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自由民主党は、ワタミ株式会社取締役会長・渡邉美樹氏の参議院比例代表公認を撤回してください!

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 去る5月31日、自由民主党はワタミ株式会社取締役会長(同日付けで非常勤会長に退任)の渡邉美樹氏を、第23回参議院議員選挙における比例代表として公認することを決定しました。

 しかし、渡邉氏は、労働法を無視した働き方を公然と奨励してきた人物であり、自身が経営するグループ内の居酒屋チェーン店「和民」の従業員の過労自殺に対しても、誠意を欠いた対応を続けています。

 これらの事実から、ワタミグループの会社は、若者から「ブラック企業」として強い批判を受けています。

 また、自由民主党では「ブラック企業対策」を掲げ、この問題について、安倍総理大臣も前向きに取り組む姿勢を示しています。

 渡邉氏の発言や行動は、こうした自由民主党の理念に真っ向から反するものです。

 このような理由から、渡邉氏は自由民主党の比例代表候補として、不相応であると言わざるをえません。私たちは、渡邉氏の公認取り消しを求めます。

 以下、具体的な問題点を列挙します。 

 

①労働法違反を奨励しているとしか思えない発言

 渡邉氏は労働基準法などの法令違反を正当化し、奨励しているとしか思えない発言を、公然と繰り返してきました。

 たとえば、ワタミグループの「理念研修会」において、次のような発言をしています。なお、この発言の様子は、公式の動画としてインターネット上で配信されています。

 だから僕はいつも言う。これは別に強制している訳じゃない。営業12時間の内メシを食える店長は二流だと思っている。

 命がけで全部のお客さんを気にしていたら、物なんて口に入る訳ない。水ぐらいですよ。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0uxJej4QXFo#

 

 飲食店の店長の多くは、労働基準法が適用されない「管理監督者」ではありません。労働基準法では、労働時間が8時間を超える場合には、少なくとも1時間の休憩時間を与えなくてはいけないことが定められています。

 また、別の勉強会では次のような発言をしています。

 

 社員には頭を下げて、「ごめん。今月、給料はゼロです」と言ったことが何度もあります。

 

 これは、明らかに労働基準法違反の賃金未払いです。しかし、渡邉氏は悪びれることなく、経営者の苦労を語る美談として述べています。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20111129/224587/?P=2

 

 パワ—ハラスメントや暴力についても、平然と次のような発言をしています。

 

 ビルの8階とか9階で会議をしているとき、「いますぐ、ここから飛び降りろ!」と平気で言います。

http://president.jp/articles/-/3004?page=2

 

 アルバイトとして雇った部下がいましてね。あのころは僕、そいつの頭を何度もスリッパでひっぱたいていました。それでも十数年はついてきてくれましたが、8年ほど前に辞表を出したんです。追い込まれて、潰れたわけです。

 

 一度は追い込んで潰してしまった男です。でも彼は、僕の言動の裏側に愛情を感じていたから戻ってきた。その意味で、僕の叱り方は間違っていなかったと思います。

http://president.jp/articles/-/3004?page=3

 

 このように、人権を軽んじたパワーハラスメントの命令を躊躇せず、部下に暴力行為を行うことを奨励し、正当化するかのような言説を繰り返しています。

 

②従業員の過労自殺に対する真摯を欠いた対応

 さらに、ワタミグループの居酒屋チェーン「和民」では、入社2ヶ月の新入社員の26歳の女性を、厚労省の過労死基準を大幅に超える月約140時間以上の時間外労働をさせて、過労自殺に追いやる事件を起こしています。この事件を起こした重大さに加え、その後の遺族への対応も、あまりに誠意を欠いたものでした。

 渡邉氏は、女性の遺族による渡邉会長らの経営者に対する話し合いの申し入れ、労働組合を通じた団体交渉の申し入れを拒否しました。再度の団体交渉の申し入れでようやく「回答」しましたが、担当者も立ち会わないこと、一回限りであることなどの条件を課した「面談」なら応じるという内容でした。

 彼女の自殺が一度の却下と審査請求を経て、亡くなった4年後にようやく労災認定を受けてはじめて、渡邉氏は自分のtwitterにて、次のように弁解しています。

 

労災認定の件、大変残念です。四年前のこと昨日のことのように覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。労務管理できていなかったとの認識は、ありません。ただ、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです

https://twitter.com/watanabe_miki/status/171926030666309632

 

 このように、労災認定を受けてもなお、渡邉氏は過労自殺の労務管理について、問題点がないとの認識を明らかにしています。

 こうした事実から、インターネットを中心にワタミグループの会社は「ブラック企業」の代表格として批判され、今回の公認に際しても、かなりの批判が巻き起こっています。渡邉氏もそのことは自覚していると見られ、今回の参議院選挙の出馬表明記者会見の直後に「ブラック企業」と呼ばれることについて」と題したブログを更新しています。

 しかしこのブログ記事では、批判に対して次のように開き直っています。

 

いかなるものでも、法や行政が定めたものにはいっさい抵触しないよう経営幹部に指示しています。

一部の情報だけをもって、一方的にワタミグループをブラック企業と呼ぶことは、到底、受け入れられるものではありません。

http://www.watanabemiki.net/journal/post-475.html

 

 こうした弁解こそ「一方的」であり、到底受け入れられるものではないことは、言うまでもありません。このように、渡邉氏は、労働法の無視を奨励し、労働者の命や人権を脅かす発言を公然と繰り返し、自社の従業員の過労自殺に対しても遺族の申し入れに真摯に応じないどころか、労務管理の問題を認めず、開き直る経営者であると言えます。

 

③ブラック企業対策の実現のために

 自由民主党は政権与党として、若者を使い捨てる「ブラック企業」に対策を講じることを検討しています。

 また、安倍総理大臣が国会において、「ブラック企業」対策を求める質問に対して、次のように答弁しています。

 

 労働基準法などの違反が疑われる企業には調査に入り、長時間労働の抑制を指導し、重大な法違反については厳正に対処するなど、しっかりと取り組んでいきます。

(平成25年3月6日、参議院本会議にて)

 

 特に、過重労働が疑われる事業場への重点的な監督指導を労働基準監督署に改めて徹底をするなど、そうした対応をしているわけでございますが、引き続きしっかりと取り組んでいきたいと、このように考えております。

 

 人材として若者を採用した以上は、経営者も責任を持ってそうした人材を育てていくという姿勢が求められているだろうと、このように思います。

(平成25年5月14日、参議院予算委員会にて)

 

 このような自由民主党の「ブラック企業」対策に関する前向きな姿勢は、多くの若者を勇気づけるものでした。しかし、渡邉氏は労働法を軽視し、過重労働による従業員の若者の自殺に対して無責任な姿勢を取り続けています。渡邉氏の態度は、自由民主党のこうした理念に真っ向から反するものです。

 

 

 こうした事実から、自由民主党が渡邉氏を参議院の比例代表として公認されたことは、誠に遺憾であると言わざるをえません。迅速な取り消しを求めます。



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