王子公園に「大学」は必要ですか?市民の意見は「ノー」です。「大学在りき」はやめてください。王子公園を「住みたい街1位」にするにはどうすべきかを考えてください!

署名活動の主旨

*本稿をお読みになるに際しては、「都市計画」('urban planning')においての「公園」('public park')の役割を理解願います。

*「持続可能な都市型生活」('urban life')のために欠かすことができない。それが「公園」('public park')であります。

*米国では全米各地の公園施設運営者や施工者などの専門家が集うシンポジウム形式で、より質の高いアーバンライフを提供するための公園の役割について真摯に話し合っています。

次のPDF資料をご覧ください。

<参考>・・・・・・・

The role of Parks in Shaping Successful Cities (*成功事例に見る都市においての「公園」の役割  https://mobidrive.com/sharelink/p/4bp5RFvncJyTrMVGg7b5hW4jPlmK7K8NRkagfPazUfTL

(以下、冒頭部分からの抜粋)
The City Parks Forum, convened by APA, was an idea ahead of its time. In the early 2000s, APA brought together parks experts, planning directors and mayors of both small and large cities around the United States to engage in conversations and high- level thinking about the responsibilities and place of parks in cities and urban metropolitan areas, present and future.

・・・・・・・

ニューヨークから、フィラデルフィアから、ロサンゼルスから、ほか大小の全米のさまざまな都市から市長や事業責任者が集い「公園の在り方」を実例をもって情報交換を行い語り合った記録を白書にまとめてあります。

お読みになれば、神戸市の素案に記されるものとは根本から違う、遅れている、いない、という次元ではなく、見ている方向、目的とするところからして、まったく異なることがわかります。

「持続可能な都市と生活空間」

この中核に位置付けられるのが「公園」です。

本白書には、参加した自治体の市長ら当該プロジェクトの責任者が証言するところの豊富な実例をもって以下の3点が実証されております。

・大きな地域経済効果

・心身両面での健康増幅効果

・緑地スペースの確保と防災効果

よって、これら都市では市政の中心的なプロジェクトとして専門家による入念且つ緻密な検討と計画が行われ、画期的な「パブリック・スペース」を生み出してきました。

海外の先進都市の公園事業の取り組みの実例から得られた知見です。神戸市も参考とすべきでありましょう。

本稿はこの物差しをもって王子公園の改修にまつわる「素案」の是非を論じてみたく思います。

*ネット検索(例 'urban park')すればいろんなデザインの「公園」を見ることができます。神戸市にも勉強いただきたく思います。以下、参考までに。https://www.architonic.com/en/story/alyn-griffiths-park-life-the-evolving-approach-to-designing-urban-public-space/7000669

・・・・・・・

・・・・・・・

キャンペーン執筆責任者

中村聡一、元プロテニスプレイヤー https://m.facebook.com/profile.php

(* 執筆は私ですが、SNSを通じて意見交換した多くの市民の方々の想いを反映します。https://m.facebook.com/groups/1375495349446811/permalink/3050626605267002/?ref=m_notif&notif_t=group_comment )

・・・・・・・

王子公園の改修にともなう素案に対しての「パブリックコメント」の結果が出ました。

大きな波紋を呼んだ市の計画は、「大学を誘致する」その代わりに「遊園地やテニスコート、水泳プールや陸上グラウンドを撤去する」というものでした。

市民からの大反発に、「素案を見直す」との発表がありました。(*はずかしながら私もテレビ等にも出て訴えました。https://www.mbs.jp/4chantv/news/hunman/article/2022/02/087536.shtml)

* 以下のキャンペーンも立ち上げました。

「王子公園テニスコートを潰さないでください!公園は市民皆のためです。「アメリカンフットボールの聖地」ではありません。テニス発祥の地「神戸ブランド」を守りましょう」https://www.change.org/protect-kobe-tennis

<参考>・・・・・・・

なお、以前の段階では「テニスコート」だけの話でしたので「元プロテニスプレイヤー」としましたところ、今回はより文化教養面からの「公園全体の在り方」についての話であります。

私は、現在はリベラルアーツ教育研究者の肩書きでヘレニズム文化・西洋政治哲学を教えています。この点での私の書籍を紹介します。

『教養としてのギリシャ・ローマ~名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄』(東洋経済新報社)

以下のAmazonの著者ページからご覧いただけます。

https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E6%9D%91-%E8%81%A1%E4%B8%80/e/B004LS58Q8/ref=aufs_dp_mata_dsk

・・・・・・・

・・・・・・・

しかし、、、

次の毎日新聞の記事をご覧ください。本稿の文末に重要な箇所を抜粋してもあります。

https://mainichi.jp/articles/20220222/k00/00m/040/106000c

久元喜造市長は「大学誘致」に未だ強いこだわりがあるそうです。

これがなければ遊園地や各種のスポーツ施設の「撤去」などあり得ないわけです。

「大学誘致」が在りきだから、そのしわ寄せで、限られた敷地の取り合いになる。

市長が誘致に執着すれば、おのずと今の施設のどれかには影響が及びます。

素案には、どの「大学」の「何学部」を招聘するかも説明がありません。

「神戸全体にとって必要な計画。よく説明したい」と市長は申されます。

しかしこれまでの”説明”は、

「これから”公募”する」

であります。

そんなおかしな話がありましょうか。

どんな大学が誘致されるかわからず、どのように市民に「説明する」のでしょうか。

誘致先が”有名校”である必要はあるでしょう。「神戸全体にとって必要な計画」になり得る筈がありませんから。でないなら、逆に地域の雰囲気が損なわれます。

しかし後述しますところ、有名校の「本校」を誘致するのは非現実的です。どこか郊外にあるキャンパス(分校)の市内移転しかないと思います。

素案では4ヘクタールを大学誘致に予定します。「分校」の誘致ならできるかも知れません。郊外キャンパスから移ってくる学生らの利便性も向上するでしょう。しかし郊外から移転する「一部キャンパス(分校)」の誘致が市長の指摘する「神戸全体にとって必要な計画」にはたしてなるでしょうか。(* どこの大学を誘致しようとしているかは言わず、ゾーニングだけ先に決めてから「決まったことだから」と押しきるつもりではないでしょうか。もしそうなら「後だしジャンケン」は市民への裏切り行為だと思います。)

その分市民のための公園の敷地は大幅に削られます。用途も制限を受けます。多くの市民が犠牲になる理屈は成り立つでしょうか。

王子公園の近隣には、神戸大や甲南大があります。甲南女子、海星、親和、松陰、神戸女子ら女子校もそれぞれ大学を有します。神戸学院もポートアイランドに来ました。

市民の反対を押しきって誘致しなければならないほどに王子公園内に「大学」が必要でしょうか?

もし誘致を推し進めるなら、神戸の今後百年に寄与するプロジェクトである必要があります。

近隣の灘校や神戸高校、海星女子ら我が国有数の進学校から第一志望にされるような「憧れの大学」をはたして誘致できるのでありましょうか。

私はきわめて懐疑的です。

少子化で近隣に大学や短大を有する学校は学生集めに苦慮しているのが実情です。廃校に追い込まれるケースもあります。これからさらに増える見込みです。

そんななか「なぜ今、大学なのか?」との意見もあります。「多くの人が楽しく集う場にして欲しい」との要望です。

なかには、老朽して人が離れていくなか、施設の採算を考えると大学への身売りもやむないではないか、との意見もありました。市長の申されるところの「神戸全体にとって必要な計画」とは趣が異なりますが、他に集客する目玉がなければ仕方ない。そういう話です。

はたして本当にそうでしょうか?

財政の話は一見もっともらしくは聞こえますが、世界中に無数に公園が存在しますところ、大都市が「公園の維持費」で破綻した話は耳にしません。

神戸には、海も山も街もありますが、国際級の都市ならばおそらく例外なくある「誇らしい公園」が街なかにはありません。神戸の中心部に19hの広大な敷地をもつ王子公園はこの意味で神戸市の珠玉です。磨けばとてつもなく輝く。(*海も山も街も神戸のもつ「素質」です。国際的にも第一級の「素質」だと思います。日本の「いち地方都市」から「本格的な国際級の都市」に脱皮する。それには、この「素質」を一段磨かなければなりません。*公園をどのように配置するか、どんなコンセプトをもってするか、「都市計画」のもっとも重要な考察事項の一つなんです。このことが明確に認識されない「市政」、せっかくの「街の素質」を伸ばすことができない「市政」、これは残念ながら二流でありましょう。)

考えてもみてください。

かりに大学の誘致が首尾よくいっても、王子公園並びに近隣地域はどこかの大学の「城下町」になってしまいます。それも「分校の」であります。あまりにも「もったいない」と思います。

王子公園は「公園」です。私も海外経験は豊富な方なので国外のいろんな公園を見てきました。うち、集客のための「目玉商品」をうたう公園というのは聞いたことがない。

「多くの人が楽しく集う場にして欲しい」という要望があった旨を記しました。「公園」とはそれが本来の姿です。それが機能していないから、現在の王子公園は人が離れているのではないでしょうか。「箱もの」として動物園や各種のスポーツ施設はあるが、まるで一体性がなく、「単体施設の寄せ集め」なのが今の王子公園の姿でありましょう。(*「公園機能」がないため、19hもの敷地を有する王子公園に来るのは「各種施設の利用者だけ」です。「集客できない」、、、これは当たり前です。)

レトロな昭和の時代はそれでよかったかも知れませんが、今は違います。「公園」としてのコンセプトを打ち出してください。各種の施設だけでなく、しっかりと「公園スペース」を確保して「多くの人が楽しく集う場」を設けてください。

ネットで伺ったなかには「小さい頃から慣れ親しむ場所。市民が自由に気軽にいける公園ならどんな案でも良いのでは?」との控えめな意見もありました。

しかしそこが現在の素案のもっとも大きな問題です。

・「大学」は敷地内に学外者の無制限の立ち入りをセキュリティ上の懸念からも認めないのが通例です。それが公園全体のうちかなりを占める「4h(ヘクタール)」もの敷地面積。

・「テニスコート」を潰して「アメリカンフットボール場」にした場合、一般市民が利用することはほぼないと思います。

・「遊園地」も撤去です。

・「プール」もなくなります。

・「陸上グラウンド」も撤去。

・素案には残るとされる「弓道施設」には、これはもう危ないのでやる人しか入れません。

残るのは、「動物園」と「体育館」だけです。(* 「7h(ヘクタール)」の敷地の西宮ガーデンズが阪急西宮球場の跡地であることを考えると、「19h」の王子公園は観客席や周辺敷地も含めたプロ野球場がほぼ3つ収まる広さ。うち、市民に残されるのがこの2つの施設だけです。*なお、有料の「動物園」に通いつめる近隣住民はそういるとは思えません。残るのは「体育館だけ」と考えるのが自然です。完全な「身売り」の構図になります。*「エントランス」の部分を「芝生の広場」にする案もあるみたいですが、「19ヘクタール」の「公園」うち、「1ヘクタール」だけ市民の「広場」に残すからいいでしょ、、、はないと思います。)

これではもう「公園」の体をなしません。

もし大学を誘致するにしても、現行の素案から敷地面積を大幅に削る必要があるのではないでしょうか。

近隣の西宮市では、阪急西宮北口駅前の再開発において球場跡地に大型ショッピングモールを建造して大成功しました。地域のニーズにあっていたからです。(* ちなみに、広大に感じる「ガーデンズ」ですが、敷地面積は7万平米、つまり7h(ヘクタール)です。市の素案で動物園部分だけに割譲する7hと同等です。神戸の中心部に19hをもつ王子公園のポテンシャルがよくわかります。)

甲南大や関西学院大の一部の学部を誘致しましたが、きわめて限定的な敷地です。「キャンパス」というより、「駅前のビル1棟」というやり方です。(* ちなみに、甲南大の西宮キャンパスは9階建てビル1棟。総延床面積が11、500平米(1.15h)です。従って、敷地面積はその1/9+建ぺい率分を入れても「0.2h(ヘクタール)」程度。素案に示す大学誘致のための「4h」の敷地とは比較になりません。そこで800人の学生が学びます。)

ガーデンズ効果で「西北(にしきた)」は「関西で住みたい街1位」に格上げです。高級感ある都会的でお洒落なショッピングモールによる「街興し」が成功した顕著な事例です。「大学の誘致」はありましたが、「主役」ではありません。

<参考>・・・・・・・

【関西有名私大】キャンパス単位広さランキング  https://daigaku-research.com/881/

関西有名10校のキャンパスの広さが比較されています。10位の甲南大学の岡本キャンパスでも289、703平米 (*28.97ヘクタール)あります。

「本校」を誘致するなら最低でも30ヘクタールの敷地が必要であるのを示唆します。

王子公園は19ヘクタールです。公園のみならず、青谷あたり周辺一帯を丸ごと提供しないと数字が合いません。

これら大学の郊外キャンパスが移転する場合はどうか。関西学院大の三田キャンパスを例にとりましょう。理工学部2000名プラス小ぶりな複数の理系学部から成ります。総勢3000名弱と思います。この場合、4ヘクタールの敷地を売り渡すことになります。理系学部ですので、大半は男子学生です。

利便性の高い立地で最近よく採用される「ビル型」の方式で誘致した場合はどうでしょうか。阪急西宮北口駅に隣接する甲南大の西宮キャンパスの例をあげます。デザイン性の高い「9階建てビル」に800名が学びます。わずか0.2ヘルタールの敷地です。国際系なので、半数以上はお洒落で華やかな女子学生です。

・・・・・・・

・・・・・・・

西宮と比べるとはるかに都会である神戸の中心部に位置する「王子公園」に求められるのは何でしょうか?

市民の意見は明快です。「街興し」ではなく、都会のなかの「憩いの場」です。パンダはいてもいいが、それにも増して「多くの人が楽しく集う場」である「公園」として、近隣住民から市内、市外からの人たち、老若男女、皆が思い思いの形で楽しめる場にして欲しい。

だから大学はあっても良いが、この趣旨を踏まえた形にしてもらいたい。誘致するにしても、「4ヘクタール」もの敷地を提供してあたかも「身売り」のようなことをするのではなく、西宮北口のケースのように限定的な範囲に留めるべきだ。

あくまで「公園」として素晴らしいものにしていただきたい。

そういうことでありましょう。

・老朽した動物園やテニスコート、水泳プール、多目的グラウンドを再整備して市民の福祉に資する。(* 「動物園」に充てられる西宮ガーデンズと同等の7h規模の敷地規模を考えると、これも含めての「ゼロベース」での「王子公園再開発」を考え直すべきとの意見もあった。* 震災等の際に避難や救助物資の集積所として活用できる配慮は欠かせないとの意見も多かった。)

・緑豊かな”憩い”の場としての「公園」部分(*「公園スペース」)を確保する。神戸ならではの”国際性”や”先進性”をごく自然に感じることのできるよう配慮し、各種施設を「公園」に溶け込ませるデザイン性を工夫する。(* ちなみに、遊園地設備にしても、メリーゴーランドやカート場、噴水、ピクニック広場、スケートリンク、ジョギング・サイクリングコース、愛犬猫ペットを遊ばせる広場などの各種アメニティを公園内にさりげなく設置すれば、園内の雰囲気を演出できます。植物園や菜園があっても良いでしょう。児童が楽しめ遊べる工夫も大切です。ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークにはそんな配慮もされてました。多くの人たちが手軽に気軽にいける”ファンタジー・ワールド”が、北区ではなく、「王子公園」にあるのとないのでは「神戸」の洗練性度合いやブランド性評価にも影響を与えると思います。*ベビーカーで来るママさんたちやハンディキャップの方々のためにも「バリアフリー」の配慮は公園内の随所で必要ですね。*震災を忘れないためにも、また夜間に公園スペースを安心して利用できるようにするためにも、ルミナリエ系デザインの「光の廻廊」を設けるのも「神戸ならでは」かも知れません。*歴史的建造物である旧ハンター住宅や文学館をもっと引き立たせる工夫も求められるでしょう。)

<参考>・・・・・・・

* 「エントランス」に1ヘクタールも必要でしょうか。「公園スペース」に組み込んでしまえば一石二鳥です。(*「1ヘクタール=3000坪」ですよ!「テニスコート1面200坪」といわれます。「エントランス敷地=15面テニスコート」ですよ!)

* 「ビル型キャンパス」なら、素案にある大学誘致用の敷地「4ヘクタール」をほぼそのまま温存できます。(* 因みに、体育館よりのテニスコートの横にバスケットボールのシュートリングが一つと簡易休憩所だけのほぼ完全な「空き地」があります。テニスコート二つ三つ入る広々としたスペースです。繰り返しますが、現在は「空き地」です。極端には、ほぼそのスペースだけで「ビル型キャンパス」は建ちますよ。*さらに、体育館の北側、海星の道路はさんで南側も「空地」とみてよいと思います。子供用の「プレーグラウンド」の作りですが、「公園スペース」を確保して組み込めばもっと有効に活用できると思います。)

*「動物園」のレイアウトを工夫すれば、「有料の部分(例えば、パンダ)」と「無料部分(例えば、兎や羊など)」を区分けして、「無料部分」を「公園スペース」に組み込めば公園のアメニティは大幅に向上します。

* 「陸上グラウンド」や「アメリカンフットボール場」を別個に設置する必要があるのでしょうか。兼用できる「多目的型」の仕様に工夫してください。

* 「水泳プール」も多くの市民が存続を願っています。ただし今の作りはあまりにも贅沢ですから、規模は少しばかり縮小しても大丈夫でしょう。そのかわりに「公園スペース」と共有できるお洒落なプールサイド・カフェの設置などアメニティ向上の工夫をしてください。

* 「遊園地」は「公園スペース」と別枠にする必要はありません。「公園スペース」のアメニティを高める手段の一つとして考えてください。必要なアトラクションを取捨選択して組み込んでください。

* 「テニスコート」は国際的なイベントを開催できるような本格的な仕様にしてください。神戸は我が国テニス由来の地です。(*このことは後述します。)

* 高度に魅力的な公園を作るには、専門技術職の能力が求められます。プロの施設デザイナーに依頼してください。「公園スペース」と「各種施設」の各々が魅力的であり、且つ、それらが有機的に一体感をもつ造りにしてください。(*王子公園周辺の市場価値は坪当たり100万~150万円でしょうか。「1ヘクタール=3000坪」なので、1ヘクタールあたり30億円~45億円。「19ヘクタール」の公園全体では、570億円~855億円になります。これだけ資産価値ある公共用地の改修なんだと認識しましょう!しかも神戸中心部のランドマーク的事案。建設会社や設計事務所なども大いなる熱心さで取り組んでくれます。繰り返しますが、”素人仕事”では無理です。専門家による”コンペ”で「公園」のデザインを検討すべきだと思います。)

* 後述する三木市の総合防災公園内「ブルボン・ビーンズドーム」では「ネーミング・ライツ」の取り組みを通じて施設維持費などを賄っています。参考に、王子公園でも賛同くださる企業とのタイアップを検討されては如何でしょうか。

* 「駐車場スペース」はこれらのことをすべて総合的に検討した上で、プロの施設デザイナーに施設内外の設置可能性や方法を考えていただいたら如何でしょうか。「立体」もあるでしょうが、「地下」もあり得ます。私は園外の時間貸し駐車場も利用したりします。広く選択肢を検討すべきです。

・・・・・・・

・・・・・・・

・レトロで老朽した王子公園駅や駅前を再整備してお洒落な街にする。隣接の水道筋商店街の下町情緒あふれる町並みとのマッチングで地域個性を演出する。(* 西宮北口駅はガーデンズへの遊歩道を整備したり、駐車場が豊富に用意されていたり、「駅機能」も利便性並びに街並みとの調和が図られている。)

・あわせて(*敷地に余裕があれば、)どこかブランド大学のお洒落な「駅前キャンパス」を誘致する。(* 甲南大の西宮キャンパスの実例から、わずか「0.2h」の敷地で800人からの学生を収容可能なことがわかっています。*「大学」はたしかにそこにあるが、主張し過ぎずあくまで「サブキャラクター」として「主役ガーデンズ」の脇を固めています。*王子公園の場合、「駅前立地、スポーツ施設や美しいアメニティ溢れる公園に隣接、三宮まで至近!」このキャッチだけで人気のキャンパスになること請け合いですね!)

これなら反対する市民は殆んどいないと思います。

それどころか、王子公園は大きく生まれ変わります。

近隣にお住まいの方々の散歩や施設利用、動物園や公園にアメニティを求めて家族連れで訪れる方々、安心してベビーカーで来るママさんたち、ロマンチックにデート使用する若者ら、近隣学生らも息抜きに来る。遠足に来た児童らが大人になって思い出し懐かしく感じる場所。ジョギングやサイクリングに汗を流す人たち。趣味のサークルを楽しむ人たち。それぞれに楽しみのある公園。

各種のスポーツ施設では、一般の愛好者の方々のみならず、ジュニアや学生、延いてはオリンピックやプロの道を目指す選手らも切磋琢磨する。

季節ごとにさまざまなイベントが催される。音楽イベントあれば、文化的な集い。国際的なスポーツ大会までもが開催される。

より身近には、ガーデニングの催しや愛犬猫ペットの交流会、公園の屋外広場でのヨガ・ピラティスや太極拳の集い。もちろん王子公園の名物「桜のイベント」は神戸市民の皆が楽しみにする。

公園の「ハード」が整えば、「ソフト」はそのときそのときで皆で考えればよい。

神戸はお洒落で創造性溢れる人たちの街。近隣の水道筋商店街ともコラボしていろんな企画も可能になることでありましょう。

皆で作る、皆に愛される、そんな公園。

「ぜったいに住みたい街」

そうなるのではないでしょうか。

・・・・・・・

・・・・・・・

以上、大学はあくまで「サブ」の位置づけにしてください。素案の「粗さ」を洗練させてください。

「王子公園」を「関西で住みたい街1位」にしてください。きっとできます。

以下の事実を踏まえて、「王子公園再開発プロジェクト」をゼロベースで作りなおしてはどうでしょうか。

「総合的な企画」をお願いいたします。

・・・・・・・

敷地面積比較:

・阪急西宮北口ガーデンズ 7h
・王子公園内「動物園」部分 7h

・素案記載の大学誘致用敷地面積 4h
・西宮北口隣接の甲南大学西宮キャンパス(*9階建てビル1棟に800人が学ぶ)敷地面積 0.2h

・・・・・・・

ニューヨークのセントラルパークも、パリでも、ロンドンでも、「公園」を見てきました。

「公園」が輝けば、「街」も輝くんです。

「神戸」はそれに足る街です。

王子公園の「老朽」は、この絶好の機会です。

そういう見方でぜひお考えては如何でありましょうか。

*「パリの庭園、公園、森」https://ja.parisinfo.com/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%81%B8/%E5%85%AC%E5%9C%92%E3%83%BB%E5%BA%AD%E5%9C%92%E3%83%BB%E7%B7%91%E5%9C%B0

・・・・・・・

私からは、テニスコートについては、我が国テニスの由来の地である「神戸」を象徴するような「国際大会」を開催するに足る「ハードコート(インドア)施設」に改修願いたいと申し添えます。震災時にも対応可能な先進的な試みとして三木市総合防災公園のブルボンビーンズドームの例はぜひ参考にしていただきたい。

(*ブルボン ビーンズドームとは、国際的規模の大会の実施から市民の利用まで、幅広くテニスを通したスポーツ振興を目的とした国内最大級の屋内テニス場です。震度7級の地震にも耐える構造を持ち、緊急・災害時には救援物資の保管や救援活動要員の活動拠点になります。屋根の一部は屋上緑化の先進事例となり、周辺環境との調和や室内温度の平準化を図るモデルとしてなど、新しい試みを行っています。http://www.beans-dome.com/ )

<参考>・・・・・・・

市民の皆が興ずるスポーツとして行政や自治体がもっとも力を入れるべきスポーツはなんだと思いますか?

「健康」「社交」「文化性」「競技人口」「イベント性」と考慮すべき事柄はさまざまあるでしょう。

それらすべてに合致する競技種目が「テニス」です。

次をご覧ください。朝日新聞の記事です。

「最も長生きなスポーツはテニス?」https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=914238239287452&id=100021038524276&m_entstream_source=timeline

スポーツをやっている人とやらない人とどちらが健康で長生きだと思いますか?

統計的に、スポーツをやっている人たちが長生きです。なんとなくはそうだろうと皆さんもお思いのことでしょう。

では、どのスポーツがもっとも長生きでしょうか?

それが「テニス」です。他の競技を断トツに上回ります。

スポーツをやらない人たちと比べてなんとテニスをやる人たちは「9.7年」も長生きであることがデンマークと米国の研究チームにより示されました。

理由は?

研究チームによると、テニスが「健康」「社交」「文化性」にもっとも秀でている点を指摘します。

世界中にテニスコートがない国や地域はまずないと思います。(*「競技人口」)

ウインブルドンらのグランドスラム大会を頂点に世界中でテニス国際大会は開催されます。(*「イベント性」)

しかし、、、

文明開化の時代からの日本テニス由来の地である神戸には、現在のところ国際大会を開催できるような施設は存在しないのです。

・・・・・・・

・・・・・・・

以下、前述の毎日新聞の記事からの抜粋です。

(近隣住民の反対意見)
・・・・・・・
王子公園のパブコメに合わせ、公園に隣接する地域住民ら3800世帯を対象としたアンケートでは、既存施設の廃止について反対は9割、新設する大学は7割、立体駐車場は4割が「不要」と回答したという。

(神戸市長のこだわり)
・・・・・・・
 久元喜造市長は16日の記者会見で「内容を踏まえて再整備を検討する」と素案の見直しを示唆した。一方で、大学誘致については「神戸全体にとって必要な計画。よく説明したい」と強い決意をみせた。
・・・・・・・

・・・・・・・

王子公園の置かれた立ち位置とは異なりますが、ここもいい公園ですよ!(*敷地面積18ヘクタール。王子公園は1ヘクタール勝ってますよ!)

横浜 根岸森林公園
https://negishi-shinrin.jp/

ユーミンの歌に出てくる「ドルフィン」はこの公園の隣です。(* 私は横浜にいる時、この隣に住んでました。)

https://hamarepo.com/story.php?story_id=5000

ユーミンの歌『海を見ていた午後』https://youtu.be/hb8GK-f3b_s

・・・・・・・

・・・・・・・

横浜といえば、「みなとみらい」!

ここも、レトロな老朽施設や有休地の改修で大成功した実例です。

画期的な取り組みで有名です。

「施設の寄せ集め」の感がある京浜地域お隣の有明・お台場エリアよりも格段に評価が高く、東京を凌駕した印象を与えます。

広大な横浜港の隅々にさまざまな工夫が凝らされています。

参考に、横浜の客船ターミナルの例を挙げます。敷地を「多面」に用いるアイデアを採用しています。

「横浜港 大さん橋国際客船ターミナル」https://www.welcome.city.yokohama.jp/spot/details.php?bbid=179

世界の人々を迎える横浜港の玄関口で、海外・国内の大型客船が寄港する客船ターミナルですが、屋上に魅力的な工夫がされています。

屋上広場は天然芝と船の甲板をイメージしたウッドデッキ仕上げで開放的な空間になっています。

横浜を訪れる方々が憩いのひとときを過ごす公園のような施設です。目の前に広がるみなとみらいの風景を一日中楽しむことができます。

1階には2,000㎡の大きなホールもあり、各種イベントなどが開催されています。

よく行きました!

敷地や建物を多面的に活用する工夫は参考にすべきところが多々あるのでは。

「公園スペース」の一部をこのような造りにすれば、上部(屋上)は「公園」として、そして内部には「駐車場」や「各種店舗」や「イベント」に用いるスペースを確保する。

賑わいある「集客」に大いに寄与すると思いますよ!

・・・・・・・

*王子公園周辺の市場価値は坪当たり100万~150万円でしょうか。「1ヘクタール=3000坪」なので、1ヘクタールあたり30億円~45億円。「19ヘクタール」の公園全体では、570億円~855億円になります。

*これだけ資産価値ある公共用地の改修なんだと認識しましょう!しかも神戸中心部のランドマーク的事案。建設会社や設計事務所なども大いなる熱心さで取り組んでくれます。

*繰り返しますが、”素人仕事”では無理です。専門家による”コンペ”で「公園」のデザインを検討すべきだと思います。

・・・・・・・

*神戸の中心部に位置する王子公園の大改装ならば大いに衆目を集めます。「いち地方都市」から「本格的な国際級の都市」へと変容していくための先駆的な試みならばなおさらです。

*三木市総合防災公園内のブルボン・ビーンズドームの試みは画期的です。ネーミング・ライツ等の企業とのコラボが三木市にできて、神戸市に出来ないわけがありません。

*企画デザインの側面のみならず、財政の観点からも創意工夫をお願いいたします。

・・・・・・・

・・・・・・・

*公園をどのように配置するか、どんなコンセプトをもってするか、「都市計画」のもっとも重要な考察事項の一つなんです。

*このことが明確に認識されない「市政」、せっかくの「街の素質」を伸ばすことができない「市政」、これは残念ながら二流でありましょう。

・・・・・・・

王子公園をハブにして、

・西は、新神戸・北野、三宮・ハーバーランド、元町

・東は、水道筋商店街、六甲道、御影・住吉・岡本、深江市場・サンシャインワーフ

・南は、原田の森・美術館、灘HAT神戸

・北は、布引ハーブ園、六甲山、摩耶山

そんな街になることを切に願っております。

以上

 

 

 

 

avatar of the starter
中村 聡一署名発信者テニス桜田倶楽部の初代No.1。ウインブルドンでもプレーしました。松岡修造君らは後輩。NYコロンビア大学を卒業後、グローバルコンサルティングKPMGで財務アドバイザー。今は兵庫県の大学で教えてます。テニスプロ資格はまだ保有してます。シニア世界大会を目指しています。趣味の料理本を出版するのが夢です。

191

署名活動の主旨

*本稿をお読みになるに際しては、「都市計画」('urban planning')においての「公園」('public park')の役割を理解願います。

*「持続可能な都市型生活」('urban life')のために欠かすことができない。それが「公園」('public park')であります。

*米国では全米各地の公園施設運営者や施工者などの専門家が集うシンポジウム形式で、より質の高いアーバンライフを提供するための公園の役割について真摯に話し合っています。

次のPDF資料をご覧ください。

<参考>・・・・・・・

The role of Parks in Shaping Successful Cities (*成功事例に見る都市においての「公園」の役割  https://mobidrive.com/sharelink/p/4bp5RFvncJyTrMVGg7b5hW4jPlmK7K8NRkagfPazUfTL

(以下、冒頭部分からの抜粋)
The City Parks Forum, convened by APA, was an idea ahead of its time. In the early 2000s, APA brought together parks experts, planning directors and mayors of both small and large cities around the United States to engage in conversations and high- level thinking about the responsibilities and place of parks in cities and urban metropolitan areas, present and future.

・・・・・・・

ニューヨークから、フィラデルフィアから、ロサンゼルスから、ほか大小の全米のさまざまな都市から市長や事業責任者が集い「公園の在り方」を実例をもって情報交換を行い語り合った記録を白書にまとめてあります。

お読みになれば、神戸市の素案に記されるものとは根本から違う、遅れている、いない、という次元ではなく、見ている方向、目的とするところからして、まったく異なることがわかります。

「持続可能な都市と生活空間」

この中核に位置付けられるのが「公園」です。

本白書には、参加した自治体の市長ら当該プロジェクトの責任者が証言するところの豊富な実例をもって以下の3点が実証されております。

・大きな地域経済効果

・心身両面での健康増幅効果

・緑地スペースの確保と防災効果

よって、これら都市では市政の中心的なプロジェクトとして専門家による入念且つ緻密な検討と計画が行われ、画期的な「パブリック・スペース」を生み出してきました。

海外の先進都市の公園事業の取り組みの実例から得られた知見です。神戸市も参考とすべきでありましょう。

本稿はこの物差しをもって王子公園の改修にまつわる「素案」の是非を論じてみたく思います。

*ネット検索(例 'urban park')すればいろんなデザインの「公園」を見ることができます。神戸市にも勉強いただきたく思います。以下、参考までに。https://www.architonic.com/en/story/alyn-griffiths-park-life-the-evolving-approach-to-designing-urban-public-space/7000669

・・・・・・・

・・・・・・・

キャンペーン執筆責任者

中村聡一、元プロテニスプレイヤー https://m.facebook.com/profile.php

(* 執筆は私ですが、SNSを通じて意見交換した多くの市民の方々の想いを反映します。https://m.facebook.com/groups/1375495349446811/permalink/3050626605267002/?ref=m_notif&notif_t=group_comment )

・・・・・・・

王子公園の改修にともなう素案に対しての「パブリックコメント」の結果が出ました。

大きな波紋を呼んだ市の計画は、「大学を誘致する」その代わりに「遊園地やテニスコート、水泳プールや陸上グラウンドを撤去する」というものでした。

市民からの大反発に、「素案を見直す」との発表がありました。(*はずかしながら私もテレビ等にも出て訴えました。https://www.mbs.jp/4chantv/news/hunman/article/2022/02/087536.shtml)

* 以下のキャンペーンも立ち上げました。

「王子公園テニスコートを潰さないでください!公園は市民皆のためです。「アメリカンフットボールの聖地」ではありません。テニス発祥の地「神戸ブランド」を守りましょう」https://www.change.org/protect-kobe-tennis

<参考>・・・・・・・

なお、以前の段階では「テニスコート」だけの話でしたので「元プロテニスプレイヤー」としましたところ、今回はより文化教養面からの「公園全体の在り方」についての話であります。

私は、現在はリベラルアーツ教育研究者の肩書きでヘレニズム文化・西洋政治哲学を教えています。この点での私の書籍を紹介します。

『教養としてのギリシャ・ローマ~名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄』(東洋経済新報社)

以下のAmazonの著者ページからご覧いただけます。

https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E6%9D%91-%E8%81%A1%E4%B8%80/e/B004LS58Q8/ref=aufs_dp_mata_dsk

・・・・・・・

・・・・・・・

しかし、、、

次の毎日新聞の記事をご覧ください。本稿の文末に重要な箇所を抜粋してもあります。

https://mainichi.jp/articles/20220222/k00/00m/040/106000c

久元喜造市長は「大学誘致」に未だ強いこだわりがあるそうです。

これがなければ遊園地や各種のスポーツ施設の「撤去」などあり得ないわけです。

「大学誘致」が在りきだから、そのしわ寄せで、限られた敷地の取り合いになる。

市長が誘致に執着すれば、おのずと今の施設のどれかには影響が及びます。

素案には、どの「大学」の「何学部」を招聘するかも説明がありません。

「神戸全体にとって必要な計画。よく説明したい」と市長は申されます。

しかしこれまでの”説明”は、

「これから”公募”する」

であります。

そんなおかしな話がありましょうか。

どんな大学が誘致されるかわからず、どのように市民に「説明する」のでしょうか。

誘致先が”有名校”である必要はあるでしょう。「神戸全体にとって必要な計画」になり得る筈がありませんから。でないなら、逆に地域の雰囲気が損なわれます。

しかし後述しますところ、有名校の「本校」を誘致するのは非現実的です。どこか郊外にあるキャンパス(分校)の市内移転しかないと思います。

素案では4ヘクタールを大学誘致に予定します。「分校」の誘致ならできるかも知れません。郊外キャンパスから移ってくる学生らの利便性も向上するでしょう。しかし郊外から移転する「一部キャンパス(分校)」の誘致が市長の指摘する「神戸全体にとって必要な計画」にはたしてなるでしょうか。(* どこの大学を誘致しようとしているかは言わず、ゾーニングだけ先に決めてから「決まったことだから」と押しきるつもりではないでしょうか。もしそうなら「後だしジャンケン」は市民への裏切り行為だと思います。)

その分市民のための公園の敷地は大幅に削られます。用途も制限を受けます。多くの市民が犠牲になる理屈は成り立つでしょうか。

王子公園の近隣には、神戸大や甲南大があります。甲南女子、海星、親和、松陰、神戸女子ら女子校もそれぞれ大学を有します。神戸学院もポートアイランドに来ました。

市民の反対を押しきって誘致しなければならないほどに王子公園内に「大学」が必要でしょうか?

もし誘致を推し進めるなら、神戸の今後百年に寄与するプロジェクトである必要があります。

近隣の灘校や神戸高校、海星女子ら我が国有数の進学校から第一志望にされるような「憧れの大学」をはたして誘致できるのでありましょうか。

私はきわめて懐疑的です。

少子化で近隣に大学や短大を有する学校は学生集めに苦慮しているのが実情です。廃校に追い込まれるケースもあります。これからさらに増える見込みです。

そんななか「なぜ今、大学なのか?」との意見もあります。「多くの人が楽しく集う場にして欲しい」との要望です。

なかには、老朽して人が離れていくなか、施設の採算を考えると大学への身売りもやむないではないか、との意見もありました。市長の申されるところの「神戸全体にとって必要な計画」とは趣が異なりますが、他に集客する目玉がなければ仕方ない。そういう話です。

はたして本当にそうでしょうか?

財政の話は一見もっともらしくは聞こえますが、世界中に無数に公園が存在しますところ、大都市が「公園の維持費」で破綻した話は耳にしません。

神戸には、海も山も街もありますが、国際級の都市ならばおそらく例外なくある「誇らしい公園」が街なかにはありません。神戸の中心部に19hの広大な敷地をもつ王子公園はこの意味で神戸市の珠玉です。磨けばとてつもなく輝く。(*海も山も街も神戸のもつ「素質」です。国際的にも第一級の「素質」だと思います。日本の「いち地方都市」から「本格的な国際級の都市」に脱皮する。それには、この「素質」を一段磨かなければなりません。*公園をどのように配置するか、どんなコンセプトをもってするか、「都市計画」のもっとも重要な考察事項の一つなんです。このことが明確に認識されない「市政」、せっかくの「街の素質」を伸ばすことができない「市政」、これは残念ながら二流でありましょう。)

考えてもみてください。

かりに大学の誘致が首尾よくいっても、王子公園並びに近隣地域はどこかの大学の「城下町」になってしまいます。それも「分校の」であります。あまりにも「もったいない」と思います。

王子公園は「公園」です。私も海外経験は豊富な方なので国外のいろんな公園を見てきました。うち、集客のための「目玉商品」をうたう公園というのは聞いたことがない。

「多くの人が楽しく集う場にして欲しい」という要望があった旨を記しました。「公園」とはそれが本来の姿です。それが機能していないから、現在の王子公園は人が離れているのではないでしょうか。「箱もの」として動物園や各種のスポーツ施設はあるが、まるで一体性がなく、「単体施設の寄せ集め」なのが今の王子公園の姿でありましょう。(*「公園機能」がないため、19hもの敷地を有する王子公園に来るのは「各種施設の利用者だけ」です。「集客できない」、、、これは当たり前です。)

レトロな昭和の時代はそれでよかったかも知れませんが、今は違います。「公園」としてのコンセプトを打ち出してください。各種の施設だけでなく、しっかりと「公園スペース」を確保して「多くの人が楽しく集う場」を設けてください。

ネットで伺ったなかには「小さい頃から慣れ親しむ場所。市民が自由に気軽にいける公園ならどんな案でも良いのでは?」との控えめな意見もありました。

しかしそこが現在の素案のもっとも大きな問題です。

・「大学」は敷地内に学外者の無制限の立ち入りをセキュリティ上の懸念からも認めないのが通例です。それが公園全体のうちかなりを占める「4h(ヘクタール)」もの敷地面積。

・「テニスコート」を潰して「アメリカンフットボール場」にした場合、一般市民が利用することはほぼないと思います。

・「遊園地」も撤去です。

・「プール」もなくなります。

・「陸上グラウンド」も撤去。

・素案には残るとされる「弓道施設」には、これはもう危ないのでやる人しか入れません。

残るのは、「動物園」と「体育館」だけです。(* 「7h(ヘクタール)」の敷地の西宮ガーデンズが阪急西宮球場の跡地であることを考えると、「19h」の王子公園は観客席や周辺敷地も含めたプロ野球場がほぼ3つ収まる広さ。うち、市民に残されるのがこの2つの施設だけです。*なお、有料の「動物園」に通いつめる近隣住民はそういるとは思えません。残るのは「体育館だけ」と考えるのが自然です。完全な「身売り」の構図になります。*「エントランス」の部分を「芝生の広場」にする案もあるみたいですが、「19ヘクタール」の「公園」うち、「1ヘクタール」だけ市民の「広場」に残すからいいでしょ、、、はないと思います。)

これではもう「公園」の体をなしません。

もし大学を誘致するにしても、現行の素案から敷地面積を大幅に削る必要があるのではないでしょうか。

近隣の西宮市では、阪急西宮北口駅前の再開発において球場跡地に大型ショッピングモールを建造して大成功しました。地域のニーズにあっていたからです。(* ちなみに、広大に感じる「ガーデンズ」ですが、敷地面積は7万平米、つまり7h(ヘクタール)です。市の素案で動物園部分だけに割譲する7hと同等です。神戸の中心部に19hをもつ王子公園のポテンシャルがよくわかります。)

甲南大や関西学院大の一部の学部を誘致しましたが、きわめて限定的な敷地です。「キャンパス」というより、「駅前のビル1棟」というやり方です。(* ちなみに、甲南大の西宮キャンパスは9階建てビル1棟。総延床面積が11、500平米(1.15h)です。従って、敷地面積はその1/9+建ぺい率分を入れても「0.2h(ヘクタール)」程度。素案に示す大学誘致のための「4h」の敷地とは比較になりません。そこで800人の学生が学びます。)

ガーデンズ効果で「西北(にしきた)」は「関西で住みたい街1位」に格上げです。高級感ある都会的でお洒落なショッピングモールによる「街興し」が成功した顕著な事例です。「大学の誘致」はありましたが、「主役」ではありません。

<参考>・・・・・・・

【関西有名私大】キャンパス単位広さランキング  https://daigaku-research.com/881/

関西有名10校のキャンパスの広さが比較されています。10位の甲南大学の岡本キャンパスでも289、703平米 (*28.97ヘクタール)あります。

「本校」を誘致するなら最低でも30ヘクタールの敷地が必要であるのを示唆します。

王子公園は19ヘクタールです。公園のみならず、青谷あたり周辺一帯を丸ごと提供しないと数字が合いません。

これら大学の郊外キャンパスが移転する場合はどうか。関西学院大の三田キャンパスを例にとりましょう。理工学部2000名プラス小ぶりな複数の理系学部から成ります。総勢3000名弱と思います。この場合、4ヘクタールの敷地を売り渡すことになります。理系学部ですので、大半は男子学生です。

利便性の高い立地で最近よく採用される「ビル型」の方式で誘致した場合はどうでしょうか。阪急西宮北口駅に隣接する甲南大の西宮キャンパスの例をあげます。デザイン性の高い「9階建てビル」に800名が学びます。わずか0.2ヘルタールの敷地です。国際系なので、半数以上はお洒落で華やかな女子学生です。

・・・・・・・

・・・・・・・

西宮と比べるとはるかに都会である神戸の中心部に位置する「王子公園」に求められるのは何でしょうか?

市民の意見は明快です。「街興し」ではなく、都会のなかの「憩いの場」です。パンダはいてもいいが、それにも増して「多くの人が楽しく集う場」である「公園」として、近隣住民から市内、市外からの人たち、老若男女、皆が思い思いの形で楽しめる場にして欲しい。

だから大学はあっても良いが、この趣旨を踏まえた形にしてもらいたい。誘致するにしても、「4ヘクタール」もの敷地を提供してあたかも「身売り」のようなことをするのではなく、西宮北口のケースのように限定的な範囲に留めるべきだ。

あくまで「公園」として素晴らしいものにしていただきたい。

そういうことでありましょう。

・老朽した動物園やテニスコート、水泳プール、多目的グラウンドを再整備して市民の福祉に資する。(* 「動物園」に充てられる西宮ガーデンズと同等の7h規模の敷地規模を考えると、これも含めての「ゼロベース」での「王子公園再開発」を考え直すべきとの意見もあった。* 震災等の際に避難や救助物資の集積所として活用できる配慮は欠かせないとの意見も多かった。)

・緑豊かな”憩い”の場としての「公園」部分(*「公園スペース」)を確保する。神戸ならではの”国際性”や”先進性”をごく自然に感じることのできるよう配慮し、各種施設を「公園」に溶け込ませるデザイン性を工夫する。(* ちなみに、遊園地設備にしても、メリーゴーランドやカート場、噴水、ピクニック広場、スケートリンク、ジョギング・サイクリングコース、愛犬猫ペットを遊ばせる広場などの各種アメニティを公園内にさりげなく設置すれば、園内の雰囲気を演出できます。植物園や菜園があっても良いでしょう。児童が楽しめ遊べる工夫も大切です。ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークにはそんな配慮もされてました。多くの人たちが手軽に気軽にいける”ファンタジー・ワールド”が、北区ではなく、「王子公園」にあるのとないのでは「神戸」の洗練性度合いやブランド性評価にも影響を与えると思います。*ベビーカーで来るママさんたちやハンディキャップの方々のためにも「バリアフリー」の配慮は公園内の随所で必要ですね。*震災を忘れないためにも、また夜間に公園スペースを安心して利用できるようにするためにも、ルミナリエ系デザインの「光の廻廊」を設けるのも「神戸ならでは」かも知れません。*歴史的建造物である旧ハンター住宅や文学館をもっと引き立たせる工夫も求められるでしょう。)

<参考>・・・・・・・

* 「エントランス」に1ヘクタールも必要でしょうか。「公園スペース」に組み込んでしまえば一石二鳥です。(*「1ヘクタール=3000坪」ですよ!「テニスコート1面200坪」といわれます。「エントランス敷地=15面テニスコート」ですよ!)

* 「ビル型キャンパス」なら、素案にある大学誘致用の敷地「4ヘクタール」をほぼそのまま温存できます。(* 因みに、体育館よりのテニスコートの横にバスケットボールのシュートリングが一つと簡易休憩所だけのほぼ完全な「空き地」があります。テニスコート二つ三つ入る広々としたスペースです。繰り返しますが、現在は「空き地」です。極端には、ほぼそのスペースだけで「ビル型キャンパス」は建ちますよ。*さらに、体育館の北側、海星の道路はさんで南側も「空地」とみてよいと思います。子供用の「プレーグラウンド」の作りですが、「公園スペース」を確保して組み込めばもっと有効に活用できると思います。)

*「動物園」のレイアウトを工夫すれば、「有料の部分(例えば、パンダ)」と「無料部分(例えば、兎や羊など)」を区分けして、「無料部分」を「公園スペース」に組み込めば公園のアメニティは大幅に向上します。

* 「陸上グラウンド」や「アメリカンフットボール場」を別個に設置する必要があるのでしょうか。兼用できる「多目的型」の仕様に工夫してください。

* 「水泳プール」も多くの市民が存続を願っています。ただし今の作りはあまりにも贅沢ですから、規模は少しばかり縮小しても大丈夫でしょう。そのかわりに「公園スペース」と共有できるお洒落なプールサイド・カフェの設置などアメニティ向上の工夫をしてください。

* 「遊園地」は「公園スペース」と別枠にする必要はありません。「公園スペース」のアメニティを高める手段の一つとして考えてください。必要なアトラクションを取捨選択して組み込んでください。

* 「テニスコート」は国際的なイベントを開催できるような本格的な仕様にしてください。神戸は我が国テニス由来の地です。(*このことは後述します。)

* 高度に魅力的な公園を作るには、専門技術職の能力が求められます。プロの施設デザイナーに依頼してください。「公園スペース」と「各種施設」の各々が魅力的であり、且つ、それらが有機的に一体感をもつ造りにしてください。(*王子公園周辺の市場価値は坪当たり100万~150万円でしょうか。「1ヘクタール=3000坪」なので、1ヘクタールあたり30億円~45億円。「19ヘクタール」の公園全体では、570億円~855億円になります。これだけ資産価値ある公共用地の改修なんだと認識しましょう!しかも神戸中心部のランドマーク的事案。建設会社や設計事務所なども大いなる熱心さで取り組んでくれます。繰り返しますが、”素人仕事”では無理です。専門家による”コンペ”で「公園」のデザインを検討すべきだと思います。)

* 後述する三木市の総合防災公園内「ブルボン・ビーンズドーム」では「ネーミング・ライツ」の取り組みを通じて施設維持費などを賄っています。参考に、王子公園でも賛同くださる企業とのタイアップを検討されては如何でしょうか。

* 「駐車場スペース」はこれらのことをすべて総合的に検討した上で、プロの施設デザイナーに施設内外の設置可能性や方法を考えていただいたら如何でしょうか。「立体」もあるでしょうが、「地下」もあり得ます。私は園外の時間貸し駐車場も利用したりします。広く選択肢を検討すべきです。

・・・・・・・

・・・・・・・

・レトロで老朽した王子公園駅や駅前を再整備してお洒落な街にする。隣接の水道筋商店街の下町情緒あふれる町並みとのマッチングで地域個性を演出する。(* 西宮北口駅はガーデンズへの遊歩道を整備したり、駐車場が豊富に用意されていたり、「駅機能」も利便性並びに街並みとの調和が図られている。)

・あわせて(*敷地に余裕があれば、)どこかブランド大学のお洒落な「駅前キャンパス」を誘致する。(* 甲南大の西宮キャンパスの実例から、わずか「0.2h」の敷地で800人からの学生を収容可能なことがわかっています。*「大学」はたしかにそこにあるが、主張し過ぎずあくまで「サブキャラクター」として「主役ガーデンズ」の脇を固めています。*王子公園の場合、「駅前立地、スポーツ施設や美しいアメニティ溢れる公園に隣接、三宮まで至近!」このキャッチだけで人気のキャンパスになること請け合いですね!)

これなら反対する市民は殆んどいないと思います。

それどころか、王子公園は大きく生まれ変わります。

近隣にお住まいの方々の散歩や施設利用、動物園や公園にアメニティを求めて家族連れで訪れる方々、安心してベビーカーで来るママさんたち、ロマンチックにデート使用する若者ら、近隣学生らも息抜きに来る。遠足に来た児童らが大人になって思い出し懐かしく感じる場所。ジョギングやサイクリングに汗を流す人たち。趣味のサークルを楽しむ人たち。それぞれに楽しみのある公園。

各種のスポーツ施設では、一般の愛好者の方々のみならず、ジュニアや学生、延いてはオリンピックやプロの道を目指す選手らも切磋琢磨する。

季節ごとにさまざまなイベントが催される。音楽イベントあれば、文化的な集い。国際的なスポーツ大会までもが開催される。

より身近には、ガーデニングの催しや愛犬猫ペットの交流会、公園の屋外広場でのヨガ・ピラティスや太極拳の集い。もちろん王子公園の名物「桜のイベント」は神戸市民の皆が楽しみにする。

公園の「ハード」が整えば、「ソフト」はそのときそのときで皆で考えればよい。

神戸はお洒落で創造性溢れる人たちの街。近隣の水道筋商店街ともコラボしていろんな企画も可能になることでありましょう。

皆で作る、皆に愛される、そんな公園。

「ぜったいに住みたい街」

そうなるのではないでしょうか。

・・・・・・・

・・・・・・・

以上、大学はあくまで「サブ」の位置づけにしてください。素案の「粗さ」を洗練させてください。

「王子公園」を「関西で住みたい街1位」にしてください。きっとできます。

以下の事実を踏まえて、「王子公園再開発プロジェクト」をゼロベースで作りなおしてはどうでしょうか。

「総合的な企画」をお願いいたします。

・・・・・・・

敷地面積比較:

・阪急西宮北口ガーデンズ 7h
・王子公園内「動物園」部分 7h

・素案記載の大学誘致用敷地面積 4h
・西宮北口隣接の甲南大学西宮キャンパス(*9階建てビル1棟に800人が学ぶ)敷地面積 0.2h

・・・・・・・

ニューヨークのセントラルパークも、パリでも、ロンドンでも、「公園」を見てきました。

「公園」が輝けば、「街」も輝くんです。

「神戸」はそれに足る街です。

王子公園の「老朽」は、この絶好の機会です。

そういう見方でぜひお考えては如何でありましょうか。

*「パリの庭園、公園、森」https://ja.parisinfo.com/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%81%B8/%E5%85%AC%E5%9C%92%E3%83%BB%E5%BA%AD%E5%9C%92%E3%83%BB%E7%B7%91%E5%9C%B0

・・・・・・・

私からは、テニスコートについては、我が国テニスの由来の地である「神戸」を象徴するような「国際大会」を開催するに足る「ハードコート(インドア)施設」に改修願いたいと申し添えます。震災時にも対応可能な先進的な試みとして三木市総合防災公園のブルボンビーンズドームの例はぜひ参考にしていただきたい。

(*ブルボン ビーンズドームとは、国際的規模の大会の実施から市民の利用まで、幅広くテニスを通したスポーツ振興を目的とした国内最大級の屋内テニス場です。震度7級の地震にも耐える構造を持ち、緊急・災害時には救援物資の保管や救援活動要員の活動拠点になります。屋根の一部は屋上緑化の先進事例となり、周辺環境との調和や室内温度の平準化を図るモデルとしてなど、新しい試みを行っています。http://www.beans-dome.com/ )

<参考>・・・・・・・

市民の皆が興ずるスポーツとして行政や自治体がもっとも力を入れるべきスポーツはなんだと思いますか?

「健康」「社交」「文化性」「競技人口」「イベント性」と考慮すべき事柄はさまざまあるでしょう。

それらすべてに合致する競技種目が「テニス」です。

次をご覧ください。朝日新聞の記事です。

「最も長生きなスポーツはテニス?」https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=914238239287452&id=100021038524276&m_entstream_source=timeline

スポーツをやっている人とやらない人とどちらが健康で長生きだと思いますか?

統計的に、スポーツをやっている人たちが長生きです。なんとなくはそうだろうと皆さんもお思いのことでしょう。

では、どのスポーツがもっとも長生きでしょうか?

それが「テニス」です。他の競技を断トツに上回ります。

スポーツをやらない人たちと比べてなんとテニスをやる人たちは「9.7年」も長生きであることがデンマークと米国の研究チームにより示されました。

理由は?

研究チームによると、テニスが「健康」「社交」「文化性」にもっとも秀でている点を指摘します。

世界中にテニスコートがない国や地域はまずないと思います。(*「競技人口」)

ウインブルドンらのグランドスラム大会を頂点に世界中でテニス国際大会は開催されます。(*「イベント性」)

しかし、、、

文明開化の時代からの日本テニス由来の地である神戸には、現在のところ国際大会を開催できるような施設は存在しないのです。

・・・・・・・

・・・・・・・

以下、前述の毎日新聞の記事からの抜粋です。

(近隣住民の反対意見)
・・・・・・・
王子公園のパブコメに合わせ、公園に隣接する地域住民ら3800世帯を対象としたアンケートでは、既存施設の廃止について反対は9割、新設する大学は7割、立体駐車場は4割が「不要」と回答したという。

(神戸市長のこだわり)
・・・・・・・
 久元喜造市長は16日の記者会見で「内容を踏まえて再整備を検討する」と素案の見直しを示唆した。一方で、大学誘致については「神戸全体にとって必要な計画。よく説明したい」と強い決意をみせた。
・・・・・・・

・・・・・・・

王子公園の置かれた立ち位置とは異なりますが、ここもいい公園ですよ!(*敷地面積18ヘクタール。王子公園は1ヘクタール勝ってますよ!)

横浜 根岸森林公園
https://negishi-shinrin.jp/

ユーミンの歌に出てくる「ドルフィン」はこの公園の隣です。(* 私は横浜にいる時、この隣に住んでました。)

https://hamarepo.com/story.php?story_id=5000

ユーミンの歌『海を見ていた午後』https://youtu.be/hb8GK-f3b_s

・・・・・・・

・・・・・・・

横浜といえば、「みなとみらい」!

ここも、レトロな老朽施設や有休地の改修で大成功した実例です。

画期的な取り組みで有名です。

「施設の寄せ集め」の感がある京浜地域お隣の有明・お台場エリアよりも格段に評価が高く、東京を凌駕した印象を与えます。

広大な横浜港の隅々にさまざまな工夫が凝らされています。

参考に、横浜の客船ターミナルの例を挙げます。敷地を「多面」に用いるアイデアを採用しています。

「横浜港 大さん橋国際客船ターミナル」https://www.welcome.city.yokohama.jp/spot/details.php?bbid=179

世界の人々を迎える横浜港の玄関口で、海外・国内の大型客船が寄港する客船ターミナルですが、屋上に魅力的な工夫がされています。

屋上広場は天然芝と船の甲板をイメージしたウッドデッキ仕上げで開放的な空間になっています。

横浜を訪れる方々が憩いのひとときを過ごす公園のような施設です。目の前に広がるみなとみらいの風景を一日中楽しむことができます。

1階には2,000㎡の大きなホールもあり、各種イベントなどが開催されています。

よく行きました!

敷地や建物を多面的に活用する工夫は参考にすべきところが多々あるのでは。

「公園スペース」の一部をこのような造りにすれば、上部(屋上)は「公園」として、そして内部には「駐車場」や「各種店舗」や「イベント」に用いるスペースを確保する。

賑わいある「集客」に大いに寄与すると思いますよ!

・・・・・・・

*王子公園周辺の市場価値は坪当たり100万~150万円でしょうか。「1ヘクタール=3000坪」なので、1ヘクタールあたり30億円~45億円。「19ヘクタール」の公園全体では、570億円~855億円になります。

*これだけ資産価値ある公共用地の改修なんだと認識しましょう!しかも神戸中心部のランドマーク的事案。建設会社や設計事務所なども大いなる熱心さで取り組んでくれます。

*繰り返しますが、”素人仕事”では無理です。専門家による”コンペ”で「公園」のデザインを検討すべきだと思います。

・・・・・・・

*神戸の中心部に位置する王子公園の大改装ならば大いに衆目を集めます。「いち地方都市」から「本格的な国際級の都市」へと変容していくための先駆的な試みならばなおさらです。

*三木市総合防災公園内のブルボン・ビーンズドームの試みは画期的です。ネーミング・ライツ等の企業とのコラボが三木市にできて、神戸市に出来ないわけがありません。

*企画デザインの側面のみならず、財政の観点からも創意工夫をお願いいたします。

・・・・・・・

・・・・・・・

*公園をどのように配置するか、どんなコンセプトをもってするか、「都市計画」のもっとも重要な考察事項の一つなんです。

*このことが明確に認識されない「市政」、せっかくの「街の素質」を伸ばすことができない「市政」、これは残念ながら二流でありましょう。

・・・・・・・

王子公園をハブにして、

・西は、新神戸・北野、三宮・ハーバーランド、元町

・東は、水道筋商店街、六甲道、御影・住吉・岡本、深江市場・サンシャインワーフ

・南は、原田の森・美術館、灘HAT神戸

・北は、布引ハーブ園、六甲山、摩耶山

そんな街になることを切に願っております。

以上

 

 

 

 

avatar of the starter
中村 聡一署名発信者テニス桜田倶楽部の初代No.1。ウインブルドンでもプレーしました。松岡修造君らは後輩。NYコロンビア大学を卒業後、グローバルコンサルティングKPMGで財務アドバイザー。今は兵庫県の大学で教えてます。テニスプロ資格はまだ保有してます。シニア世界大会を目指しています。趣味の料理本を出版するのが夢です。

意思決定者

神戸市長、神戸市議会、神戸市役所
神戸市長、神戸市議会、神戸市役所
オンライン署名に関するお知らせ