学校給食の牛乳を選択制に!


学校給食の牛乳を選択制に!
署名活動の主旨
近年、食生活を意識している家庭では牛乳を摂取しない人が増えています。
「お腹が痛い…」「下痢だった…」「体がかゆい…」
このような症状がでる子もいますが、自覚がなくても、アジア人の90%以上が実は牛乳を消化しにくい乳糖不耐であると言われています。
もともと日本の給食に牛乳は無く、敗戦直後にアメリカの影響によって導入されたものです。すべての児童に毎日牛乳が提供され、しかもそれが有料であるのは日本くらいです。韓国も含め多くの国々では学校の牛乳は注文した子供のみに提供されています。
日本の現在の学校給食では
- 医師からの診断書がなければ停止ができい場合がある
- 停止しても牛乳代が返金されないことがある
など、選択の自由が限定されています。
牛乳は給食費の約20%を占め、一人あたり年間1万円以上の負担となる場合があります。
飲まなくても停止しにくいため、自治体によっては給食牛乳の10本に1本以上が毎日廃棄されているとの報告があります。
現在は牛乳は給食で定番となっていますが、健康や倫理の理由などで飲まない場合は牛乳を断れるという当たり前の権利のために署名を集めております。
給食の牛乳についての30秒アンケートにもご協力お願いいたします。
ーーーーー
各自治体の教育委員会の皆様へ
【学校給食における牛乳提供の見直しに関する要望書】
給食で牛乳を希望するか誰もが自由に選べるように、そして不要な場合は牛乳代が請求されないようにしてください。
学校給食の目標に、子供たちの健康、環境の保全、生命を尊重する精神とありますが、以下の理由で牛乳を控える選択もこれらの目標に沿っていると言えます。
- 子供たちの健康:カルシウム摂取に必要ではなく、飲用によって体調不良を起こす子が多数いる。
- 環境の保全:気候危機を引き起こす温室効果ガスの排出量を減らせる。
- 生命の尊重:牛乳の消費を控えることは牛たちを尊重することと繋がる。
- 食品ロスの削減:生命の犠牲を伴って生産される牛乳の、廃棄量を減らせる。
学校給食の理念である
「健全な食生活の実践力の育成」および
「個々の健康状態への配慮」に基づき、
制度の柔軟化を提案いたします。
ーーーーー
<1. 子供たちの健康>
牛乳はカルシウム等の栄養素を含む一方で、健康影響については多様な研究結果があります。
日本にはもともと牛はおらず、牛乳は明治時代まではほぼ全く飲んでいなかったものです。
アジア人の90%以上が乳糖を消化しにくい乳糖不耐であることが疫学研究において指摘されています。離乳後に乳糖分解酵素の活性が低下することは生理的に一般的であり、牛乳摂取により
- 下痢
- 腹痛
- アトピー
などの症状が出る子どもが一定数います。
また、牛乳の摂取が少ないと日本人死因第1位の癌やその他の病気のリスクが少ないことも示されています。
- 乳製品の摂取量が1日50g少ないごとに、がん全体リスクが7%低下、肝臓がんは12%、乳がんは17%低下(Oxford大学×北京大学、2022年)
➾給食の毎日1パック(約200g)を飲まないと、がんの確率が30%~50%減る可能性 - 牛乳を1日1杯(給食の約1パック)飲む人と比べ、飲まない人は乳がんリスクが約⅔であった
[ Oxford大学の学術雑誌より、2020年 ] - 乳製品が前立腺がんのリスクであることが報告
[ 国立がん研究センター ] - 牛乳脂肪の摂取が少ない人は心筋梗塞などのリスクが少ない
[ Harvard大学、2007年 ]
乳製品が健康に良いという論文も沢山ありますが、それらの研究や著者の多くが乳業界から資金を受けたものであるため、結論は慎重に分析することが必要です。
カナダ政府の食事ガイドでは、2019年の更新で企業などが資金を出した研究報告を考慮から省いた結果、牛乳は外されました。
カルシウムは牛乳に多く含まれていますが、多くの日本の伝統的な食材からも充分に、健康的に摂ることができます。特にえんどう豆・ごま・大豆製品などは、牛乳に多いビタミンB2も豊富です。(日本の野菜などを使い、カルシウムを多く含むメニューの例)
WHOの報告書(2003年)は骨の密度に関して、動物性たんぱく質の悪影響がカルシウム摂取のプラス効果を上回る可能性を指摘しています。(動物性たんぱく源である牛乳からカルシウムを摂ることは効率的とは言えないことを示しています。)
学校給食の目標に「健全な食生活を営むことができる判断力を培い」とありますが、カルシウム摂取に必須ではなく、多くの体調不良と関連付けられている牛乳を控えた食習慣も健全だと言えることが、現在の科学的見解です。子供の頃の食習慣はその後にも大きく影響するため、子供のうちから牛乳を控える選択も、尊重することが重要と考えられます。
<2. 子供たちの未来:環境の保全>
子供たちの将来にとって現在一番の課題であると世界的に認識されつつあるのが地球温暖化による気候危機です。
温暖化を引き起こす温室効果ガスは、車や飛行機などすべての交通機関からの排出量の合計よりも、畜産業からの方が多いことが示されています。
特に牛乳は私たちの食のなかでは食肉に次いで排出量が多く、乳製品を省くと食による排出量が⅔以下に削減されます。
例えばフィンランドの首都ヘルシンキは、温室効果ガスの排出削減のため、行政の会議やイベントで肉を出さず、牛乳はオートミルクにしています。
世界では多くの酪農家が事業を植物由来のミルクに転向しています。
学校給食のもう一つの目標に「環境の保全に寄与する態度を養うこと」とありますが、環境負荷が高い牛乳の消費を、子供が自分たちの未来のために減らしたいという想いも尊重することが重要と考えられます。
<3. 子供たちの倫理観: 生命の尊重>
学校給食の目標に「生命及び自然を尊重する精神」を養うことが含まれているのは素晴らしいことです。しかし、現代の牛乳の一般的な生産過程は生命の尊重とも自然ともかけ離れているのが現状です。
日本の学校給食の牛乳のために常に約4万頭※のお母さん牛たちが搾乳されています。
そのお母さん牛たちはほぼ毎年人間の手により妊娠させられています。人間と同じ期間妊娠したのち産んだ子供は、乳を飲み続けないように引き離されます。お母さん牛たちは自分の子を呼ぶかのように何時間も、何日も鳴くことがあると報告されています。
子供が雄だと乳を出さないので肉にされるのが一般的です。日本の学校給食の牛乳のために4万頭のお母さん牛が産む毎年約2万頭の子供が殺されていることになります。
7割以上の酪農場ではお母さん牛たちは繋がれたまま、同じところで食べ、排せつし、寝ています。本来の寿命は約20年ですが、平均5~6年で病気などで乳牛として役立たなくなるため、給食の牛乳のためにお母さん牛たちも毎年約7000頭が殺されている計算になります。
自分と違う種の動物に対しても、相手の身になって考えることを教わる子供は、性別や人種などが違っても他者を尊重できるように育ちやすいことが推測されます。
給食の目標である生命を尊重する精神を養うために、牛乳の消費を減らしたいという想いも尊重をお願いします。
<4. 食品ロスの削減>
東京都多摩市では
過去に約8本に1本相当の牛乳廃棄が確認され、
2023より診断書不要で停止できる制度へと見直しが行われました。
東京の26市のうちでは13市目です。
2024年10月には福岡県福津市でも牛乳選択制の請願が採択され、2025年4月から誰でも牛乳を停止できるようになっています。
その他、福岡県飯塚市でも似た制度が導入されるなど、牛乳を強制しない自治体は増えています。
ーーーーー
以上を踏まえ、以下を要望いたします。
1. 学校給食における牛乳の提供を選択制とすること
2. 牛乳を希望しない場合、費用負担が発生しない仕組みとすること
学校給食は、すべての児童生徒にとって
公平で安全かつ教育的価値のあるものであるべきです。
一律提供から選択制へという小さな変更は、
子どもたちの健康・尊厳・学びを守る大きな一歩となります。
本要望が、より良い制度設計に向けた
建設的な検討の一助となることを願っております。
※給食では年間約3.5億ℓの牛乳が消費され、現代の品種改変された乳牛は年間平均9000ℓ近く搾られるので、約4万頭が利用されているという計算になります。

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署名活動の主旨
近年、食生活を意識している家庭では牛乳を摂取しない人が増えています。
「お腹が痛い…」「下痢だった…」「体がかゆい…」
このような症状がでる子もいますが、自覚がなくても、アジア人の90%以上が実は牛乳を消化しにくい乳糖不耐であると言われています。
もともと日本の給食に牛乳は無く、敗戦直後にアメリカの影響によって導入されたものです。すべての児童に毎日牛乳が提供され、しかもそれが有料であるのは日本くらいです。韓国も含め多くの国々では学校の牛乳は注文した子供のみに提供されています。
日本の現在の学校給食では
- 医師からの診断書がなければ停止ができい場合がある
- 停止しても牛乳代が返金されないことがある
など、選択の自由が限定されています。
牛乳は給食費の約20%を占め、一人あたり年間1万円以上の負担となる場合があります。
飲まなくても停止しにくいため、自治体によっては給食牛乳の10本に1本以上が毎日廃棄されているとの報告があります。
現在は牛乳は給食で定番となっていますが、健康や倫理の理由などで飲まない場合は牛乳を断れるという当たり前の権利のために署名を集めております。
給食の牛乳についての30秒アンケートにもご協力お願いいたします。
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各自治体の教育委員会の皆様へ
【学校給食における牛乳提供の見直しに関する要望書】
給食で牛乳を希望するか誰もが自由に選べるように、そして不要な場合は牛乳代が請求されないようにしてください。
学校給食の目標に、子供たちの健康、環境の保全、生命を尊重する精神とありますが、以下の理由で牛乳を控える選択もこれらの目標に沿っていると言えます。
- 子供たちの健康:カルシウム摂取に必要ではなく、飲用によって体調不良を起こす子が多数いる。
- 環境の保全:気候危機を引き起こす温室効果ガスの排出量を減らせる。
- 生命の尊重:牛乳の消費を控えることは牛たちを尊重することと繋がる。
- 食品ロスの削減:生命の犠牲を伴って生産される牛乳の、廃棄量を減らせる。
学校給食の理念である
「健全な食生活の実践力の育成」および
「個々の健康状態への配慮」に基づき、
制度の柔軟化を提案いたします。
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<1. 子供たちの健康>
牛乳はカルシウム等の栄養素を含む一方で、健康影響については多様な研究結果があります。
日本にはもともと牛はおらず、牛乳は明治時代まではほぼ全く飲んでいなかったものです。
アジア人の90%以上が乳糖を消化しにくい乳糖不耐であることが疫学研究において指摘されています。離乳後に乳糖分解酵素の活性が低下することは生理的に一般的であり、牛乳摂取により
- 下痢
- 腹痛
- アトピー
などの症状が出る子どもが一定数います。
また、牛乳の摂取が少ないと日本人死因第1位の癌やその他の病気のリスクが少ないことも示されています。
- 乳製品の摂取量が1日50g少ないごとに、がん全体リスクが7%低下、肝臓がんは12%、乳がんは17%低下(Oxford大学×北京大学、2022年)
➾給食の毎日1パック(約200g)を飲まないと、がんの確率が30%~50%減る可能性 - 牛乳を1日1杯(給食の約1パック)飲む人と比べ、飲まない人は乳がんリスクが約⅔であった
[ Oxford大学の学術雑誌より、2020年 ] - 乳製品が前立腺がんのリスクであることが報告
[ 国立がん研究センター ] - 牛乳脂肪の摂取が少ない人は心筋梗塞などのリスクが少ない
[ Harvard大学、2007年 ]
乳製品が健康に良いという論文も沢山ありますが、それらの研究や著者の多くが乳業界から資金を受けたものであるため、結論は慎重に分析することが必要です。
カナダ政府の食事ガイドでは、2019年の更新で企業などが資金を出した研究報告を考慮から省いた結果、牛乳は外されました。
カルシウムは牛乳に多く含まれていますが、多くの日本の伝統的な食材からも充分に、健康的に摂ることができます。特にえんどう豆・ごま・大豆製品などは、牛乳に多いビタミンB2も豊富です。(日本の野菜などを使い、カルシウムを多く含むメニューの例)
WHOの報告書(2003年)は骨の密度に関して、動物性たんぱく質の悪影響がカルシウム摂取のプラス効果を上回る可能性を指摘しています。(動物性たんぱく源である牛乳からカルシウムを摂ることは効率的とは言えないことを示しています。)
学校給食の目標に「健全な食生活を営むことができる判断力を培い」とありますが、カルシウム摂取に必須ではなく、多くの体調不良と関連付けられている牛乳を控えた食習慣も健全だと言えることが、現在の科学的見解です。子供の頃の食習慣はその後にも大きく影響するため、子供のうちから牛乳を控える選択も、尊重することが重要と考えられます。
<2. 子供たちの未来:環境の保全>
子供たちの将来にとって現在一番の課題であると世界的に認識されつつあるのが地球温暖化による気候危機です。
温暖化を引き起こす温室効果ガスは、車や飛行機などすべての交通機関からの排出量の合計よりも、畜産業からの方が多いことが示されています。
特に牛乳は私たちの食のなかでは食肉に次いで排出量が多く、乳製品を省くと食による排出量が⅔以下に削減されます。
例えばフィンランドの首都ヘルシンキは、温室効果ガスの排出削減のため、行政の会議やイベントで肉を出さず、牛乳はオートミルクにしています。
世界では多くの酪農家が事業を植物由来のミルクに転向しています。
学校給食のもう一つの目標に「環境の保全に寄与する態度を養うこと」とありますが、環境負荷が高い牛乳の消費を、子供が自分たちの未来のために減らしたいという想いも尊重することが重要と考えられます。
<3. 子供たちの倫理観: 生命の尊重>
学校給食の目標に「生命及び自然を尊重する精神」を養うことが含まれているのは素晴らしいことです。しかし、現代の牛乳の一般的な生産過程は生命の尊重とも自然ともかけ離れているのが現状です。
日本の学校給食の牛乳のために常に約4万頭※のお母さん牛たちが搾乳されています。
そのお母さん牛たちはほぼ毎年人間の手により妊娠させられています。人間と同じ期間妊娠したのち産んだ子供は、乳を飲み続けないように引き離されます。お母さん牛たちは自分の子を呼ぶかのように何時間も、何日も鳴くことがあると報告されています。
子供が雄だと乳を出さないので肉にされるのが一般的です。日本の学校給食の牛乳のために4万頭のお母さん牛が産む毎年約2万頭の子供が殺されていることになります。
7割以上の酪農場ではお母さん牛たちは繋がれたまま、同じところで食べ、排せつし、寝ています。本来の寿命は約20年ですが、平均5~6年で病気などで乳牛として役立たなくなるため、給食の牛乳のためにお母さん牛たちも毎年約7000頭が殺されている計算になります。
自分と違う種の動物に対しても、相手の身になって考えることを教わる子供は、性別や人種などが違っても他者を尊重できるように育ちやすいことが推測されます。
給食の目標である生命を尊重する精神を養うために、牛乳の消費を減らしたいという想いも尊重をお願いします。
<4. 食品ロスの削減>
東京都多摩市では
過去に約8本に1本相当の牛乳廃棄が確認され、
2023より診断書不要で停止できる制度へと見直しが行われました。
東京の26市のうちでは13市目です。
2024年10月には福岡県福津市でも牛乳選択制の請願が採択され、2025年4月から誰でも牛乳を停止できるようになっています。
その他、福岡県飯塚市でも似た制度が導入されるなど、牛乳を強制しない自治体は増えています。
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以上を踏まえ、以下を要望いたします。
1. 学校給食における牛乳の提供を選択制とすること
2. 牛乳を希望しない場合、費用負担が発生しない仕組みとすること
学校給食は、すべての児童生徒にとって
公平で安全かつ教育的価値のあるものであるべきです。
一律提供から選択制へという小さな変更は、
子どもたちの健康・尊厳・学びを守る大きな一歩となります。
本要望が、より良い制度設計に向けた
建設的な検討の一助となることを願っております。
※給食では年間約3.5億ℓの牛乳が消費され、現代の品種改変された乳牛は年間平均9000ℓ近く搾られるので、約4万頭が利用されているという計算になります。

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2022年11月12日に作成されたオンライン署名