大竹 真二足利市, Japón
28 mai 2021

555名を超えたご報告。皆様、本当にありがとうございます。「カフェ・アラジン」に思いを寄せる仲間たちと、『足利市「カフェ・アラジン」を守る会』を立ち上げます。今後、ここに集まった署名と共に、「カフェ・アラジン」が継続して営業できるように動いていきたいと思います。

皆様、引き続き、シェアよろしくお願いします。 大竹真二

この絵は、足利市在住の若い絵描き、川島直人さん作。

以下に、素敵な応援メッセージ(祖父、父、娘と三世代、アラジンのお客)をご紹介します。

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カフェ・アラジンが栃木県足利市に誕生したのは、昭和46年。

先代のマスターが海外で見た珈琲スタンドを目にして、「日本でもやってみよう」と始めた日本で唯一の屋台のカフェ。

お客さんと珈琲を照らすのは、今でもランタンの灯だけ。

ちょっと物事はっきり言い過ぎるゆえ誤解を招きやすい、来るもの拒まぬゆえ仲良くなるのも早い、仲良くなれば情に熱いことがわかる、実に「足利人らしい」私の祖母や父と同じ気質のマスター・次郎さんが二代目としてその灯を守っています。

その「カフェ・アラジン」が、存続の危機に立たされています。

「そんなカフェがあったよね」と過去の話にしないために。

アラジンは足利の財産です。

今必要なのは、新しい建物ではありません。みんなの力、財産を守る動きです。

・高度成長期、東京オリンピック、大阪万博、バブル…

戦後の瓦礫の山から這い上がり、追いつけ追い越せと忙しなく、目まぐるしく変わった日本。

東京にいるとつくづく感じるのですが、

日本人はとにかく新しい物好きで、

古い物はなんだかんだと理由を付けは、

「新開発」と銘打って次々と壊していきます。

マンハッタンみたいでさ、なんかね、うんざりしちゃう。

「日本人は歴史に自信が持てないのよ…」

そう苦し紛れの言い訳を、ドイツ人の同僚に言った私。

彼が「家族と家は自慢できるね」と胸を張って話す家は、築数百年。

ドアも開けるたびにギシギシ、廊下も一歩進むたびにギシギシいって。

エレベーターは時計の針みたいのが階を差していて、中は狭くて今にも止まりそう。

「何人乗れるの、このエレベーター?」

「さぁ?運べないなら動かないよ」

「冬は寒そうね…」

「温かい服装をすればいいんだよ」

「ずいぶん音が響くわね」

「気になる?気にしなければいいだけだよ」

どこをとっても「大丈夫なの?」「どうなってるの?」ばかりの私に、ポジティブな言葉しか返ってこないから、まいった。

でもそんな建物に、初めて行ったのに親しみと温かさを感じて、彼の言葉と捉え方に妙に納得して。

「新築」と引き換えに消えていく物、歴史、思い出。

消えたものは書き直せない。

壊したものは元には戻せない。

それでいいのだろうか…

新しい物がそんなに良いだろうか…

カフェ・アラジンが見つめてきた足利の街も、きっとミュンヘンのあのアパルトマンと同じじゃないかな。

ただただ静かに

街の片隅で

良い時も悪い時も

佇んでいた。

カップルのくだらない口喧嘩

ため息

笑い声

全部聞いてきたんだよ、あの屋台はさ。

それだけで価値があるんじゃないかな。

私は間違ってんじゃないか?って思うんだよね。

50年の歴史を数日間で消し去るその行動。

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