Petition update国重要文化財『円覚寺境内絵図』に描かれた、中世鎌倉・円覚寺の谷戸景観を守りたい!北鎌倉駅ホーム横の開削計画を撤回し保存してください!市の4部署の次長以下の皆さんと意見公開会開催(4月18日)
北鎌倉・円覚寺の谷戸景観の保存を求める有志の会

Apr 18, 2016
主催は「『残したい北鎌倉の景観』写真展実行委員会」です。
当会は、オブザーバーとして意見を述べることとして、1名が出席しました。市側は都市整備部次長、道路課長、都市景観課、文化財課、歴史まちづくり担当課から計9名が出席されました。
内容は、洞門トンネルの安全性を中心に多岐にわたりました。これについては主催の会からの報告がありしだい掲載することとします。
ここでは、文化財課・歴史まちづくり担当課と当会出席者の意見交換をご報告します。なお、出席した文化財課と歴史まちづくり担当課の御三方は4月に着任したばかりということで、当会としても、今回は情報共有をしていただければというスタンスで意見を交換しています。
① 円覚寺境内境界(結界)についての調査研究を求めている件について
文化財課:工事の過程で、木を伐採し、表土を取り去って、境界の引かれている尾根(表面)がどの程度残っているかを調査する予定。
当会:残っているかどうかという判断基準は何か。700年前の形状を何をもって確定するのか? 境界というのは表層だけのことではないと考えている。→文化財課の返事は後日に。
② 桝渕文化財部長の「北尾根の先が鉄道敷設のため大きく切られているため、文化財としての価値はない」という主張に対して、伊藤正義鶴見大学教授(元文化庁主任文化財審議官)が明治~平成の地図を比較検討して、ほとんど切られていないことを証明された。
市側に比較検討された資料を渡して再度、情報共有。
③ 円覚寺境内境界(結界)としての文化財的価値について、これまでに有効な検討の場を設けていないことから、検討してないまま、この計画が道路課で進んでいる。
文化財専門委員および、世界遺産登録に影響のあるような国内有数の鎌倉研究者21名が保存を求めるアピールを寄せている。
文化財的価値の調査研究をまず行い、調査報告書を出してから、文化財保存、歴史的景観保全と両立する安全対策を考えるべき。
市側に学識者アピール(手書き等)のコピーを配布して再度、情報共有。
④ 三項道路の特例措置の適用について
最後に、都市整備部道路課を含めて総合的な見地からの円覚寺結界下洞門~小袋谷踏切脇の洞門に至る線路沿いの通学路の安全対策について、道路法における三項道路適用の提言をしました。三項道路は、京都では狭隘路の安全と歴史的景観、生活環境を三立している特例措置で、通常4m道路とする規定を2.7m以上4m未満の道路に緩和するものです。画像で紹介します。
三項道路にすることにより、沿道の住宅のセットバックが少なくて済むうえ、外来からの4輪車の流入による交通危険性も回避できます。この場合、そもそも4m道路への開削そのものが不要になるため、今回の開削計画は根本的に見直すのが妥当という要望です。
写真は京都市の「歴史都市京都の町並みを継承しつつ,細街路の安全を確保し, 建替え等を可能とする新たな制度について」のパブコメにおける三項道路についての解説(部分)です。
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