組合は、このほどKBS京都の彦根送信所休止によりAM放送が停波となった湖北地方の彦根・長浜・米原市の3市長を訪れAM放送再開をKBS事業者に申し入れてほしいとの要請行動を行いました。3市長とも好意的で長浜市は、前向きに考えるとの発言があるなど有意義な取り組みでした。この様に湖北地方の住民・リスナーはもちろんのこと自治体の首長が関心を持ったことは、今後のKBSのFM転換に大きな影響を与えることは必至です。
組合は、AM放送停波の滋賀県湖北地方(・彦根 ・長浜 ・米原市など)のリスナーの人たちと交流を続け、停波の思いを聞きました。そしてその思いをKBS事業者に申し入れ一刻も早い停波撤回・再開を求めてきました。
一方湖北地方の自治体にも 働きかけをしようと決め8月18日、19日、25日と3日間取り組みを行いました。18日は、KBS滋賀リスナー会議の代表ら2人と彦根市を訪れ田島市長宛の申し入れ書を提出しました。「彦根送信所が休止となりKBSのラジオ番組が突然聞こえなくなった。市民の多くは、長年KBS京都の放送局が彦根にあるなどして 親しくしていた。停波には抗議したい。自然災害があれば必ずAM放送は必要だ。彦根市民の知る権利を奪っている。市民の代表として市長にKBSへAM放送を再開できるよう伝えてほしい」。これに対し秘書課員が対応。「必ず市長に伝えます」と応えました。
翌19日、湖北地方の労働組合のみなさんと一緒に長浜市を訪れました。彦根市長と同様の申し入れを浅見市長にも行いました。これに対し秘書課長が対応しました。「KBSの停波は、私も知らなかった。代替手段のFMとラジコの話も知らない。KBS京都ラジオは若い時はよく聞いていた」と停波の告知を知っていなかったことをのべました。「行政としてKBS京都へ何ができるか考えてみたい」とも前向きな発言がありました。
25日には米原市を訪れました。彦根・長浜市長と同様の申し入れを角田市長にも行いました。米原市も広報秘書課長補佐が対応しました。「市長には必ず伝えておきます」とていねいに応えました。組合から「ところでKBS京都の今回のラジオの停波の知らせをご存じですか」と問いかけますと「実は私は知らないです」と 恥ずかしそうに応えていました。
彦根・長浜・米原3市長への今回の取り組みは、意義あるものでした。とりわけ長浜市・米原市では、行政の幹部が停波そのものを知らないことは、大きな波紋を呼びます。
この半年間のFM転換実証 実験は、住民と地方自治体への停波の認知と理解を徹底することです。まさにKBS京都はこのことを出来ていなかったことを証明するものです。
これにより総務省の実験の担保条件を満たしていませんからFM転換は困難になったといえます。