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今回のお知らせではみなさんの臓器提供意思表示についての思いを『厚生労働省の世論調査データ』と『私たちが行ったアンケートでいただいた回答』よりご紹介します。
■令和3年度「移植医療に関する世論調査」内閣府より意思表示に関するデータ
◇臓器提供に関する意思の記入状況
臓器提供の意思表示をしている人の割合 10.2%
(「既に意思表示をしている」または「既に意思表示したことを、家族または親しい方に話している」)
◇臓器提供に関する意思を表示していない主な理由(複数回答可)
- 臓器提供に不安感があるから 34.3%
- 臓器提供に抵抗感があるから 27.1%
- 自分の意思が決まらないから/後で記入しようと思っていたから 22.6%
- 臓器提供するかどうかは家族に任せたいから 13.4%
- 臓器提供には肯定的だが意思表示はしたくないから 11.8%
- 臓器提供には関心がないから 8.3%
- 臓器提供やその意思表示についてよく知らないから/記入の仕方がよくわからないから 6.3%
- 拒否の意思を記入したくないから 4.5%
◇脳死下または心停止後における臓器提供の意思
- 提供したい 39.5%
- どちらともいえない 35.8%
- 提供したくない 24.3%
◇臓器提供に関する情報について/入院時における臓器提供に関する情報の希望
一部の病院では、入院した患者全員に対して、例えば、パンフレットの配布などの臓器提供に関する情報提供がされているが、自身あるいは家族が入院した際に臓器提供に関する情報を知りたいと思うか
- 知りたい 66.3%
(「よく知りたい」13.5%+「ある程度知りたい」52.7%) - 知りたくない 32.6%
(「あまり知りたくない」24.3%+「知りたくない」8.3%)
アンケートの回答結果からも移植医療や臓器提供に関する知識を得る機会の必要性を感じますね。
■私たちの活動の中で行った『臓器提供意思表示への思い』アンケート回答
以前、アンケートを行った際に『日本の臓器提供意思表示』に対するご意見をたくさん頂きましたので、ご紹介させていただきます。
※回答内容はお答えくださった方個人のご意見です。
◇みなさんが「臓器提供、意思表示について思うこと」
- 特別感がなくなるといい
- 役に立てるなら使って欲しい
- 自分や自分の大切な人が助けられることがあるかもしれない。お互い様の精神です。
- 意思表示は義務化すべき。
- 死生観ってのは日本は独特だし、先ずは脳死が死を当たり前にすべきですよね。そして、意思表示を免許証なり保険証に当たり前に記入するのが浸透しなければ難しいですね。
- 自分で治療の選択をする事や臓器提供について知る機会をもっと増やすことをしないといけないのではと思う。そこから臓器提供の意思表示に繋がるのかなと考えます。
- 家族が脳死や死後に臓器提供をと言われたら悩みます。本人の意思がわかれば残される者が後々も後悔せずに済むので大事な事だと思います。
- 臓器提供意思表示の事は、正直知ってる人は多いと思います。ただ「知ってはいるけどよく分からない」とか「自分には関係ない」と思っている人が多いのだと思います。だけど、元気だった人がいきなり心臓病や劇症肝炎になって移植が必要になる事もあるということをもっと知ってもらいたいです。
- 明日は我が身だと思って、意思表示について話し合って、記入してもらいたいです。
- 意思表示カード、私は免許更新の時に貰った?物をずっと使ってます。免許証裏も記入済み。もっと色んな形で意思が表せれば良いのかな?と思います。
- どんな意思も尊重されるべき。提供する意思を示しても、取り扱う施設が限られており移植に辿り着けないことは残念だと思う。
- 脳死からの移植ができる法律が日本でもできたときには本当に良かったと思いました。でもその後、心停止死後による腎移植が激減しているようで、臓器移植を待っている人は相変わらず多いままです。脳死移植が可能になったからといって、従来の(心停止で)亡くなった方からの可能な移植を減らしているようなら本末転倒ではないかとも思います。こういった点も、ぜひ専門家の方の意見を聞いてみたいです。 あと、臓器提供の意思表示をしている方が亡くなってもその意思が生かされていないケースが相当数あるならば、やはり医療現場での認識や移植ネットワークとの連携を強化してもらいたいですね。
- 救う会の募金活動を経験し、必要不可欠な医療だと感じた
- インフルエンザ感染から劇症型心筋炎になり、体外式のLVADを装着した。私は運良く離脱できたが、もしかしたら心臓移植かもしれなかった。医療従事者だけど、以前の私からは臓器移植は遠い存在だった。でも、自分の経験を通して、臓器移植の事を知りたいと思うようになった。自分にできる事は何かと考えた時、まずドナー登録ならできると思った。また、私の命はとても沢山の人に助けられた命だから、最期は私も誰かの役に立ちたいと思っている。VAD装着には様々な重大な合併症を伴うことがある。私も脳梗塞を起こし少し後遺症が残っている。だから少しでも待機期間が短く移植が出来たら良いと思っている。
- 私の夫は、結婚前に母親から腎臓移植を受けていました。それまで移植医療について知らなかった私も勉強し、良いこと、必要なことと思い、意思表示カードができてからずっと「提供に同意する」にチェックしています。
- 息子が心臓移植待機者ですが、病気を患う前から臓器提供は賛成でした。ただ、きちんと明記し出したのは息子が病気になったタイミングからです。 死ねば灰になるだけ。延命治療もお金の無駄。脳死が死になればと思います。 死に際に人助けできるって素敵です。
- 回復の見込みなしとされたらもう、ただ生かされる事はしてほしくない。 亡骸として家族にも認めてほしいと話してはある。 その体が誰かの生きる助けになるならぜひ使ってもらえたら嬉しいし、そうでなければただ生かされ焼かれるだけでもったいない。
- 幼い頃から病弱で白血病かもと言われた事もあります。大人になって骨髄バンクに登録しようとしましたがアレルギーや喘息の既往歴があったりで難しい事がわかりました。なのでせめて臓器提供ができればと思った次第です。
- 私の子どもは生体間移植をしました。まず治療の段階でその話はなく、ただただ闘病生活を1日1日見守ることで精一杯でしたが、主人は調べていて私より理解していました。実際、必要だと言われて真っ先に主人がドナーを申し出ました。ただ、親失格だと思うのですが自分がドナーになるのは我が子でも正直嫌でしたし、その後手帳を持つことになるのにと激しく抵抗したのを覚えています。ですが、実際メキメキ良くなり活動が増えることで「移植をして良かった」「主人が健康な肝臓でありがたかった」と思えるようになりました。人の臓器でこれほどに日常生活が送れるなんて移植手術はやはり素晴らしいなと思いました。もっと理解が深まればいいなと思うばかりです。
- それぞれの理由があり、提供するしないは自由に選ぶ事は必要です。でもご理解をいただけるのであれば提供していただけると多くの命を救う事になるのも事実です。生前にご家族様で良く相談していただける世の中になればいいなと思います。
- 提供の意思を示すことで、残る家族が提供したくない場合に家族への圧力にならないかが心配。家族が、提供するか否か迷いがあるままに提供して、後悔が残ることがないようにしたい。
- 提供の有無以前に意思表示の割合がこれだけ低いことに愕然とします。何とかならないものかと思います。
- 臓器提供の選択肢には「Yes」と「No」の2つの選択肢があるのだから義務化していいと思う。そうすることでみんながもっと『命』『健康』『体』や『助け合いに』について向き合い考える機会にもつながると思う。
- 正しい情報を知り、一人ひとり考えどんな意思でも構わないので広く一般の人が記載携帯して頂きたいと思います。
- するにしろ、しないにしろ、本人の意志が尊重されることを望みます。
- 臓器提供をしたくない人こそ「No」って意思表示しておくべきなんだけど、意外とされていないようだし、尊重されることを知らないようです。
- 移植や臓器提供について考える時には「終末期医療」「生き方」「家族への思い」「他人の命」など、色んなことと向き合う事になります。医療や尊厳、命、自分や他人の選択に対してそれぞれが知って考えることは社会にとっても大切なことだと思います。
- 「ずっと保険証を持っていたけど、何の説明も無かったため保険証の裏に臓器提供意思表示の記入欄があることに気付かなかった。たまたま裏面を見た時に気付いた」ただでさえ死生観などに関わる難しいことなのに、これで意思表示を書けというのは無理があると思う。
- 私の子どもがアメリカで移植をした時は、手術時に手術の同意書と共に脳死になった場合にドナーになるか、ならないかの同意書も一緒に渡されました。また、アメリカ滞在中に私の手術が必要な事態になり、別の病院に入院した時も、手術の同意書と共にドナーになる、ならないの同意書もありました。入院時の同意書の1枚として当たり前のように渡される事に対して、日本との違いを感じました。
そして、回答の中でいくつかあったのが意思表示の方式変更についてのご意見でした。
- 意思表示の仕組みを変えた方が良いと思います。移植をしたくない人は意思表示をする。意思表示が無い人は移植に賛同したとみなす
次回のお知らせではこの『臓器提供意思表示の方式』についてお伝えしたいと思います。
■10月は『臓器移植普及月間』です
毎年10月16日は「グリーンリボンデー」です。
これは1997年10月16日に臓器移植法が施行されたことに由来し、日本臓器移植ネットワーク(JOT)によって制定されました。また、
毎年10月(10月1日~31日)は、『臓器移植普及推進月間』
と厚生労働省によって定められています。
臓器移植は社会の理解と支援があって初めて成り立つ医療です。臓器移植が正しい理解に基づき、更に進むようにと10月には、厚生労働省及び関係団体で臓器移植医療に関する知識の普及と啓発を目的として集中的に各種行事の開催等が行われます。
全国各地のランドマークや建物が移植医療のシンボルカラーであるグリーンにライトアップされたり、様々なイベントなどが行われます。
イベントに参加してみたり、ライトアップや関連ニュースを見かけたら是非大切な方と移植について話してみて下さいね。
各地のライトアップ情報はこちらの日本臓器移植ネットワーク(JOT)ページから知ることができます
また、JOTよりライトアップの写真をSNSに投稿するキャンペーンも呼びかけられています。以下のハッシュタグをつけて投稿に参加していただけたら嬉しいです。
<投稿のハッシュタグ>
#グリーンライトアップ
#グリーンリボンキャンペーン
#グリーンリボンデー
#臓器移植普及推進月間
よろしくお願い致します。
■移植に関する動画のご紹介
先日、テレビ朝日『テレメンタリー』で移植に関するドキュメンタリーが放送されました。とても丁寧に移植医療の現実や当事者たちの姿を伝えて下さっていましたので、ご紹介させていただきます。是非、ご覧下さい。
【テレメンタリー2023】
- 〝過去最高額5.3億円〟今も続く高額な海外移植の現状~〝移植後進国〟日本に生まれて~ 日本の約9倍のドナーを誇る韓国の取り組みとは
- 「一緒に生きている」13年前に海外で心臓移植を受けた少年の今 一方、娘の臓器を提供した家族 それぞれの抱く思いとは~つなぐ命、つながる希望~
今回のお知らせは以上です。
引き続き、このお知らせや署名ページの拡散など、ご協力をよろしくお願い致します。

