Petition update【緊急SOS】クマの命を守ってください 冬眠中の駆除強化策の即時撤廃を Stop the Hibernation Bear Cull

【活動報告】 国際保護団体「IUCN」への嘆願と、新たな国際署名(Care2)立ち上げのお知らせ

… kuma​.​Morinokoe東京, 日本
2026/07/17

皆さまへ

環境規制や生命倫理が著しく欠落した国内の現状を、内側から変えることには極めて高い壁が存在していることを痛感しています。 この現状を変えるために、国際社会に向けた次のアプローチをいたしました。

1. 国際自然保護連合(IUCN)へのレター送信
世界の自然保護を先導するIUCNに対し、日本の現状を訴える嘆願書を送信いたしました(内容について後記)。

2. 国際署名プラットフォーム「Care2」での新たな署名立ち上げ
Change.orgはシステムの性質上、海外のユーザーへ広がりにくいという側面があります。 そのため、動物保護や環境問題に関心の高い世界中の人々が参加する「Care2」に、国際署名を立ち上げました。

こちらの署名も、日本国内から通常通りサインをすることが可能です。
発信を広げていくための皆さまのご協力と、海外に繋がりのある方への拡散をお願いできますと幸いです。

▼国際署名リンク  日本のエコサイドを止めて:豊かな森林、クマ、海洋生物を、偽りの「グリーンエネルギー」から守ろう https://www.thepetitionsite.com/takeaction/711/157/681/

想いを共有くださいますことを、切に願っております。  

▼以下、国際自然保護連合(IUCN)への日本語訳全文

件名:日本の生物多様性の危機 山林と海洋における無秩序な再生可能エネルギー開発と、生命倫理の崩壊について

拝啓

世界の豊かな自然環境と生物多様性を守るため、多大なる貢献を続けておられる皆様に、心からの敬意を表します。

私たちの国、日本は、かつて八百万の神が宿ると称されるほど美しく、繊細な自然と共にありました。ですが今、この豊かな山々と海で、その輝きが急速に失われようとしています。

現在、日本国内では「環境配慮」や「カーボンニュートラル」というスローガンのもと、十分な法整備や環境影響評価が確立されないまま、山々の尾根筋を削る大規模な陸上風力発電や、海の生態系を脅かす大規模な洋上風力発電計画が強行されています。
この巨大な開発は、生物多様性を犠牲にする一方で、国の試算による地球温暖化の抑制効果はわずか「0.006度」に過ぎないことが国会審議でも明らかになっています。これほど微小な効果のために、日本の生態系は取り返しのつかない崩壊の危機に晒されているのです。

特に、野生動物たちを取り巻く現実は過酷を極めています。
尾根筋に巨大な風車が立ち並び、音と振動を出し続けることによる「山全体からの押し出し効果」について、日本は審査基準さえ持っていません。超低周波で危険を察知する哺乳類にとって、この不可視の振動は絶え間ない情報の撹乱を意味し、生息地からの追放を強いるものです。
巨大風車から発生する「超低周波音」や、岩盤を伝う「固体伝播音」は大地を住処とする動物の脳や内臓の深部まで直接届き、異常な心拍上昇や代謝の攪乱を引き起こす、動物に対する物理的な生存阻害にほかなりません。
こうして山を追われ、人里に迷い込んだクマたちは「危険な存在」として容赦なく駆除されています。その数は開発前と比べ18倍に急増している地域もあります。

また、最も無防備な冬眠中・冬眠明けの親子を狙う「春季捕獲」や、甚大な苦痛を強いる「足くくり罠」といった生命倫理を欠いた手法が強行されています。さらに、公的資金(税金)を投入して、その命を「ジビエ肉」や「熊胆」として商業取引に利用するビジネスまでもが進められています。
そして今、国際公約を無視して紀伊半島などの「絶滅危惧地域」のクマまでもが駆除されはじめました。
これは、国際的な絶滅危惧種の保護を定めたワシントン条約の精神に著しく反しているのではないかと言わざるを得ません。

そしてこの破壊の波は、今、排他的経済水域(EEZ)を含む広大な海洋へと急速に突き進んでいます。
海中では音の伝播速度が空気中の4.4倍速く、減衰しにくいため、風車が発する低周波は、超音波や微細な振動を頼りに会話・捕食を行うクジラやイルカにとって、視界を奪われる環境的虐待となります。さらに、海底ケーブルから漏れ出す電磁波は、地球の磁場を感じて回遊する生物たちの「道しるべ」を奪っています。
山と海は一つの大きな生命の循環によって結ばれているからこそ、この崩壊の連鎖をただ見過ごすわけにはまいりません。

この日本の危機に対し、WWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)も「貴重な自然や希少な野生生物の保全を脅かす再生エネルギー開発については、推進すべきではない」との公式見解を示し、科学的根拠に基づいた共生の道を求める声明を日本政府に対し発信しています。

現在、私はこの歪んだ連鎖を止めるため、国内外に向けて署名活動を行っており、1万人を超える市民がこの不条理に対し賛同の声を上げています。しかし、環境規制が著しく欠落した国内の現状を内側から変えることは極めて困難です。
世界の自然保護を先導するIUCNの皆様に、この日本における切実な現状を知っていただき、国際社会の客観的な視点と強い連帯を緊急に必要としています。

山と海、そしてそこに生きる全ての生命の尊厳を取り戻すために、どうか世界のお力を貸してください。

敬具

hauno

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