
新型コロナウイルス感染症のために、文科省や厚労省などへの働きかけが出来ずにいますが、教科書会社への掲載のお願いなどを始めています。
そんな中、家族会の仲間に声をかけた所、下記のような『声』を頂きました。
笠原 鈴子(仮名)
50代女性
娘が大学1年生で発病した時、私たち夫婦は病気であることすら全くわかりませんでした。娘の自信たっぷりな神がかった言動も、両親への極端な拒否反応も、恋愛相手からのラブコールも、全て脳の機能障害からくる妄想と幻聴から生み出されたものでしたが、性分(たち)の悪いマインドコントロールにかかってしまったと思いました。
精神科の医師の説明を受けても 、なかなか理解できず入院後もしばらくは、誰がマインドコントロールをかけているのか、つきとめようとしていました。
私たち夫婦はそれほど精神疾患について無知であり、周りに知り合いもいませんでした。
娘の病気は、精神疾患の中でも100人にひとりの割合で発病する「統合失調症」という病気と医師から聞き、とても驚きました。
このような病気が罹患率としてポピュラーなものであること、思春期に発病することが多いこと、発病しやすいタイプがあることを知識として持っていたかったと切実に思います。
義務教育で精神疾患を正しく学ぶ機会があったなら、私たち夫婦のように遠回りせず、もっと早く適切な方法をとれたと思います。また、初めて病気のことを知った際の大きな戸惑いとショックが多少緩和されたと思います。
さらに、当事者にしても発病前に知識があることはとてもいいことです。
精神疾患発病後の当事者と家族が、周囲に病気のことを話せない最大の理由は、「自分でも知識がなかったし、周りも知らない」というただそれだけです。
たとえ、症状が重くても、回復し寛解して、日常生活が送れるようになるということだけでもわかってもらえたら、どんなに生きやすくなることでしょうか。
病気の症状は複雑で、千差万別です。でも100人にひとりという身近な病気であることを、学べる社会であってほしいと心より願います。
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このオンライン署名活動にコメントして下さっている方々のこのような『声』を、掲載していきたいと思います。