署名にご賛同くださった皆さま
先日、皆さまにNHK「性暴力を考える」サイトの情報が保存されたことをご報告させていただきました。確認不足により、ひとまずは用件のみのご報告となってしまったこと、こころよりお詫び申し上げます。
本日は、サイトの保存に至った経緯について、改めてお知らせをいたします。
≪情報が保存された経緯≫
今回の保存は、9月末のぎりぎりのタイミングで行われました。
インターネットの過去の記事を残すために広く活用されているアーカイブサイト「WaybackMachine」のチームArchive-itが、クローラーをかけてサイトの情報を保存する作業を試みてくれました。これにより、「性暴力を考える」と「#BeyondGender」のサイトはほぼ完全に、また「みんなでプラス」全体のウェブサイトも、かなり保存できたはずだということです。
下記が、Archive-itが保存した情報のリンクになります。
■「性暴力を考える」:https://wayback.archive-it.org/30635/*/https://www.nhk.or.jp/minplus/0026/
■「#BeyondGender」:https://wayback.archive-it.org/30635/*/https://www.nhk.or.jp/minplus/0029/
■「みんなでプラス」:https://wayback.archive-it.org/30635/*/https://www.nhk.or.jp/minplus/
≪情報の見かた その1≫
① リンクをクリックするとカレンダーが出てきます。
② カレンダー上に、キャプチャーした日(9月末)を示す青丸が表示されています。
③ 青丸をクリックすると各サイトの情報が見ることができます。
≪情報の見かた その2≫
① 「WaybackMachine」トップのページ(https://archive.org/)にアクセスし、
② 昔のURL(下記)を入れて検索するという方法でも、情報を閲覧できます。
「性暴力を考える」:www.nhk.or.jp/minplus/0026/
「#BeyondGender」:www.nhk.or.jp/minplus/0029/
≪「WaybackMachine」とは≫
アメリカの非営利団体が運営するアーカイブサイト。インターネットの過去の記事を残すために世界で活用されています。「WaybackMachine」のサイトでは、誰でもウェブページの保存申請ができ、いろいろな時期に記録したサイトの情報が残っています。
今回、Archive-itに声をかけたきっかけは、NHK放送文化研究所でメディア研究をされていた村上圭子さん(現在は独立)からの問題提起だったそうです。
■NHK新ネットサービス「NHK ONE」開始に思うこと(9月30日記):https://bushwarbler.jp/nhkone/?fbclid=IwY2xjawNP5WRleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFqYkVOTzBja1pNNjhqaHpVAR7Y6IcTIMCE8i3-IRpu6nMSxfM-OJzEdUFozPHE9fuyXgR2gIvN6ox-4O4-wg_aem_J2CgXOYAHP7sHXeFkDgfcg
村上さんの「サイトの閉鎖は公共的な財産が失われてしまうということではないか」という危機感の共有があったところへ、今回の署名の立ち上げがあり、「わたしたちも何かしなくては」と後押しされた人たちが動いてくださいました。「せめて記録だけでも」とチームArchive-itに相談したところ、Archive-itはこの呼びかけに応え、直ちに動いてくれたそうです。
≪Archive-itへの寄付と、メッセージ≫
Archive-itは寄付で運営されている非営利団体です。今回の保存は「有料でお願いできるか」と相談したところ、直ちに無料でクローラーをかけて保存してくださり、「謝礼も要らない」とのことだったそうですが、それは失われていくウェブの情報・記録保存が彼らの活動の目的であるが故の言葉かと思います。
そこで、こちらから寄付先を伺いました。もし余裕がありましたら、ご寄付をご検討ください。
また、村上さんとArchive-itへの感謝のメッセージがありましたら、こちらのフォームにぜひお寄せください。Archive-itと村上さんにお伝えすることができます。
https://forms.gle/STABbkgRRSpbQjix9
◇ ◇ ◇
改めて、NHK「性暴力を考える」サイトの情報の保存のためにご尽力くださった皆さまに、こころから御礼申し上げます。
わたしたち〈NHK「性暴力を考える」サイト存続を求める会 有志〉は、これまで同サイトの取材に協力してきた性暴力被害者及び専門家によって構成されています。当事者としては、声をあげることに対し、迷う気持ちがなかったわけでは決してありません。しかし、サイトを大切に思う気持ちだけでも伝えたいと考え、わたしたち自身の意思によって、この署名を立ち上げました。この必死の声がお会いしたことのない村上さんの元にも届いたこと、村上さんが自分で費用を払ってまでも「性暴力を考える」のサイトを残したいと考えてくださっていたことを知り、今、深く感銘を受けています。
また、「サイトの閉鎖は公共的な財産が失われてしまうということ」という村上さんのお考えは、まさにわたしたちが署名を立ち上げた想いそのものであり、強く共感しています。「NHK倫理・行動憲章」(2025年4月1日改訂版)、「行動指針」(同)には公共放送の使命として、「命や財産を守る」、「偏見を排除し、包摂的な社会の実現に貢献する」等の理念が掲げられています。「性暴力を考える」サイトの情報は、まさにそのような価値のある情報です。これからもNHKには、こうした公共放送の使命を貫いていただきたいと、こころから願っております。
〈NHK「性暴力を考える」サイト存続を求める会 有志〉
