Обновление к петиции求む「守り人」! 若者と地域を侵す香川県のゲーム規制条例を改廃させよう!ゲーム条例関連書籍を読もう!(2023年8月版)
きしもと みつひろЯпония
13 авг. 2023 г.

キャンペーンに賛同いただきました皆様へ

 

お世話になっております。

今回は少し趣向を変えて、香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(以下、ゲーム条例)及びゲーム行動症に関する書籍の紹介を行わせていただきます。

紹介している書籍をお読みいただくことで、ゲーム条例の問題点はもとより、ゲーム行動症やゲームの遊びすぎの対策に関しても、正しい知見を得られるでしょう。

ぜひ、手に取ってお読みいただければ幸いに存じます。

 

[ なぜ書籍紹介をすることにしたのか ]

それは、香川県はもとより、国内のメディアでも、依然として、ゲーム行動症に関して誤った内容を記載している記事が跋扈しているからです。

実際、香川県では、県内のすべての小中高校に対して、啓発資料「ネット・ゲーム依存症予防対策学習シート」が配布されています。この啓発資料は、初版(2020年版)で、あまりにもデタラメの内容ばかりが記載されていたため、ゲーム行動症をまじめに研究している専門家から酷評の集中砲火を受けた代物です。今年配布された最新版(2023年版)で内容が修正されていることを期待しましたが、実物*1 は、2020年版の内容をほぼそのまま流用したものでした。それは、ゲーム行動症をまじめに研究している専門家や研究者が「香川県教育委員会は、この学習シートを使い、非科学的な思い込みに気付き、再生産する人を増やす教育をしている」と呆れ果てる*2ほどの「特級呪物」です。日本行動嗜癖学会は、同資料内で特に致命的な記載誤りを犯している5箇所について、なぜそのような記載をしたのかを厳しく質すため、香川県教育委員会に公開質問状を叩きつけています*3。

一方、ゲーム行動症の寛解を支援するオフラインキャンプも、今年から、県税を投入する正規の香川県主催の事業となり、今年は8月5日と6日に行われています*4。しかし、昨年実施されたテスト版の結果報告で「参加者はネット・ゲームの使用を見直してほしい」と、ゲーム行動症対策とは全く関係のない方向性に同事業の舵を切らせることを推察できる発言を県教育委員会が行っています*5。そのことから、その実行効果が早くも怪しいものになりつつあります。

そして、各種報道でも、誤ったゲーム行動症に関する報道*6 が後を絶ちません。彼らが参照している情報は、ビデオゲームなどのICTサービスの使い過ぎに起因する健康上の問題と、ゲーム行動症に起因する問題を混在させた、古くてデタラメの情報です。記事の注目度を最優先した「おとなのじじょう」が駆り立てた、勝手な医療化がまかり通っていることがその原因と推察されます。これは、ジャーナリズムとしてあってはならないことです。

なお、ゲーム行動症の診断要件を定義しているICD-11(国際疾病分類および関連健康問題 第11版)最新版では「ビデオゲームなどのICTサービスの使い過ぎに起因する健康上の問題と、ゲーム行動症に起因する問題を混在させて扱ってはならない(両者は排他的関係でなければならない)」と明記されています。それが「リファレンス」です。本キャンペーンに賛同されている方なら、これは、ぜひ覚えておいていただきたく存じます。

 

[ 書籍の紹介 ]

紹介しているすべての書籍は、リンク先Webページを経由した書籍通販Webサイトにてご購入いただけます。なお、アフェリエイトは設定しておりません。

 

・『法学教室 2022年11月号』

P.70~P.77「憲法事例分析の技法 子どもに対するコンピュータゲーム規制」に、ゲーム条例に関する解説記事が掲載されています。

書籍情報を見る (リンク先Webサイト経由でご購入いただけます)

 

・『法学セミナー 2020年11月号』

P.44~P.49「論説 香川県ネット・ゲーム依存症対策条例が動き出す時」に、ゲーム条例に関する解説記事が掲載されています。

書籍情報を見る (リンク先Webサイト経由でご購入いただけます)

 

・『心のお医者さんに聞いてみよう ゲーム依存からわが子を守る本』

本訴訟や国賠訴訟の原告陳述書で引用させていただいている、ゲーム行動症への正確な理解の一助になる書籍です。分かりやすい図版を多用して、ゲーム行動症当事者の置かれた背景や心理状況が解説されています。

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・『ゲーム・ネットの世界から離れられない子どもたち』

「ゲーム禁止・隔離ではない」アプローチにて、ゲーム行動症について講演等で積極的に知見を公開している児童精神科医の1人、吉川 徹氏が著しています。ゲーム行動症を正確に理解されたい場合にまず手に取りたい書籍です。

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・『地方メディアの逆襲』

第4章に「県外のジャーナリストから見た」ゲーム条例の解説と、同条例の動静を継続的に取材しているTV報道記者、山下 洋平氏について、プロの報道人の視点から彼の仕事ぶりが紹介されています。

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・『はじめて学ぶビデオゲームの心理学』

ビデオゲームのゲームシステムに組み込まれた「ゲームに熱中させる仕組み」が心理学の視点から解説されています。後半部に、ゲーム条例と科学的根拠の扱われ方との政治的関係性についての解説があります。

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・『ガーンズバック変換』

第7部『ガーンズバック変換』には、ゲーム条例の規制内容が香港で強いられている情報統制と似ている、と著者の陸 秋槎氏が捉えたことを基に制作されたSF小説が収録されています。エンタメとしてもお楽しみいただけます。

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・『そだちの科学 2023年4月号』

第1特集にて、発達障害の子どもたちとビデオゲームとの関係性についての解説記事が掲載されています。ゲーム行動症を正確に理解するための知見を得る一助となるでしょう。

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・『ルポ ゲーム条例』

本訴訟も含めた、ゲーム条例に関する一連の動静がルポルタージュ形式で綴られている書籍です。同条例の動静を継続的に取材しているTV報道記者、山下 洋平氏が著しています。2022年までの同条例に関する時事の振り返りに最適な書籍です。

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・『フジスエ vs 香川ゲーム条例』

2022年夏まで参議院議員として活動していた、東京大学大学院情報学環・学際情報学府 客員教授の藤末 健三氏自身が執筆した、ゲーム条例制定前の裏舞台に関する一連の動静を知ることができる書籍です。人脈と折衝力、そして、法律知識を駆使して実行効果の高い政策を立案する、国会議員の本来の仕事内容を知る好適な一冊でもあります。

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・『子どものデジタル・ウェルビーイング』

国賠訴訟でゲーム条例が犯しているとされた「子どもの権利条約」を基にした各国際機関や会議体が講じる、デジタル世界における子どものアクティビティーに関する利益の確保を軸にした保護政策とその構造が、体系的に解説されています。

書籍情報を見る (リンク先Webサイト経由でご購入いただけます)

 

・『ゲーム障害再考』

医療従事者、支援者、ビデオゲーム開発者など、関連する分野の専門家が持つゲーム行動症に関する所見が掲載されています。ゲーム行動症を正確に理解するための知見を得る一助となるでしょう。

書籍情報を見る (リンク先Webサイト経由でご購入いただけます)

 

・『子どもたちはインターネットやゲームの世界で何をしているんだろう?』

「ゲーム禁止・隔離ではない」アプローチにて、ゲーム行動症やゲームの遊びすぎの対策について講演等で知見を公開している児童精神科医の1人、関 正樹氏が著しています。国内を代表するゲームメディア『ファミ通』『ファミ通.com』編集長も推奨する書籍です。

書籍情報を見る (リンク先Webサイト経由でご購入いただけます)

 

[ 引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます ]
 

『ルポ ゲーム条例』を読むとわかりますが、ゲーム条例は、すでに形骸化フェーズへの移行が始まっています。そのフェーズに移行すると、普通の法制度なら、それを施行するための予算を無駄に使うだけで済みます(それだけでもいただけないことです)が、ゲーム条例は、これに加えて、未成年の香川県在住者に対する個人向けICTサービスの使用時間規制と、香川県という地域やそこに住む人への恒久的イメージダウン(デバフ)効果が残る点で厄介です。

なぜでしょうか。それは、同条例が存続していると、使用時間規制の理由が伝言ゲームのように解釈が歪められ、さらに強力かつ理不尽な法規制に化ける恐れがあることと、同条例が存続する期間が長いほど、香川県に対するICT分野への人的及び経済的投資や、県内のICT分野の人材育成に支障をきたすことが予想されるからです。

つまり、形骸化しても悪影響だけは残るのです。それはもはや悪性腫瘍同然の存在と思います。悪性腫瘍は身体から除去しなければならないように、ゲーム条例も香川県から除去しなければならないのです。個人的にはそのように捉えています。

係争中の訴訟の結果が何であれ、ゲーム条例は、廃止されない限り、香川県在住の未成年者やその親御さん、そして、国内各地にいる、ゲーム行動症に苛まれている方の枷になり続けます。

以上のことから、ゲーム条例の改廃、最低でも廃止-を実現させる本キャンペーンに対しまして、引き続き、ご支援並びにご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

もし、可能であれば、本キャンペーンにおける署名への協力を依頼していただければ幸いです。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

主催者 きしもと  みつひろ

 

[ 参考資料、引用元 ]


*1 香川県教育委員会「ネット・ゲーム依存症予防対策学習シート(小中学生とその担当教師用)」

(https://www.pref.kagawa.lg.jp/kenkyoui/gimukyoiku/syokai/sonota/internet/gakusyusheet.html)

*1 香川県教育委員会「ネット・ゲーム依存症予防対策学習シート(高校生とその担当教師用)」

(https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/15171/20230714_gakusyusi-to_koukou.pdf)

*2 篠原菊紀氏のnote「香川、ネット・ゲーム学習シート(中学生版)について。今後、この手の学習ツールを作ろうとする場合の注意点。」(https://note.com/s96hige/n/nc0d906ad52f3)

*3 日本行動嗜癖学会「香川県 ネット・ゲーム依存予防対策学習シートに関する公開質問状」(https://jssba.org/?p=1651)

*4 香川県オフラインキャンプ(https://www.kagawacsw.com/2023/05/17/%E9%A6%99%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E3%82%AA%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97/)

*5 NHK高松ニュース 2023年4月27日「生活習慣の見直しでネット・ゲームの使用1時間余り減る」

*6 ダイヤモンドオンライン 2023年1月10日「【グーグル元社員が考案】一瞬で「スマホ依存」をやめられる方法」(https://diamond.jp/articles/-/314146)

日本経済新聞2023年3月24日「学習障害・物忘れ・無気力 スマホ漬けが招く脳機能低下」(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD106AT0Q3A310C2000000/?n_cid=SNSTW005)

プレジデントオンライン 2023年7月16日「『スマホを1日3時間以上使う子は偏差値50に届かない』脳科学研究者が教えるスマホ時間短縮の奥の手」

(https://president.jp/articles/-/71550)

…など

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