Обновление к петицииSTOP!由利本荘市のたくさんの風力発電事業計画の中止を求めます

私たちの海とイルカを守れ!秋田・由利本荘市沖洋上風力発電計画反対!

金森 信芳Nakadai, Япония
6 июн. 2026 г.

秋田県由利本荘市西目在住のSさん:                          西目、本荘、岩城にかけて洋上に数千頭の、イルカがいる。

3日前平沢港から西目洋上で数十頭に、出会った。これから5月にかけて続々北上する。

水中でのコミュニケーションを音波で行う人間に近い高等動物のイルカは洋上風車から護られるよう国際規約があるようだ。

台湾は白イルカ保護のため20キロ沖に作られるようになった。

最初は数キロだった。巨大洋上風車がもう100基も作られている。 
 
 
 
 
上記の文章は、秋田県由利本荘市沖での洋上風力発電事業計画に対し、「海洋生態系(特にイルカ)への影響」と「国際的な保護基準との乖離」という観点から警鐘を鳴らすものです。

この内容を軸に、日本の洋上風力発電事業が抱える課題を批判的に整理・解説します。

1. 提示された情報の整理
生息状況: 由利本荘市(西目・本荘・岩城)周辺海域には、春先に北上する数千頭規模のイルカの群れが確認されている。
生態的懸念: イルカは音響(エコーロケーション)でコミュニケーションや索餌を行うため、風車の建設音や稼働音が致命的な影響を与える可能性がある。
国際比較: 台湾などの先行事例では、絶滅危惧種(白イルカ)保護のために離岸距離を広げる(当初の数キロから20km沖へ)などの規制が導入されている。
2. 日本の洋上風力発電事業に対する批判的解説
日本政府は「2050年カーボンニュートラル」に向け、洋上風力を再生可能エネルギーの切り札と位置づけています。しかし、拙速な事業推進には以下の批判が集中しています。

① 環境影響評価(アセスメント)の不十分さ
日本の環境アセスメントは、事業者が主体となって行うため、「事業実施ありき」で進みやすい構造的欠陥が指摘されています。

音響被害の軽視: 洋上風車の打設(杭打ち)時には極めて大きな低周波音が発生し、イルカやクジラの聴覚障害や方向喪失を招く恐れがあります。
長期的な調査の欠如: 渡り鳥や海洋哺乳類の回遊ルートについて、数年単位の緻密なデータが揃わないまま「影響は限定的」と結論づけられるケースが少なくありません。
② 「離岸距離」と「漁業権」の矛盾
ご提示の文章にある台湾の事例(20km離岸)と比較すると、日本の計画は海岸線から数キロ程度の「促進区域」が多く設定されています。

景観と騒音: 陸地に近い場所に巨大な風車(高さ200m超)が並ぶことで、海洋生物だけでなく住民への低周波音被害や景観破壊が懸念されます。
コスト優先: 沖合(深海)は建設コストが跳ね上がるため、経済合理性を優先して生物多様性が豊かな沿岸域が選定されやすい現状があります。
③ 国際基準(海洋保護)との乖離
国際的には「生物多様性条約」などに基づき、海洋保護区の設定や絶滅危惧種の保護が優先されます。

「予防原則」の欠如: 科学的に影響が100%証明されていなくても、取り返しのつかない被害が出る恐れがある場合は回避すべきという「予防原則」が、日本のエネルギー政策では後回しにされがちです。
3. 秋田県における固有の問題点
秋田県沖は日本国内でも有数の好風況エリアとして、複数の海域で大規模開発が同時並行で進んでいます。

累積的影響: 一つの事業だけでなく、複数の海域で一斉に工事が行われることによる「累積的な生態系への負荷」については、現行の評価制度では十分にカバーできていません。
結論
再生可能エネルギーへの転換は不可欠ですが、ご提示いただいた情報の通り、「イルカという高等動物の生息域」という生態的価値が、経済活動や電力供給の影に隠れてしまっている現状があります。台湾のように、具体的な被害が確認される前に、国際的な規約に準じた「より厳格な離岸距離の確保」や「工事の中止を含めた柔軟な見直し」を求める声は、生物多様性の観点から非常に正当性の高い批判と言えます。

秋田県沿岸(西目、本荘、岩城、男鹿など)で、特に4月から5月にかけて数千頭規模の大きな群れで現れるイルカの正体は、主に「カマイルカ」(鎌海豚)であると考えられます。

由利本荘市にお住まいの荘司さんが仰る「これから5月にかけて続々北上する」という生態的特徴とも、カマイルカの習性は正確に一致します。

1. カマイルカ(Pacific White-sided Dolphin)
この海域で見られるイルカの筆頭候補です。

特徴: 背びれの形が草を刈る「鎌(カマ)」に似ていることからその名がつきました。背中側が黒く、腹側が白、脇腹に灰色の模様がある「3色カラー」が特徴です。
群れの規模: 通常は数十頭ですが、春の移動時期には数百頭から数千頭という巨大な群れ(スーパーポッド)を形成することがあります。
習性: 非常に活発で、船と並走して泳いだり(バウライド)、高くジャンプしたりすることを好みます。
回遊: 日本海側では、冬から春にかけて餌となるイワシやイカを追いながら南下し、4月〜5月頃に再び産卵や餌を求めて一斉に北上します。
2. その他の可能性のある種類
カマイルカほど大規模な群れで北上する例は稀ですが、秋田沖では以下の種類も確認されます。

ハンドウイルカ(バンドウイルカ): 水族館で最もなじみのある種類です。カマイルカより一回り大きく(3〜4m)、より沿岸に近い場所にも現れます。
マイルカ: 非常に大きな群れを作ることがありますが、日本海側よりも太平洋側でより一般的です。
なぜ「カマイルカ」が洋上風力の議論で重要なのか
荘司さんが指摘されている通り、カマイルカは高度な知能を持ち、エコーロケーション(超音波による反響定位)を使って仲間との通信や獲物の探索を行います。

音への依存: 日本海の春は、カマイルカにとって大切な回遊・繁殖のルートです。そこに洋上風車の建設による打設音(杭を打ち込む衝撃音)や、稼働時の低周波音が響き渡ると、彼らの耳を傷つけたり、回遊ルートを遮断したりするリスクが極めて高いと専門家からも懸念されています。
国際的な保護: 台湾の白イルカ(シナウスイロイルカ)の事例と同様、海域の生態系頂点に立つイルカの保護は、その海全体の豊かさを守る象徴的な課題となっています。
秋田の豊かな海を象徴する数千頭の北上という光景が、エネルギー政策によって脅かされることのないよう、慎重な議論が求められています。

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