(仮称)北海道厚田風力発電事業(東急不動産株式会社)の中止を強く望みます

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1000の賛同を目指しましょう!
注目を集め、影響力を強めていきましょう

署名活動の主旨

署名開始日 2026年 6月 7日

署名の宛先 東急不動産株式会社 経済産業大臣 環境大臣 国土交通大臣 北海道知事 石狩市長  当別町長

署名発信団体

石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会 
https://windturbine.lbcc-alumni.jp/index.shtml

風力発電を考える当別町民の会
https://saiene.newrice.info

 

この署名で変えたいこと

 

石狩市厚田区に広がる緑豊かな丘陵地帯に計画されている(仮称)北海道厚田風力発電事業(東急不動産株式会社)の中止を求めます。(事業建設地のマップはこちらから)(以下、青色の文字列をクリックすると関連情報にリンクします)

本事業は、石狩市の対象事業実施区域約443.9haに、15基の風力発電機(高さ173m、 ローター直径130m、定格出力4,300kW、総出力64,500kW)を建設する計画です。

石狩市は環境省の委託事業として国から六千万円の助成を受け、大勢の専門家と市民が参加し、「風力発電ゾーニング計画」を平成30年に策定しました。この計画」に示されているように、この区域は生物多様性の観点から、大切な場となっているのは明らかです。

私たちはさらに以下の理由から、風力発電機の建設の中止を強く求めます。

1.対象事業実施区域にはたくさんの野鳥やコウモリが確認されています。

オオジシギ:毎年南半球から約7,000キロを飛んできて、草原で繁殖を行う準絶滅危惧種です。

*猛禽類:オオワシ、オジロワシ、オオタカ、クマタカ、ケアシノスリ、ノスリ、チゴハヤブサ、チュウヒ、ツミ、ハチクマ、ハイタカ、ハヤブサ、ミサゴ、など。

区域内でのオジロワシ(1970年に国の天然記念物に指定)の飛翔が幾度も確認されていますが、説明会では検知システムを導入して衝突リスクを低減できるとしています。しかし同様な検知システムを導入している「浜里ウインドファーム」では風車が止まっていたにもかかわらず衝突が起きています。

*アカモズ:石狩市が保全に力を入れているアカモズ(絶滅危惧種)については、北海道知事意見において「対象事業実施周辺でアカモズの生息が確認されているので、適切に調査、予測及び評価を実施すること」と記載しています。しかし準備書では1羽もいないことになっており、疑問が残る調査結果となっています。

*コウモリ:ブレードとの直接的な衝突事故が多発しており、自然・生態系への影響が強く懸念されます。スマートセンサーによる防御システムも開発されつつあるが、まだ完璧なものはできていません。

2.対象事業実施区域内及び近隣には山腹崩壊危険地区、崩壊土砂流出危険地区、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域が存在しています。

近年の大雨により土砂災害や河川の氾濫が起きる可能が高くなっています。再エネ設備のための工事用道路等設置するための切土盛土による災害が、全国的に発生しています。この狭い区域で大型風力発電機15基の建設は、住民の安全を考えているとは思えません。また、準備書に入っていない段階で拡幅工事が始まっていますが、説明会資料には既設林道を使うと掲載しています。これは住民をだますような行為です。

3.騒音および低周波音・超低周波音の健康被害:一番近い住宅から900m離れているので騒音、(超)低周波音被害は出ないと準備書に記載されています。しかし、石狩市内において3km以上離れていても風向きや風速によって頭痛、吐き気、めまいなどの症状が住民に出ることが分かっていて、(超)低周波音が住宅に届いていることが科学者によって測定されています。風力発電先進地の秋田県では2022年「風力だめーじサポートの会」が結成され、健康被害の実情を訴えています。睡眠障害、血圧異常、胸の圧迫・痛み、頭痛、吐き気、鼻血、かゆみ等を多くの住民が訴えています。

 騒音・(超)低周波音の影響については海外からは風力発電機近隣の家畜に以下のよう影響が出たという報告があります。

*足が奇形した牛が生まれた。(フランスの事例)  

*デンマークのミンク農家においてミンクの流産や死産が急増し、大量死するケースが発生。

対象事業実施区域に近接して望来豚の飼育施設があり、同様な影響が懸念されます。

4.対象事業実施区域内ヒグマが確認されています。風力発電先進地の秋田県では、風力発電からの低周波音によりツキノワグマが人里に出てくるという研究データが発表されています。研究データに基づく住民の不安を、真摯に受け止めてください。

5.風車の影: 対象事業実施区域及びその周辺には住宅等が存在していて、シャドーフリッカーによる住民の健康被害や家畜への影響、ちらつきによる交通事故などの心配があります。 

6.素晴らしい望来の海成段丘に巨大風車が林立することになります。石狩には観光スポットがたくさんあり、近年訪れる多くの観光客から「石狩市近辺は陸上も洋上も巨大風車が建設され、ひどい景観になった。」との言葉を聞きます。石狩から北に向かう道はオロロンラインとよばれ、風車が建つ前は、広い海と水平線に沈む夕日の美しさを求めて来る旅人たちに人気のスポットでした。これ以上の景観破壊は認められません。

7.厚田から石狩湾新港までの送電線工事で、送電線は送電鉄塔を建てて石狩川を渡し、石狩浜の区域は地下埋設をする計画となっています。しかし、ここはまさに海浜植物群落や生態系を保護・再生し、持続可能な管理を目指す石狩浜アクションプランの区域です。環境破壊・自然破壊となり、東急不動産の目指している<カーボンニュートラルとネイチャーポジティブの同時実現>に反した全くひどい計画です。

8.方法書に係る知事意見で「インターネットによる環境影響評価図書の公表に当たっては、印刷を可能と情報公開に関する一定の配慮がみとめられたが、広く環境保全の観点からの意見を求められるよう、ダウンロードを可能にすることや、図書の内容の継続性を勘案し、縦覧期間終了後も継続して公表しておくことなどにより、利便性の向上に努めること。」とあるにもかかわらず未だに印刷やダウンロードができないのは、知事意見を無視した行為です。早急に対応を望みます。

以上のことから、(仮称)北海道厚田風力発電事業(東急不動産)の中止を強く望みます。

なお、本件に関して、日本自然保護協会北海道自然保護協会公益財団法人日本野鳥の会、日本野鳥の会札幌支部石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会、がそれぞれ意見書を提出していますのでご参照下さい。

 

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