Oct 19, 2019
要望書提出から3か月が経ちました。
10月27日(日)の県議選・町長選・町議選を控え、先日、ポストに投票所入場券が届きました。
封筒の窓枠が小さくなり、どんなに封筒を振って中身を寄せても性別や生年月日は見えません。評価できるポイントです。しかし、相変わらず選挙人名簿のページと番号は丸見えで、個人情報への認識の甘さが残ることは非常に残念ではあります。
中身はというと、
「性別」という言葉や枠はありません。「女」という表記も無くなっていました!
そのかわり、性別欄が元あったところに、男性にのみ「*」を印字したようです。
今まで何度も声を上げてきて「予算をつけないと…」と年単位でも変わらなかった記載が、たった3か月で無くなったのです。(それでも3か月もと思う方もいるかもしれませんが…)
SNSに個人情報駄々洩れの投票所入場券をアップし、署名を始めてみた当初、県内で性別の記載がないのは県内35市町村のうち6市2町のみ。これが、今回の県議選から廃止を決めた計14市町村と今月の県議選には間に合わずとも廃止の方向で動き出した3市5町を合わせて22地域が廃止に向けて動き出したのです。(河北新報調べ)
残念ながら1市1町は方針を決めかねていますが、「やっぱり変わらない」とこれを苦に自殺したら事の重大さをわかってもらえるだろうかと思うことも多々あったこの十数年。これまで声を上げてきた中でこんなに早急に「変化」が起こったことは初めてのことで正直びっくりもしていますし、1人1人の声や想いが結集することの強さを実感した日々でもありました。
まだ、個人情報保護には不備があります。
投票時の本人確認等については、回答を頂いた後に、「入場券と一緒に身分証明書類の提示があった場合には、氏名を読み上げずに本人確認に代える」ことについて当事者の自助努力に責任の所在を置くのではなく、誰しもが該当しうる方法へと変えるよう求めましたが、現状では変える方向性にないという回答を頂いています。男女別の集計もしかりです。
各種書類、申請書の他、これらに準ずる文書等から不要な性別欄や性別記載を求める記述をなくすことや、行政職員、教育関係者、医療従事者などを対象に「LGBT」をはじめ とする性的マイノリティなどと、すべての人における「SOGI」の基 礎知識や対応方法に関する研修を実施することについては期限等も含めてこれからの課題でもあります。
しかし、河北新報が報じた岩沼市選管の投票当日の本人確認について、「性別で本人確認する意味がない」「外見と戸籍の性別が違う人はずいぶんいる。見かけで判断できない」という見解は追い風のように感じます。
先日アップした「進捗状況」でもお伝えした通り、今後は、県へ国へと皆さんから戴いた署名を持って要望書を提出と考えておりましたが、こうして書きださせて頂いたように情勢がだいぶ変わったように感じております。しかし、まだまだ課題は山積しており、この追い風のような流れが全国的に広まれば…と願うところもあります。
近々、もし奇跡が起きるにせよ起きないにせよ、今日まで署名という形でご賛同頂いた7,869名の声、署名はできなかったけれどもこれまでの発信を読んでくださったのべ14,869名の想い、1,321回のシェアを胸に刻み、足りないところを1つ1つ、もう少しなところを少しずつ紡いで活動していけたらと思っています。
これも前回の記事に書かせては頂きましたが、選挙以外の性別の取り扱い等については、町や県の対応を見ながら必要に応じて国へ要望とも考えております。これまでと変わらない日々が続いていれば、その折にはどうぞまた、皆さんのお力添えを頂ければと思っています。
ひたすら前へ、次の一手を考えながら、一度このアクションを終えようと思います。
本当に皆さん、ありがとうございました。
2019年10月20日 堀 みのり
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