立ち退きを迫られているペレーズ住民に代替移住地を!


立ち退きを迫られているペレーズ住民に代替移住地を!
署名活動の主旨
こんにちは、認定NPO法人アクセス理事長の野田さよです。
私がフィリピン・スタディツアーでペレーズ町(ケソン州アラバット島)を初めて訪れたのは、今から23年前。ココナッツが林立する村で、100人以上の村の人たちといっしょに踊ったこと。言葉は通じなくとも、ホストファミリーの方たちのやさしさが伝わってきて、とっても幸せな時間を過ごさせてもらったことが忘れられません。
私たちアクセスはペレーズ町で、1999年から活動してきました。
「子どもに教育を受けさせたい」「働いて暮らしを改善したい」という住民の願いに応え、現在は320人の子どもたちへの教育支援と、8人の女性への就労支援(フェアトレード事業)を行っています。
しかし今、ペレーズ町北部の住民が深刻な状況に直面しています。
▼30世帯・72人が住まいを失う危機
2025年9月にペレーズを訪問した際、住民の方からショックなニュースが届きました。「ペレーズ町北部に暮らす30世帯・72人の住民が、12月末までに住居立ち退きを迫られている」というのです。その多くが、私たちがこれまで支援をしてきた奨学生やフェアトレード商品の生産者であり、スタディツアー時にはホストファミリーとして私たちを受け入れてくださった人々でした。(30世帯中、7世帯はアクセスの現・元奨学生。6人はフェアトレード事業の現・元生産者)
フィリピンの他の農村地域同様、ペレーズでも大土地所有制が残っており、対象世帯の人たちは、その土地で地主の許可を得て暮らしてきた人たちです。かつては簡素だった家を徐々に充実させ、安心して暮らせる環境を築いてきました。中には30年以上、そこで暮らしてきた人たちもいます。しかし今、地主から、全てを解体して出て行くよう求められています。
地主からは「契約書がないのだから、出ていくように」と一方的に告げられています。移転先の土地も準備されておらず、多くの住民は新しい土地を購入する余裕がありません。先行きが不透明な状況が続く中で、住民たちは大きな不安を抱えています。
フィリピンでは、こうした土地の所有権や賃借権を持っていない住民も、立ち退きを求められる場合には、適切な住居を与えられる権利が認められており、土地所有者が強制的に排除することは禁じられています。土地所有者と住民との間で合意が成立しない場合、行政による調停や裁判所の命令が必要となります。
土地を追われるというのは居住の権利の侵害です。私はこの権利を何とかして守りたいと思い、この署名を立ち上げました。
▼ペレーズ町長・町議会に移転先提供を求めて
対象となる30世帯は、立ち退きには応じざるを得ないと考えています。その上で、「立ち退き後に移転する土地を確保してほしい」と、ペレーズ町長・町議会に対して要望書を提出しました。しかし、町側の対応はあいまいで、明確な回答は得られていません。
私たちはこの30世帯の要望に賛同し、ペレーズ町長が住民の居住の権利を守るための具体的な行動をとってくれることを求め、本署名集めを実施します。
▼ペレーズ町に提出予定の要望書
2025年10月7日
ケソン州ペレーズ町長
チャリッゼ・エスカロナ殿
件名:カグブタアン集落における立ち退き対象世帯への移転支援に関する緊急要請
平和と連帯のご挨拶を申し上げます。
私どもは、カグブタアン集落から立ち退くよう通知を受けた皆さんの力になりたいと願い、こうして貴職に要請する次第です。対象世帯は合計30世帯、72名にのぼり、2025年12月末で住まいを失う見込みです。彼らは、現在住んでいる家を失ってしまったらどこで暮らしを再開すればよいのかと、大きな不安と困難に直面しています。
立ち退きは彼らの暮らしに甚大な影響を及ぼします。影響を受ける世帯の多くは代替の住居がなく、さらなる困難にさらされる危険性があります。特に、子ども、女性、高齢者といった弱い立場の人々の生活と福祉が強く懸念されます。
このような状況を踏まえ、私たちは、これらの世帯に安全かつ適切な移転先を確保するための早急なご介入とご支援をいただきますよう、心よりお願い申し上げます。
この問題が難しい課題であることは十分承知しておりますが、貴職のリーダーシップと迅速なご対応によって、正義にかなった人道的な解決が見いだされるものと信じております。
この重要な要請にお時間を割いてご検討くださり、心より感謝申し上げます。支援を必要とするこれらの世帯に対し、前向きなご対応をいただけることを願っております。
立ち退き対象となる住民の想いを受けて
認定NPO法人アクセスー共生社会をめざす地球市民の会
理事長 野田さよ
(英語版)
October 7, 2025
Honorable Charisse Marie Escalona
Mayor of the Municipality of Perez
Quezon Province
SUBJECT: URGENT APPEAL FOR RELOCATION ASSISTANCE TO THE FAMILIES TO BE EVICTED IN
SITIO CAGBUTAAN
Dear Honorable Mayor Escalona:
Our warmest greetings of peace and solidarity.
We are reaching out to your good office on behalf of the families who were notified to vacate their homes in Sitio Cagbutaan by the end of December 2025. Those families comprising a total of 30 households and 72 individuals now find themselves worrying about the place where they could live while facing dire conditions once they lose their homes and properties.
The eviction has had a devastating impact, leaving many affected families with no immediate alternative housing options and at risk of further hardships. We are particularly concerned about the well-being of the vulnerable individuals in the area such as groups of children, women and the elderly.
In view of these circumstances, we earnestly appeal for your immediate intervention and assistance in providing a safe and suitable relocation for these affected families.
We understand that this situation poses significant challenges, but we trust that your leadership and prompt action can find a just and humane solution for them.
Thank you for your time and consideration of this critical appeal. We are looking forward for your positive response and action to support these families in their time of need.
For and on behalf of the affected families,
Respectfully,
Prepared by:
Ms. Sayo Noda
Chairperson
ACCESS JAPAN (Aspiring Citizens for Community Empowerment with Sunny Smile, Inc.)
*提出時は本文面の日本語版と英語版を合わせて提出します。
▼さいごに
ペレーズ住民の方々に代替移住地が提供されるよう、日本からも声を届けたいです。署名の力で、彼らの住む権利を守り、安心して暮らせる未来を届けましょう。どうかご署名をお願いします!
・・・
注:「Change.org」は、誰でも簡単に署名集めを始められるオンラインサイトの名称です。本ページの末尾で募集されている「Change.orgのマンスリーサポーター」は本サイトの運営費に充てられるもので、ペレーズ住民を応援するための寄付募集とは異なりますので、ご注意ください。

署名活動の主旨
こんにちは、認定NPO法人アクセス理事長の野田さよです。
私がフィリピン・スタディツアーでペレーズ町(ケソン州アラバット島)を初めて訪れたのは、今から23年前。ココナッツが林立する村で、100人以上の村の人たちといっしょに踊ったこと。言葉は通じなくとも、ホストファミリーの方たちのやさしさが伝わってきて、とっても幸せな時間を過ごさせてもらったことが忘れられません。
私たちアクセスはペレーズ町で、1999年から活動してきました。
「子どもに教育を受けさせたい」「働いて暮らしを改善したい」という住民の願いに応え、現在は320人の子どもたちへの教育支援と、8人の女性への就労支援(フェアトレード事業)を行っています。
しかし今、ペレーズ町北部の住民が深刻な状況に直面しています。
▼30世帯・72人が住まいを失う危機
2025年9月にペレーズを訪問した際、住民の方からショックなニュースが届きました。「ペレーズ町北部に暮らす30世帯・72人の住民が、12月末までに住居立ち退きを迫られている」というのです。その多くが、私たちがこれまで支援をしてきた奨学生やフェアトレード商品の生産者であり、スタディツアー時にはホストファミリーとして私たちを受け入れてくださった人々でした。(30世帯中、7世帯はアクセスの現・元奨学生。6人はフェアトレード事業の現・元生産者)
フィリピンの他の農村地域同様、ペレーズでも大土地所有制が残っており、対象世帯の人たちは、その土地で地主の許可を得て暮らしてきた人たちです。かつては簡素だった家を徐々に充実させ、安心して暮らせる環境を築いてきました。中には30年以上、そこで暮らしてきた人たちもいます。しかし今、地主から、全てを解体して出て行くよう求められています。
地主からは「契約書がないのだから、出ていくように」と一方的に告げられています。移転先の土地も準備されておらず、多くの住民は新しい土地を購入する余裕がありません。先行きが不透明な状況が続く中で、住民たちは大きな不安を抱えています。
フィリピンでは、こうした土地の所有権や賃借権を持っていない住民も、立ち退きを求められる場合には、適切な住居を与えられる権利が認められており、土地所有者が強制的に排除することは禁じられています。土地所有者と住民との間で合意が成立しない場合、行政による調停や裁判所の命令が必要となります。
土地を追われるというのは居住の権利の侵害です。私はこの権利を何とかして守りたいと思い、この署名を立ち上げました。
▼ペレーズ町長・町議会に移転先提供を求めて
対象となる30世帯は、立ち退きには応じざるを得ないと考えています。その上で、「立ち退き後に移転する土地を確保してほしい」と、ペレーズ町長・町議会に対して要望書を提出しました。しかし、町側の対応はあいまいで、明確な回答は得られていません。
私たちはこの30世帯の要望に賛同し、ペレーズ町長が住民の居住の権利を守るための具体的な行動をとってくれることを求め、本署名集めを実施します。
▼ペレーズ町に提出予定の要望書
2025年10月7日
ケソン州ペレーズ町長
チャリッゼ・エスカロナ殿
件名:カグブタアン集落における立ち退き対象世帯への移転支援に関する緊急要請
平和と連帯のご挨拶を申し上げます。
私どもは、カグブタアン集落から立ち退くよう通知を受けた皆さんの力になりたいと願い、こうして貴職に要請する次第です。対象世帯は合計30世帯、72名にのぼり、2025年12月末で住まいを失う見込みです。彼らは、現在住んでいる家を失ってしまったらどこで暮らしを再開すればよいのかと、大きな不安と困難に直面しています。
立ち退きは彼らの暮らしに甚大な影響を及ぼします。影響を受ける世帯の多くは代替の住居がなく、さらなる困難にさらされる危険性があります。特に、子ども、女性、高齢者といった弱い立場の人々の生活と福祉が強く懸念されます。
このような状況を踏まえ、私たちは、これらの世帯に安全かつ適切な移転先を確保するための早急なご介入とご支援をいただきますよう、心よりお願い申し上げます。
この問題が難しい課題であることは十分承知しておりますが、貴職のリーダーシップと迅速なご対応によって、正義にかなった人道的な解決が見いだされるものと信じております。
この重要な要請にお時間を割いてご検討くださり、心より感謝申し上げます。支援を必要とするこれらの世帯に対し、前向きなご対応をいただけることを願っております。
立ち退き対象となる住民の想いを受けて
認定NPO法人アクセスー共生社会をめざす地球市民の会
理事長 野田さよ
(英語版)
October 7, 2025
Honorable Charisse Marie Escalona
Mayor of the Municipality of Perez
Quezon Province
SUBJECT: URGENT APPEAL FOR RELOCATION ASSISTANCE TO THE FAMILIES TO BE EVICTED IN
SITIO CAGBUTAAN
Dear Honorable Mayor Escalona:
Our warmest greetings of peace and solidarity.
We are reaching out to your good office on behalf of the families who were notified to vacate their homes in Sitio Cagbutaan by the end of December 2025. Those families comprising a total of 30 households and 72 individuals now find themselves worrying about the place where they could live while facing dire conditions once they lose their homes and properties.
The eviction has had a devastating impact, leaving many affected families with no immediate alternative housing options and at risk of further hardships. We are particularly concerned about the well-being of the vulnerable individuals in the area such as groups of children, women and the elderly.
In view of these circumstances, we earnestly appeal for your immediate intervention and assistance in providing a safe and suitable relocation for these affected families.
We understand that this situation poses significant challenges, but we trust that your leadership and prompt action can find a just and humane solution for them.
Thank you for your time and consideration of this critical appeal. We are looking forward for your positive response and action to support these families in their time of need.
For and on behalf of the affected families,
Respectfully,
Prepared by:
Ms. Sayo Noda
Chairperson
ACCESS JAPAN (Aspiring Citizens for Community Empowerment with Sunny Smile, Inc.)
*提出時は本文面の日本語版と英語版を合わせて提出します。
▼さいごに
ペレーズ住民の方々に代替移住地が提供されるよう、日本からも声を届けたいです。署名の力で、彼らの住む権利を守り、安心して暮らせる未来を届けましょう。どうかご署名をお願いします!
・・・
注:「Change.org」は、誰でも簡単に署名集めを始められるオンラインサイトの名称です。本ページの末尾で募集されている「Change.orgのマンスリーサポーター」は本サイトの運営費に充てられるもので、ペレーズ住民を応援するための寄付募集とは異なりますので、ご注意ください。

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2025年10月14日に作成されたオンライン署名