

加古川市役所での公聴会が終わりました。13人の方が公述されました稲美町、播磨町、加古川市、高砂市の各地域の方からの公述が行われました。
公述のほとんどは姫路同様、道路そのものに反対、ルートに反対など臨海道路の撤回や見直しを求めるものでした。
圧倒的多数の方が、道路の撤回や見直しを求めています。にもかかわらず、これまで通り計画を進めるというのであれば、地方自治の本旨である住民自治に背を向けるもので許されるものではありません。
先の姫路公聴会のみなさんのご意見陳述と言い、先日お知らせした近畿小委員会からの問題点と言い、
令和5年11月の第1回目説明会からの当局・行政に対する問題提起・質問及び当局、行政からの対応、答え。
面白いように 当初懸念通り、既に決まったことを手順通り粛々と聴く耳持たず進めているのがよく分かりました。
徹頭徹尾、結論有きの無茶苦茶・乱暴な計画が国民・住民不在で聴く耳持たずに進められる不思議。県政・国政の現状と言い虚しさと同時に恐ろしさを感じます。
改めて、今こそ声をあげるべきとの思いをつうかん致しました!
私の陳述内容は以下の通りです。
高砂市西畑1丁目から参りました百々 雅夫でございます。早速ですが5点、意見陳述を申し上げます。
まず、
① 今回の公聴会は、高砂市等担当者により 都市計画法第16条第1項に基づく公聴会と説明されました。
ならば、この公聴会は 都市計画の原案に対して 住民が意見・要望を述べる事で計画作成に住民の意見 要望を取り入れる事が 期待される場 と認識します。
然し乍ら、高砂市をはじめ 近隣市町村では 加古川市を除き公聴会規則が見当たらず 制定していません。
規則を制定せずとも、法に基づき実施しているので問題ない と言うことなのか、そもそも、法手続きに基づき 聞くだけ・・案に取り入れ 検討する気はさらさら無い という事なのか?
県としては、その様な市町村の状況・報告をどう捉え我々の思い、要望に応えるつもりか 明確にお答え頂きたいと思います。
少なくとも、高砂市及びルート上の各市町村で行われた 説明会・個別説明会では
多くの住民・団体から要望・疑問・意見 懸念が多数出され、各種団体等から 嘆願書・反対決議書、署名等が出されているが 市の審議会に於いても一切 その事実の報告も無ければ それに基づく案の修正の事実も 無い。
我々が活動している会に於いても 13,000筆を超える署名が集まり、住民世帯の4割以上が立退を迫られる 西畑1丁目自治会では自治会総意で道路計画反対・見直しを求める決議書を 再提出している。
各市町村が言う、住民・地域に対し 繰り返し丁寧に 真摯に説明し 一定の理解は得られた・・と言う説明では済まされない 多数の民意・見直し・撤回を求める声がまだ、確かに存在する!と言う事実をしっかり認識いただき 対応頂きたい!
② 昨今 バブル期・高度成長化時代に作られた 様々なものが老朽化、インフラ危機が叫ばれている。
物さえ作れば 発展成長と豊かさが得られる と言う経済神話は過去の遺物、
時代はSDGs・リサイクル・自然との共生、文化歴史自然の本質を活かした持続的で環境・人に優しい質の高い行政が求められている‼️
ましてや、20世紀の価値観のまま、地質調査・地盤調査もせず、費用算出は数十年前のもの
我々の 様々な指摘・疑問に応えもしない 杜撰な計画は論外と言わざるを得ない!
これから先 時代は更に変化、新規事業より我々の安心安全に直結する
多大な費用を要する 維持管理・補修こそが 最優先されるべき課題と考えます!
作ったものはいずれまた老朽化する! 人口減少が避けられない事実となった今
それらの負担はますます増え続け 住民・行政の負担となるのです。
少なくとも 今、一旦立ち止まり冷静に全てを見つめ直し 考え直す必要があるのではないかと考えます!
③ 国が各自治体に要請して作成をさせている「公共施設等総合管理計画」と言う施策がある。県はそれに伴い、高校の統廃合・県営住宅の削減を計画しているが、高砂市に於いても 20年間で15%の公共施設を削減する との数値目標を挙げ「公共施設全体最適化計画」なるものを推進している。
おりしも、つい最近「新たな学校づくり」審議会・アンケートも立ち上がり保護者等からも 播磨臨海道路と言い、学校・公園をつぶし統廃合前提、高砂町を壊すのか!との声も上がっている。
正にこのルート案、国・県・市の行政懸案を一挙に解決できる一石二鳥・三鳥の案と 安直・短絡的に 策定したのではないか?
全くもって行政の為の 国・県に忖度する決定。そこには住民に寄り添う 姿勢・目線のかけらも 感じられない!
まさに市・行政のベクトルがある一点に向き集中していると感じるのです。
播磨臨海地域道路説明会時の質問に対する 活用と言う表現・有る地元議員のたかだか数十軒の犠牲・・発言
と言い 行政による行政の為のルート、彼等にとって最善最適の唯一無二の自己満足ルートなのでしょう!
その大義の為なら、多少の犠牲は致し方ない とるに足らない数、
そこには ルート上周辺の 何の補償手当ても無い その他大勢の方々・住民に対する配慮 寄り添う姿勢のかけらも 感じられない。
長きに亘る工事期間中は勿論、未来永劫 騒音粉塵・日照被害・不安に苦しむ周辺住民の方々は 決して取るに足らない数・少数ではありません!
その様な、買い物する所も学校も公園も無くなるかもわからない町に 新たに住もうとする方々が増えるとは考えられません。
再考・見直し・撤回を強く要望します。
④ この播磨臨海地域道路には、数々の不条理が有るが、その中の一つ
行政は、高砂町ではPCB盛立土が有るから住宅地を通さざるを得ない としている。
『現ルート案は、大規模工場・企業が集中する当該地域にあって、PCB盛土を回避し公共用地を通し一部住宅を通す現ルート案が最適最善と考える・・・』と繰り返すばかりであるが、大規模工場・企業には操業に支障があるので・・と配慮を見せるが、ルート上の我々住民には 一言の事前説明・断りも無く 第二種低層住宅地域にも関わらず街を壊すのです。
そのPCB問題の原因とされる製造元企業 カネカは、法的に解決済みと企業責任・社会責任・道義的責任等々を放棄している。
その一方で、今又我々西畑地域住民が 第3.第4の被害を被ろうとしている!
犠牲になるべきは住民ではなく 製造しながら責任を取らない企業ではないか! 全く納得できません!
今回の署名提出に対しても、推進促進団体の要望には 自ら立ち会いながら、13,000筆を超える住民民意には 自ら向き合わない知事の姿勢と言い、企業重視・優先 住民無視・軽視 の行政姿勢そのもの と言わざるを得ません!
今回の道路の必要性の説明で「災害リスク」を上げ、洪水及び南海トラフ巨大地震による津波・液状化等に伴う通行止め等のリスクに備える為の道路・・との説明があった。
現ルート案・高砂東インター・アクセス道路 沖浜平津線の設置される「大木曽水路」一帯は、浚渫された 汚染PCB土壌が 両岸に埋められている地域、
しかも、以前平成19年9月「高砂西港盛立地のPCB汚染土に係る技術検討専門委員会」の県資料において震度6強の震災時の液状化現象の危険が指摘された地域でもあります。
隣接の恒久化対策ずみのPCB盛土地は危険だから、道路は通せない。それを避けるには住宅地を通さざるを得ないとしながら、何故それと同じ 危険な大木曽水路地域にアクセス道路・ICを設置できるのか?
それができるなら、わざわざ住宅地を通す必要はさらさら無い!明らかな矛盾・論理破綻です!!撤回を求めます。
⑤ 今様々な災害が起こりその都度 被害者のメンタル被害 障害が問題となっています。
未曾有の自然災害において住み慣れた住居土地から転居を余儀なくされ、環境の変化によるストレスで心身に異常をきたす事例が多くなっているのです!
立ち退き対象住民はもちろん、道路周辺の住民は、
様々な不安疑問を抱えて騒音・環境被害を心配しながら暮らす事となります。
にも関わらずその様な配慮検討は全くなされている様には見えません!
今一度立ち止まり、今の時代に即した 検討見直し・撤回を 強く求め陳述を終わります。