

署名へご協力いただいた皆さま
こちらはNPO法人POSSE仙台支部です。
先日お知らせしました通り、仙台支部では現在「宮城県に在住する外国ルーツの住民への相談支援を通じた多文化共生の地域づくり事業」に取り組んでおります。
12月の開始以降、たくさんの皆さまからご支援・ご協力をいただき、現在27万円のご寄付をいただいております。
本事業への寄付につきましては、税額控除を利用することができます(2027年の確定申告で利用可能)が、税額控除の対象となる寄付期間は残り1週間を切っております。
現在もたくさんの方からお力添えをいただいておりますが、今後も困窮する移民の方々の生活や権利を守るために、より多くの皆さまからのご協力が必要です。
以下の活動報告もご参照のうえ、私たちの取り組みにご賛同いただける方は、ぜひ温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。寄付のページは下記です。
宮城県に在住する外国ルーツの住民への相談支援を通じた多文化共生の地域づくり事業 【POSSE】 | 宮城県共同募金会
<活動報告>
宮城県内の困窮する留学生・技能実習生への食料支援&相談会を実施しました!
12月〜2月にかけて、計4回、仙台市内の日本語学校・専門学校に通う外国人留学生と、石巻で働く技能実習生に対する食料支援・相談支援会を行いました。
現在、こうした移民の方の多くが、時給1038円という宮城県内の最低賃金で働いています。また、仙台市内では留学生の増加により「20件以上面接を受けても1件も採用されない」といった深刻な雇用先不足が発生しています。
私たちが開催した支援会では、毎回30人〜40人と以前にもまして多くの方が参加し、物価高騰の中で買うことの難しいお米を中心に、麺類や菓子類などを提供しました。
参加した留学生への相談からは、1か月の細切れ雇用、かつ最低賃金で働き、夜勤で8時間ほど働いた後すぐ学校に向かう、というような過酷な生活を送っていることがわかりました。
どれだけ賃金が低くとも、他の会社で採用される見込みがないことから今の仕事を辞められないという話も聞かれました。
また、日本との物価の違いや母国の家族も貧困であることから、仕送りも十分に受けられず、常に学費の支払いに不安を抱えているという人もいました。
こうした人々が「留学生」や「技能実習生」などの形で日本に移動してくる背景には、気候変動による洪水や干ばつなどの異常気象、国内での大規模な戦争、グローバルサウスと呼ばれる貧困国と日本のようないわゆる先進国との間の国際的な経済格差などがあります。
さらに、そうした事情を抱えるグローバルサウスの人々に対し、ビジネスを目的とした留学斡旋業者が高額な手数料で留学先をあっせんし、それを支払うために多くの留学生が土地を担保に入れたり親戚中から資金を集めたりして、100万円前後の借金をして日本に来ています。
以下の相談事例からは、そうした留学生の移民せざるを得ない事情が伺えます。
<スリランカ出身・日本語学校に通う留学生>
2025年4月に入学。留学を仲介する現地の業者からは「日本に留学に行けばすぐに仕事が見つかり、安定して生活できる」と聞いていた。しかし、4月から10月までずっとアルバイトが見つからず、家族からの仕送り(月3~4万円)でなんとか生活していた。8月には料金未納で電気が止まった。食事は1日1〜2食のみ。学校に対してアルバイトを紹介してほしいと相談していたが、「今は紹介できる仕事がない」と言われた。11月から学校の紹介で塩釜の水産会社で働くようになったものの、収入は月8万円のみである上に、スリランカでは11月末からのサイクロンによる大洪水が全土に広がり、死者600人以上、避難民170万人以上の被害が出た。この女性の家族も生業である農業が洪水被害によりできなくなり、今後は仕送りができないと言われている。今後3か月ごとに16万円払う学費が払えなくなる可能性が高い。
こうした移民の方の貧困が浮き彫りとなる中で、当団体の支援会に参加した留学生の中からは、私たちの連携する地域の労働組合(仙台けやきユニオン)に加入し、勤務先の企業で賃上げを求める動きが生まれています。
現在、この労働組合(仙台けやきユニオン)では、ヤマト運輸で働く全労働者の時給25%アップを求めて会社と交渉を行っています。会社との交渉に参加するバングラデシュ出身の組合員は「自分のためだけでなく、全国の留学生や、一緒に最低賃金で働いている日本人のために労働条件の改善を求めたい」と話しています。
私たちは、こうした食料支援・相談支援などを通じて、困窮する移民の方が地域社会で孤立せず、生存が当然に守られ、労働や生活の場における権利行使が尊重されるような社会を目指して活動しています。
今後もこうした活動を継続するためには、相談活動や支援会の運営等のための資金が必要です。
税額控除が利用できる寄付期間は今月末で終了します。
私たちの取り組みにご賛同いただける方は、寄付期間が終了する前に、ぜひご支援・ご協力をお願いいたします。