富士川の河川維持流量に関する要望と賛同者の署名

署名活動の主旨

※こちらの署名は終了しました。
沢山の方々が関心を寄せてくださったお陰でひとつのピリオドを迎える事が出来ました。
要望した内容とは程遠い数字でしたが、維持流量は、市民運動の注目があり、行政の当初の計画よりも多く設定されました。
暗黒の中にも一筋の光が刺したような気もしています。ありがとうございました。

ただ、決定された維持流量が川に還ってくるかどうかは、水利権を持つ発電事業者次第で、まだ河川環境は改善されていない状況です。
「河川環境の為に、決まった維持流量を、いち早く川に還してほしい」
そんな想いを込めて、発電事業者の日本軽金属へ、川へ河川維持流量を返還することを求める新たな署名運動を始めました。
富士川の明るい未来の為に、こちらにもご協力いただけないでしょうか。
https://chng.it/TkNQhzzfgp
まずご一読いただけたら嬉しいです。

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はじめに

私たちは、山梨県と静岡県を跨ぐ富士川流域でラフティングを主とした観光業に携わっています。

長年川で仕事をしていく中で、富士川は他の河川に比べ、極端に水が少ないことに疑問を持つようになりました。

 

過去の富士川

かつて日本三大急流と呼ばれた富士川は、その豊富な水量を生かして舟運が栄え、人の移動や米や塩の運搬で、1日数百艘もの船が浮かんでいました。

 

かつての舟運の様子

 

 

その水量は、山梨の鰍沢から、静岡の富士まで半日で下れる程だったそうです。近年までは、尺鮎が釣れる川として釣り人の人気も集めていました。

しかし、水量が減った現在、同じコースを下ると、2日を要してしまいます。

 

現在の状況「富士川は死の川」

日照りが続くと少ない流量の為水温が上がり、水が動かないため藻が腐り悪臭を放ちます。魚影を確認することもほとんどなくなり富士川の河川環境が急速に悪化の一途を辿っていくことに危機感を感じています。

 

藻が大量発生した河原

 

川魚を主食とするヤマセミも、富士川沿いから姿を消し、環境調査が行われた結果は「富士川は死の川だ」と報告される程でした。

また、富士川河口の海岸線は、流量が少なく土砂の移動が減ったことにより、約50年の間で50~350mも浸食しました。

 

なぜこんなにも富士川に水が少ないのか?

戦前の1943年当時、戦争に備えアルミニウムの精錬の為に使う電力を確保する必要がありました。莫大な電力確保のために、毎秒75トンの取水が一民間企業に許可されていました。

 

川を跨ぐ巨大な水路菅

 

当時定めた取水量はその後現在まで、時代の流れと社会の変化に動かされることなく続いています。富士川の水の9割以上が、中流域で取水され、山の中のトンネルを流れ、最後は直接海へと放水されてしまうのです。

 

市民生活への影響

現在国内ではアルミの精錬は行われていません。作られた電力は地域住民への説明もないままFITとして中部電力へと売電されています。

FIT認定には地域への説明が必要ですが、実際には何一つ説明のないまま認証されており、皆さんの毎月の電気料金にも再生エネルギー賦課金として上乗せされています。

また、海まで運ばれず、河川に堆積した土砂を砂利に精製する際に発生する、ヘドロと凝集剤の不法投棄が摘発されたこともありました。凝集剤には、発がん性も示唆されています。

富士川の水の利用は、知らず知らずのうちに毎日の生活にも影響を与えているのです。

 

問題点

川を地球の血管に例えるならば、血液である水が不足することで、土砂やミネラルが海まで循環しません。その影響により、富士川河口である駿河湾では、桜えびの不漁が何年も続いています。水の利用状況の開示がされていない為に、企業の不正取水も起きていました。

そんな中維持流量を設定するための検討会が設置されることになりました。しかしながら会議への流域住民は未介入とのことでした。

一民間企業の取水がこれだけ自然環境に影響を与えているのであれば、本来ならば、生態系の調査結果を踏まえた上で、観光業、漁業関係者、農業、環境団体など、流域住民の意見を反映して河川維持流量が決定されなければならないはずです。

現在富士川の中下流域を流れる水量は、全国の他の一級河川の河川維持流量の平均と比べると5分の1以下です。全国一級河川平均値の計算式から求めると、毎秒25トンは流れていてもいいはずです。

大事なことを決める過程は市民に開示し、また意見できる環境が必要です。

また、現状では富士川の水利用状況を確認する方法がありません。

より良い富士川の河川環境を模索し続けることが、より良い流域の未来を作る礎になります。

 

要望内容

私たち富士川流域のラフティング事業者組合(富士川船頭組合)は、富士川の河川環境を改善するために、

令和4年度中に設定する河川維持流量に関して以下の事項を要求する。

1・ 今回の河川維持流量は、十島堰堤下流の流量を毎秒25トン以上に設定する。

2・ 河川維持流量設定のプロセスは開示する。

 3・ 設定した河川維持流量が適切に川に流れているかを監視できる仕組みを作る。

 4・ 今後も設定した河川維持流量が適切だったか議論する協議会を設置する。

 

この署名を、

国土交通大臣

関東地方整備局

甲府河川国道事務所

へ、2月に提出します。

富士川の明るい未来の為に、どうか皆様ご協力をお願い致します。

 

オンライン署名は、Googleフォームからも可能です。

メールアドレス認証の手間が発生しません。

 

紙で直接署名をご希望の方は、こちらからダウンロードいただき、

〒409-0317 静岡県富士宮市内房2193−8 ナチュラルアクション内 富士川Free to Flow 実行委員会

までご郵送いただけると大変助かります。

 

団体

富士川船頭組合

組合長 大窪 毅

連絡先 0556-45-2225(本流堂)

1,528人の賛同者が集まりました

署名活動の主旨

※こちらの署名は終了しました。
沢山の方々が関心を寄せてくださったお陰でひとつのピリオドを迎える事が出来ました。
要望した内容とは程遠い数字でしたが、維持流量は、市民運動の注目があり、行政の当初の計画よりも多く設定されました。
暗黒の中にも一筋の光が刺したような気もしています。ありがとうございました。

ただ、決定された維持流量が川に還ってくるかどうかは、水利権を持つ発電事業者次第で、まだ河川環境は改善されていない状況です。
「河川環境の為に、決まった維持流量を、いち早く川に還してほしい」
そんな想いを込めて、発電事業者の日本軽金属へ、川へ河川維持流量を返還することを求める新たな署名運動を始めました。
富士川の明るい未来の為に、こちらにもご協力いただけないでしょうか。
https://chng.it/TkNQhzzfgp
まずご一読いただけたら嬉しいです。

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はじめに

私たちは、山梨県と静岡県を跨ぐ富士川流域でラフティングを主とした観光業に携わっています。

長年川で仕事をしていく中で、富士川は他の河川に比べ、極端に水が少ないことに疑問を持つようになりました。

 

過去の富士川

かつて日本三大急流と呼ばれた富士川は、その豊富な水量を生かして舟運が栄え、人の移動や米や塩の運搬で、1日数百艘もの船が浮かんでいました。

 

かつての舟運の様子

 

 

その水量は、山梨の鰍沢から、静岡の富士まで半日で下れる程だったそうです。近年までは、尺鮎が釣れる川として釣り人の人気も集めていました。

しかし、水量が減った現在、同じコースを下ると、2日を要してしまいます。

 

現在の状況「富士川は死の川」

日照りが続くと少ない流量の為水温が上がり、水が動かないため藻が腐り悪臭を放ちます。魚影を確認することもほとんどなくなり富士川の河川環境が急速に悪化の一途を辿っていくことに危機感を感じています。

 

藻が大量発生した河原

 

川魚を主食とするヤマセミも、富士川沿いから姿を消し、環境調査が行われた結果は「富士川は死の川だ」と報告される程でした。

また、富士川河口の海岸線は、流量が少なく土砂の移動が減ったことにより、約50年の間で50~350mも浸食しました。

 

なぜこんなにも富士川に水が少ないのか?

戦前の1943年当時、戦争に備えアルミニウムの精錬の為に使う電力を確保する必要がありました。莫大な電力確保のために、毎秒75トンの取水が一民間企業に許可されていました。

 

川を跨ぐ巨大な水路菅

 

当時定めた取水量はその後現在まで、時代の流れと社会の変化に動かされることなく続いています。富士川の水の9割以上が、中流域で取水され、山の中のトンネルを流れ、最後は直接海へと放水されてしまうのです。

 

市民生活への影響

現在国内ではアルミの精錬は行われていません。作られた電力は地域住民への説明もないままFITとして中部電力へと売電されています。

FIT認定には地域への説明が必要ですが、実際には何一つ説明のないまま認証されており、皆さんの毎月の電気料金にも再生エネルギー賦課金として上乗せされています。

また、海まで運ばれず、河川に堆積した土砂を砂利に精製する際に発生する、ヘドロと凝集剤の不法投棄が摘発されたこともありました。凝集剤には、発がん性も示唆されています。

富士川の水の利用は、知らず知らずのうちに毎日の生活にも影響を与えているのです。

 

問題点

川を地球の血管に例えるならば、血液である水が不足することで、土砂やミネラルが海まで循環しません。その影響により、富士川河口である駿河湾では、桜えびの不漁が何年も続いています。水の利用状況の開示がされていない為に、企業の不正取水も起きていました。

そんな中維持流量を設定するための検討会が設置されることになりました。しかしながら会議への流域住民は未介入とのことでした。

一民間企業の取水がこれだけ自然環境に影響を与えているのであれば、本来ならば、生態系の調査結果を踏まえた上で、観光業、漁業関係者、農業、環境団体など、流域住民の意見を反映して河川維持流量が決定されなければならないはずです。

現在富士川の中下流域を流れる水量は、全国の他の一級河川の河川維持流量の平均と比べると5分の1以下です。全国一級河川平均値の計算式から求めると、毎秒25トンは流れていてもいいはずです。

大事なことを決める過程は市民に開示し、また意見できる環境が必要です。

また、現状では富士川の水利用状況を確認する方法がありません。

より良い富士川の河川環境を模索し続けることが、より良い流域の未来を作る礎になります。

 

要望内容

私たち富士川流域のラフティング事業者組合(富士川船頭組合)は、富士川の河川環境を改善するために、

令和4年度中に設定する河川維持流量に関して以下の事項を要求する。

1・ 今回の河川維持流量は、十島堰堤下流の流量を毎秒25トン以上に設定する。

2・ 河川維持流量設定のプロセスは開示する。

 3・ 設定した河川維持流量が適切に川に流れているかを監視できる仕組みを作る。

 4・ 今後も設定した河川維持流量が適切だったか議論する協議会を設置する。

 

この署名を、

国土交通大臣

関東地方整備局

甲府河川国道事務所

へ、2月に提出します。

富士川の明るい未来の為に、どうか皆様ご協力をお願い致します。

 

オンライン署名は、Googleフォームからも可能です。

メールアドレス認証の手間が発生しません。

 

紙で直接署名をご希望の方は、こちらからダウンロードいただき、

〒409-0317 静岡県富士宮市内房2193−8 ナチュラルアクション内 富士川Free to Flow 実行委員会

までご郵送いただけると大変助かります。

 

団体

富士川船頭組合

組合長 大窪 毅

連絡先 0556-45-2225(本流堂)

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2022年12月2日に作成されたオンライン署名