種苗法改定内容が施工される4月が迫る中、現実には自分が育てているものが登録品種かどうかも定かでは無かったり、そもそも種苗法改定内容を知らない農家の方々も多くいると推測される。
このまま日本政府の食に対する政策が進めば、多国籍化学企業は当然ゲノムに関わる遺伝子編集食物などを更に拡散し、利権を牛耳り、支配の中で食をコントロールされる時代がやってくる事は夢物語では無い。食糧難を遺伝子編集などの科学的技術で対応することを善と考える科学者もいるようだが、本当にそれで自然や人間は正気を取り戻せるのだろうか。
イタリアの研究者が新型コロナウイルスに感染し回復した男性から何人もの無精子症が出ていることを公表している。対象者は妊娠経験者のことから感染後の身体の変異が考えられている。人間の生殖機能に影響を及ぼしている事を考えると、人為的操作遺伝子ウイルスも視野に入れる必要がある。食やワクチンなどに対しても遺伝子を変化させることへと科学者は気持ちを高ぶらせているが、その事から生殖機能などに影響が及べば、人間の生態系そのものが変わってしまう可能性も否めない。
これまで人類は科学の力に助けられた事実は確かにあるが、どこかで人間が手を入れてはいけない範囲に対して線引をしなければならない。
現存の種や苗を守り、人間が質素でも、心豊かに生き抜くことは可能なように思う。
「足るを知る」という言葉も時代遅れと言われてしまうかもしれないが、本当の最先端とは温故知新、古き佳きことに学ぶことにもあると感じる。
地球環境も、食も、人間の価値観も大きな岐路に立たされている。
私達が何を重んじ、どんな価値観で、どのように人生を構築していくのか、このことに地球、人間、食の未来がかかってきている。
あくまでも人間が行ってきた業が、今の現状の原因を作った事に間違いは無い。
悔いの無い未来を迎えるためにも、「今」を大切にして生き抜きたい。
加藤清吾