

まつえ/風景会議事務局です。
開会中の市議会定例会において、2月26日(月)から28日(水)までの一般質問が終わりました。
当初予定されていた3名の他、森脇幸好議員(26日午後)、原田守議員(28日午前)からも質問がされました。
昨年12月の市議会では1名しかこの問題を取り上げておられませんでしたが、今回は2名の方もアドリブで質問をされたりと議論が重なりました。
これも皆様からの署名があったからこそで、「市民の声」がはっきりと認知されているということだと思います。
下記は、質疑回答の概要です。
〇景観審議会の委員による再審請求は重く、前答申は覆せないものの委員の意見を聞く機会は持つ方向で、現在委員長に働き掛けをしている。
〇このような事態が再び起こらないようにするため、3月中に対策をまとめたい。
〇1月中旬から事業者と複数回交渉、低くできないか、土地の買い取りは出来ないか検討した。土地価格は相場の5倍程度。
〇世界遺産登録推進に失敗するような事態になったらどうするのか?という質問には回答なし。
〇1万人を超える署名が集まっているという市民の意見に対し、市長も正面から向き合うという姿勢を示した。
〇高くても買ってはどうかという質問、観光税を100円上乗せして1.5億x10年でも財源は作れるのでは、という質問には明解な返答なし。
・松江市、景観規制を見直しへ 高層マンション建設問題/中国新聞2024.0226
・松江高層マンション 事業者「高さは下げられない」 市長と協議し回答/山陰中央新報2024.0227
・高層マンション建設の反対運動めぐり、松江市長「景観基準見直す」/朝日新聞2024.0228
市長は「松江らしい景観を次世代に受け継いでいくため、今回の高層マンションの建築が認められるような景観規制はできるだけ早く改めるべきだ」と述べ、現状の景観規制の見直しが必要との考えを明らかにしました。
しかし、松江市景観計画では景観的に特色を持った地域や展望地、道路や河川を定めており、「これらの景観資源との調和を図り、良好な景観形成を推進するものとする」と謳っています。
確かに曖昧な表現ではありますが、市が「松江をこう考えている、松江をこうしていきたい」という思い、ポリシーがあれば、現状の計画とは何か違うものにすることもできたのではないかと考えます。
ところが、今回は下記のように市と事業者が協議するごとに建物高さが高くなり、松江城天守を凌駕しようとしています。
三島進議員からは「市の怠慢ではないか」と指摘がありました。
R4.10.27 計画高さ44.5m(15階建)資料提出(市と協議)
R5.03.15 計画高さ53.67m(17階建)資料提出(市と協議)
R5.08.09 計画高さ58.13m(19階建)資料提出(市と協議)
これは「特に良好な眺望景観を持った展望地(今回は松江城天守)からの眺望」のみを審議対象としか考えていなかった結果なのではないかと考えられます。
まつえ/風景会議では、景観審議会の再審議を求める陳情書を提出しております。先月28日上程されました。来週、建設環境委員会で採択すべきかどうかを審議されます。
・松江城近くの高層マンション建設 「歩行者目線の審議、ほとんど行われていない」 景観審議会の再審議求める陳情書上程 松江市議会/山陰中央新報2024.0229
まだまだこれからです。
引き続き署名は継続します。是非、SNS(facebook、X(旧:Twitter))、メールやLINEでこの署名ページの拡散をお願いいたします。