
推進本部から進捗状況の行政報告がありました。
1. 猛禽類調査業務について
前回の調査では営巣は確認されなかったが、鳴き交わしが確認された為、より丁寧に
オオタカの行動圏等を確認する為、追加調査を令和6年1月27日から令和6年11月30日まで行うとのこと。しかし職員は、市議の質問に対し、オオタカが置かれている現状(環境省レッドリストにおいて準絶滅危惧種、東京都においては絶滅危惧種に選定されている)を知っている者がおらず、答えに窮していました。また、追加調査で例え営巣が確認されても、計画の変更は行わず、営巣期間だけ大きな音が出る工事を控えるだけとの返答でした。更に、今後のスケジュールとして、令和6年6月に土地利用基本構想(案)の公表、令和6年9月に土地利用基本構想策定と、追加調査中にもかかわらず、そのまま計画を前に進める市の姿勢に、相変わらず建前のみの追加調査であると感じました。立派な三羽の鷹の絵が飾られている委員会室で、その絵を前に、何と滑稽な人間の姿か、呆れるばかりです。
2. 国立天文台周辺地域のまちづくりに関する覚書の締結について
令和2年12月3日に締結した「国立天文台と三鷹市の相互協力に関する協定書」を元に、天文台周辺地域のまちづくりに関して、令和6年2月5日に覚書を締結したと報告がありました。その内容は、①天文台の北側ゾーン約4.8haを双方が合意した土地利用以外では使用しない。②土地利用する敷地に相応する適正な対価を支払う。③学校を核とした公共施設の整備と、自然環境の保全・再生による環境再生に取り組む。④風水害時にも対応できる新たな避難施設を兼ねた学校施設を検討する。などが盛り込まれていました。これまで三鷹市長・河村孝と、この計画を進めてきた天文台長・常田佐久が、令和6年3月を持って退任する直前の締結に、委員会内の空気は更に張り詰めた。
3. 説明会等の実施状況について
令和5年9月にまとめられた、「天文台周辺地域土地利用基本構想策定に向けた基本的な考え方(案)」の説明会と、アイディアカードの集計結果を資料として公表しました。地域団体へ合計45人、おおさわ学園保護者へ合計555人、おおさわ学園の児童・生徒へ合計993人、一般市民へ合計174人。住民への説明が圧倒的に足りていないのが目に見えてわかり、開催後に回収したアイディアカードの中身には、見直しや反対意見を述べる記述が多かった。終業式に校長から「羽沢小は避難所として使えない、高台の天文台に新しい学校をつくるから意見を聞かせて欲しい」と、短時間で書いた七中生徒のアイディアカードには「緑を大切にして欲しい」や「坂下から通う後輩たちがかわいそう」との意見が多数あり、行政の職員より中学生の方がまともだと言わざるを得ませんでした。
三鷹市はこの間、住民への説明を後回しにし、関係者へ根回しをし、既成事実を作り上げてきました。広く住民向けに唯一行われた11/23の羽沢小学校での説明会では、異例の三人目副市長・久野暢彦が「この基本的な考え方は、初期の、初期のものですから、これから住民の皆さんと・・・」と言っていた。しかし地域住民の意見は全く聞き入れず、計画は一ミリも変わっていない。住民も舐められたものです。推進本部は当初から、坂の下からの通学に、スクールバスを検討していると公言し、保護者の説得を図ってきました。生徒300人を運ぶには50人乗りの大型バスが6台必要になります。運転手、強大なアスファルトの駐車場も必要になるでしょう。細かなシュミレーションは一切していない様子です。検討しましたが、できませんでした、では許されませんし、納得できません。このままの計画では、割を食うのは地域住民であり子ども達です。どうかこの署名を広げて、力を貸してください。