1月25日、「神宮球場に想いを寄せる市民の会」は、要望書「「野球の聖地」伝統ある、緑の神宮球場を守ってください~移転・新築ではなく、リノベーションにより継続使用を求めます」を、東京都に提出してきました。
東京都都市整備局課長、要望書を知事に届けることを確約
「神宮球場に想いを寄せる市民の会」代表は、東京都庁において、都市整備局都市づくり政策部 土地利用計画課長と面会し、要望書を手渡しました。
要望書のポイントは以下の通りです。
・神宮球場の移転・新築計画は、野球ファンの期待を裏切るとともに、イチョウ並木をはじめとする神宮外苑の環境を危機に陥れるものである
・神宮外苑再開発計画、その一環として実施される神宮球場の移転・新築の実態が、都民・野球ファンのあいだに知られるにつれ、計画見直しを求める声はますます大きくなっている
・「神宮球場署名」は、またたくく間に約15,000の賛同を集めた。これは都民・野球ファンのあいだで、私たちの主張に共感が広がったものである
・都知事は、この声を尊重し、神宮外苑再開発計画は認可せず、神宮球場をリノベーションによって継続使用するための検討を、事業者に求めるよう要請する
これに対し、土地利用計画課長からは、「ご意見は承った。要望書は、小池都知事に届ける」と回答がありました。これにより、私たちの声が直接小池都知事に伝わることが確実となりました。皆さんに賛同いただいた「神宮球場署名」の大きな成果です。
開発計画は事業者まかせ、東京都の無責任な姿勢も明らかに
一方、土地利用計画課長は、都としては神宮外苑地区を新たなスポーツクラスターにする「まちづくり計画」を策定、業者の計画がそれに照らして問題ないかどうかのチェックを行うのが仕事である、イチョウ並木への影響については、環境影響審議会で多くの専門家にも意見を聞き、また根系調査も行っており、問題があれば対応すると聞いている、と述べました。
これは、開発計画内容は事業者まかせで、超高層ビルに囲まれ、イチョウ並木を脅かす新球場計画に対する、東京都の無責任な姿勢を示すものと言えます。
署名は市民の声、小池都知事は都民の代表として、計画いったん停止の判断を
「神宮球場に想いを寄せる市民の会」は、これに対し、専門家の声を聞いたというが、都知事は都民の代表である、署名に示された「神宮球場は移転・新築ではなく、リノベーションで継続使用を」という都民の声をふまえた判断を求めたい、と伝えました。
署名を広げ、都知事に私たちの声をさらに大きく伝えましょう!
「要望書」は小池都知事に届けられることになりましたが、東京都の姿勢が変わったわけではありません。小池都知事に、再開発計画のいったん停止判断を迫るには、15,000にとどまらず、2万、3万、さらには5万規模の署名を集め、アピールしていくことが必要です。
ぜひ「神宮球場署名」を、皆さんの周りの人にも広げ、小池都知事に再開発計画の停止と、移転・新築ではなくリノベーションによる神宮球場の継続使用を求める声を、より大きく伝えていきましょう!

