倍になり、政治や行政も無視できない力になるでしょう。野球場の署名もラグビー場の署名もシェアしましょう。
https://www.change.org/save_jingu_stadium
https://www.change.org/save_chichibunomiya
*小池知事に要望書を送る。方法はこちらに説明しています。
*事業者である三井不動産に手紙を送る。方法はこちらに説明しています。
*事業者である伊藤忠に手紙を送る。方法はこちらに説明しています。
*自分の選挙地区の議員に連絡して、神宮外苑を救うように訴える。
(今は統一地方選挙の最中で街頭に議員や候補者が立っているので、アピールすることもできます)
*影響力のある著名人とのつながりがあれば、彼らに坂本龍一さんと同じように声を上げるよう励ます。
「まだ立ち止まることはできるはずです。そうでなければ、美しい自然と景観を守ることができなかったことを子どもたちに詫びなければなりません。誤りに気づいたら考えを改める。ネイティブアメリカンに『7世代先を考えよ』という教えがあります。私たちは彼らのように賢明ではありませんが、せめて次の世代に美しいバトンを渡したい。まだできることがあるはずです」
亡くなられる3日前に、坂本龍一さんが「女性自身」に寄せたコメントです。
この言葉を胸に、一緒にがんばりましょう!