
「学校給食無償化を求める川崎市民の会」の柴です。
当署名に賛同いただき誠にありがとうございます。
11月22日、市民の会は川崎市役所で記者会見を行いました。
東京新聞に掲載いただきましたので、皆さまに共有させてください。
SNS等でシェアしていただけますと大変嬉しいです。
来年度の給食費値上げ 保護者負担だと「多摩川格差」拡大 「無償化を求める市民の会」会見
なお、記者会見で公開したアンケートの結果は、市民の会のSNSおよびこちらの署名ページに後日掲載予定です。
川崎市は私たちの運動の最中、給食費の改定、すなわち値上げを発表しました。
11月22日の文教委員会で報告がありましたが、小学校で1食単価47円、中学校で56円、年額でいうと約9千円の値上げとなります。令和8年以降は、前回の改定時から1%以上消費者物価指数が増減した場合、すなわち物価に連動して学校給食費を改定する方針が発表されています。
値上げした分を負担するのは、「食材費は原則保護者が負担する」という従来の方針に則り、来月12月から保護者に給食費改定について周知を始め、令和7年4月以降改定後の額を徴収するというスケジュールも示されています。
また昨今の物価高騰にともない給食費を改定した政令市のうち、保護者の負担額を増やした市はなく、また物価変動方式を給食費に採用するのも政令市では川崎市が初めてになると教育委員会は答弁しています。
昨今の物価高騰のなか、子どもたちが満足できる美味しい給食を提供するため、1食あたりの単価を上げることは必要だと思います。
しかし、値上げ分をそのまま保護者の負担するとなると、「多摩川格差」は拡大する一方です。
そのうえ物価の高騰に連動して給食費が上がり、そのたびに保護者負担が増えるとなると、子育て世帯の家計はますます逼迫してしまいます。
文教委員会でも「たとえ国の政策手取りが増えたとしても、川崎市では給食費で取られてしまう」「子どもの食を守りたい気持ちが市民に伝わらないのでは」との意見が委員から上がっていました。
街頭で署名活動していると、給食無償化は、川崎市民からもすごく求められていると感じます。「給食無償化」の文字を見て「署名させてください」と駆け寄って来られる方が何人もいらっしゃいました。「来年から子どもが小学生になるから、今年中に無償化してもらわないと!」と話すお母さんもおられます。
また街頭で、給食無償化に賛成する理由を選択式で投票いただいたのですが、「子どもの健康と食育を国や地域全体で支えたい」と回答が最も多く寄せられました。
私は正直「値上げが続く中家計を助けてほしい」に回答が集中すると予想していましたし、実際そういった意見も多いのですが、それ以上に川崎市の給食を国は地域全体で支えてほしいと、多くの市民が願っていることがわかりました。
この投票については、市民の会のXに投稿していますので、ご興味ある方はメディア欄からご覧ください。
教育委員会が結果を公表した学校給食に関する保護者アンケートでも、無償化を求める声は多く寄せられていて、「値上げしないでほしい」理由として83件、その他意見の欄にも207件の声があったとのことです。
選挙になると、多くの党が「給食無償化」を公約に掲げます。先の衆院選も、また昨年の統一地方選挙の時もそうでした。
今回私たちが取り組んだアンケートの結果を見ますと、国が無償化すべきであり、自治体ごとに差があるべきではないとの意見もありました。教育委員会もそのように答弁しています。
しかし、現に生じている「多摩川格差」についてはあって然るべきとお考えなのでしょうか。署名に賛同される方の多くが、東京とこんなにも格差があるのはおかしいとおっしゃっています。また教育委員会による保護者アンケートでも、東京との格差に嘆く声が多く寄せられていたとのことです。
川崎市はこれまで「学校給食法に基づき、食材費は保護者負担」との答弁を繰り返してきました。しかし、今年の9月議会で、学校給食物資購入費5億6335万円を計上した補正予算案が可決され、市が食材費を負担する前例ができています。
教育委員会は、国からの交付金があれば給食費に充当できるよう手を上げていきたいと答弁しましたが、国が動くまでの間、物価高騰に連動して保護者の負担を増やし、子育て世帯の家計を逼迫させるのを良しとするのでしょうか。
私たち学校給食の無償化を求める川崎市民の会は「食材費は保護者の負担」という原則を見直し、国が無償化するまでの間、少しでも保護者負担を抑えるため、市が学校給食を無償化すべきであると強く要求してまいります。
オンライン署名は5000筆到達を目標としています。全国的な無償化に流れに逆らい保護者負担を増やす川崎市の現状と、無償化を求める署名への賛同を、お知り合いの方に広めていただけますと幸いです。SNSでの拡散も大変ありがたいです。引き続きよろしくお願い申し上げます。