
NHKと飯村豊氏の早期和解を求めます。 ドラマ『シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜』 映画『開戦前夜』
署名活動の主旨
第二次世界大戦では、自らの意志ではなく徴兵され、帰らぬ人となった数多くの人々がいました。そして戦後、残された家族は筆舌に尽くしがたい苦難の道を歩みました。
なぜ、必敗確実と言われた戦争に、国は大切な家族を送り出したのか――?
NHKドラマ『シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜』及び映画『開戦前夜』は、この問いに真摯に向き合い、歴史の教訓を現在に問いかける非常に重要な作品です。いま、飯村豊氏による上映・配信中止要求を巡る訴訟によって、これらの作品が「オンデマンド配信」や「パッケージ化」の道を断たれ、永久に失われようとしています。
■ 焼け野原の大阪と、戦死した祖父が残した「問い」
私の祖父は昭和20年6月に徴兵され、8月に中国大陸で戦死しました。享年30歳でした。
当時6歳だった私の父は、大阪大空襲の直後、防空壕から出て目にした光景を何度も語っていました。周囲一面の焼け野原の向こうに、ただ大阪城だけが遠くに見えていた――父が語る戦争の記憶、それはまるで映画『永遠の0』の一シーンそのものでした。父はあまりのショックに、それ以前の幼い記憶を全て失ってしまったとも話してくれました。
帰らない祖父を待ち続ける中、経営していた工場は人手に渡り、幼かった父は親戚中をたらい回しにされながら、必死に戦後を生き抜きました。
なぜ、善良な市民がこのような目に遭わなければならなかったのか?
なぜ、あの戦いは止められなかったのか?
■ 徴兵戦死者遺族の一人としての私の「思い」
昨年父が亡くなりましたので、我が家でこの事を語り継ぐ事が出来るのも私が最後になると考えています。そしてこれは我が家だけの話ではありません。全国にいる全ての徴兵戦死者のご遺族、そして戦争を知らない現代の私たちにとっても、二度と同じ過ちを繰り返さないために学び続けるべき「永遠の課題」です。両作品は、それを考えるためのまたとない機会を私たちに与えてくれています。ドラマ・映画は我々戦後世代が悲惨な戦争について学ぶ大切な機会です。私が父から大阪大空襲の事を散々聞かされても、実際にイメージ出来たのは映画『永遠の0』のお陰と言えますので、『昭和16年夏の敗戦〜』及び『開戦前夜』においても、同じ思いを持っております。
■ フィクションとしての高いストーリー性と、作品の「価値」
徴兵戦死者遺族として、飯村豊氏による上映中止要求は、作品の表現に対して些か過剰な反応であると感じております。
確かに劇中ではやや政府寄りの人物として脚色されている面もあります。しかし同時に、「不利な状況に立たされる若者たちを庇う優しさ」が描かれるなど、単なる脚色にとどまらない、人間味あふれるフィクションとして高度に昇華されています。物語としての完成度は極めて高く、この素晴らしい作品が訴訟によって闇に葬り去られることは、文化的にも社会的にも大きな損失です。
■ 私たち徴兵戦死者遺族の「願い」
私たちは、当訴訟によって「過去の歴史と向き合う貴重な機会」が奪われることを深く危惧しています。遺族が過去の痛みを乗り越え、戦没者を悼むための縁(よすが)としても、この作品は生き続けなければなりません。
作品の未来を守るため、以下の点を強く求めます。
1.NHKと飯村豊氏が、早期に建設的な和解に至ること
2.ドラマ『シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜』のオンデマンド配信、及び映画『開戦前夜』のパッケージ化にて作品を未来へ残すこと
この願いを届けるため、どうか皆様の温かいご賛同と、署名へのご協力をお願いいたします。
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署名活動の主旨
第二次世界大戦では、自らの意志ではなく徴兵され、帰らぬ人となった数多くの人々がいました。そして戦後、残された家族は筆舌に尽くしがたい苦難の道を歩みました。
なぜ、必敗確実と言われた戦争に、国は大切な家族を送り出したのか――?
NHKドラマ『シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜』及び映画『開戦前夜』は、この問いに真摯に向き合い、歴史の教訓を現在に問いかける非常に重要な作品です。いま、飯村豊氏による上映・配信中止要求を巡る訴訟によって、これらの作品が「オンデマンド配信」や「パッケージ化」の道を断たれ、永久に失われようとしています。
■ 焼け野原の大阪と、戦死した祖父が残した「問い」
私の祖父は昭和20年6月に徴兵され、8月に中国大陸で戦死しました。享年30歳でした。
当時6歳だった私の父は、大阪大空襲の直後、防空壕から出て目にした光景を何度も語っていました。周囲一面の焼け野原の向こうに、ただ大阪城だけが遠くに見えていた――父が語る戦争の記憶、それはまるで映画『永遠の0』の一シーンそのものでした。父はあまりのショックに、それ以前の幼い記憶を全て失ってしまったとも話してくれました。
帰らない祖父を待ち続ける中、経営していた工場は人手に渡り、幼かった父は親戚中をたらい回しにされながら、必死に戦後を生き抜きました。
なぜ、善良な市民がこのような目に遭わなければならなかったのか?
なぜ、あの戦いは止められなかったのか?
■ 徴兵戦死者遺族の一人としての私の「思い」
昨年父が亡くなりましたので、我が家でこの事を語り継ぐ事が出来るのも私が最後になると考えています。そしてこれは我が家だけの話ではありません。全国にいる全ての徴兵戦死者のご遺族、そして戦争を知らない現代の私たちにとっても、二度と同じ過ちを繰り返さないために学び続けるべき「永遠の課題」です。両作品は、それを考えるためのまたとない機会を私たちに与えてくれています。ドラマ・映画は我々戦後世代が悲惨な戦争について学ぶ大切な機会です。私が父から大阪大空襲の事を散々聞かされても、実際にイメージ出来たのは映画『永遠の0』のお陰と言えますので、『昭和16年夏の敗戦〜』及び『開戦前夜』においても、同じ思いを持っております。
■ フィクションとしての高いストーリー性と、作品の「価値」
徴兵戦死者遺族として、飯村豊氏による上映中止要求は、作品の表現に対して些か過剰な反応であると感じております。
確かに劇中ではやや政府寄りの人物として脚色されている面もあります。しかし同時に、「不利な状況に立たされる若者たちを庇う優しさ」が描かれるなど、単なる脚色にとどまらない、人間味あふれるフィクションとして高度に昇華されています。物語としての完成度は極めて高く、この素晴らしい作品が訴訟によって闇に葬り去られることは、文化的にも社会的にも大きな損失です。
■ 私たち徴兵戦死者遺族の「願い」
私たちは、当訴訟によって「過去の歴史と向き合う貴重な機会」が奪われることを深く危惧しています。遺族が過去の痛みを乗り越え、戦没者を悼むための縁(よすが)としても、この作品は生き続けなければなりません。
作品の未来を守るため、以下の点を強く求めます。
1.NHKと飯村豊氏が、早期に建設的な和解に至ること
2.ドラマ『シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜』のオンデマンド配信、及び映画『開戦前夜』のパッケージ化にて作品を未来へ残すこと
この願いを届けるため、どうか皆様の温かいご賛同と、署名へのご協力をお願いいたします。
意思決定者
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2026年7月20日に作成されたオンライン署名
