Petition update神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!【神宮外苑情報】環境局への要望、12/17オンラインシンポジウムと訴訟クラウドファンディングのアップデートなど
Rochelle KoppJapan
Dec 15, 2023

今日のトピック:

①東京都環境局へ提案・要望を送りましょう
②12/17緊急オンラインシンポジウム 「神宮外苑の歴史的文化的資産の価値を守るーイチョウ並木と100年の森ー」
③「神宮外苑を守ろう」訴訟クラウドファンディングの情報アップデート
④「新宿区に対する樹木伐採許可取り消し訴訟」の追加原告募集

①環境局へ提案・要望を送りましょう

神宮外苑の歴史的樹木は、再開発工事のために伐採されるという重大な危機に直面しています。「樹木保全の見直し案」について、環境アセス審議会での厳正な審議を求める意見を送りましょう。
環境アセスへの意見は東京都環境局のサイトのフォームから送ることができます。
*環境局への提言・要望受付は、こちらのページの問い合わせフォーム一覧から「環境アセスメントに関するお問合せフォーム」をクリックして開いてください。
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/about/inquiry.html

〈迫る伐採の危機〉
 今年の9月、都は事業者に対し樹木の保全の見直し案の要請を行いました。この要請を受け、事業者はラグビー場用地の既存樹木伐採の前に、樹木の保全の見直し案(変更届)を環境アセス審議会に報告するとしています。このため、伐採は一時的に延期になったものの、建築物の影響で衰退するいちょう並木など、根本的な問題は残されたままです。歴史的文化的資産である神宮外苑の樹木に伐採の危機が迫っていることに変わりはありません。
年明けに樹木の保全について見直し案が提出されて、環境アセス審議会できちんと審議されないまま承認されると、伐採が始まってしまうのです。
 また事業者は、当初、移植樹木についてのみ行うとしていた活力度調査を、環境影響評価書に示した全樹木に対して行い、審議会に報告することを事業者サイト上で告知しています。
 以上の事後調査報告、「樹木の活力度調査」と「樹木の保全の見直し案(変更届)」は、神宮外苑の歴史的樹木を守るために、非常に重要な審議事項となります。

〈146本のいちょう並木〉
 神宮外苑のいちょう並木とは、創建時に植樹された聖徳記念絵画館を臨む4列128本と現在のラグビー場東門前の2列18本を合わせた146本であり、それらは同じ実生から育てられた「兄弟木」「世にも稀なる幸福な樹木」と、明治神宮自らその価値を称えています。
 評価書では18本のいちょう並木を「移植検討」としていますが、2020年には、根鉢の確保が難しいなど「移植困難」として伐採予定の判断が下されています。移植による保全の検討においては、移植時期、移植先の詳細や土壌改善、並びに仮移植期間における養生計画等、移植の確実性を高めるための措置を具体的に示すべきです。

〈厳正な審議を求める〉
 現在、環境影響評価審議会は「事後調査」のプロセスにありますが、2022年8月の審議会第5回総会では、環境影響評価書公示後の事後調査手続段階においても審議会を開き、事業者からの報告・資料提出に関して審議すること、その際外部有識者の意見を聞くことなどが、柳会長により提案されており、答申にも「審議会として継続的に関与していく」としています。また、対象事業が環境に著しい影響を及ぼすおそれがあると認めるときは、環境の保全について必要な措置を講ずることは、東京都環境影響評価条例で定められている通りです。神宮外苑の環境影響評価という重大な責任を負う環境アセス審議会には、事業者の報告・提出資料を、精査・検証し、実効性のある具体的保全策を講じるよう、厳正な審議を要望します。

 なお、今年9月7日国際イコモスから発出されたヘリテージ・アラートでは、環境影響評価の再審が要請されており、これに続く11/21には日本イコモス国内委員会より、都と環境影響評価審議会に対し、再々審を求める要請が出されています。審議会においては、これらの要請を真摯に受け止め、対応するよう要望します。

②12/17 緊急オンラインシンポジウム 「神宮外苑の歴史的文化的資産の価値を守るーイチョウ並木と100年の森ー」

オンラインZOOM参加(無料)申し込み:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_YsRYmQsnSVCt1_J2tp0lIA

神宮外苑再開発に関し、世界遺産など文化財保護にかかわるユネスコの諮問機関イコモスの日本国内委員会は、これまでに度重なる提言、要請を発し、科学的な根拠を示して計画の変更を求めてきました。

本年1月、日本イコモスは評価書には多数の虚偽報告があると指摘しましたが、都の環境影響評価審議会は4月及び5月の総会において、事業者が一方的な弁明をしただけです。科学的な議論がないまま、誤りや虚偽はないと結論づけ、アセスの審議を終了としました。これは適切なアセス運用とは言えません。

そこで、本年6月に国際影響評価学会(IAIA)日本支部が、そのアセス運用を適正化するよう、小池知事に対し勧告を発しました。事業は中止し、日本イコモスの専門家を招き公開の場で科学的な議論をするように求めました。しかし、この勧告も知事は黙殺。

そして、9月7日には、国際イコモスのパリ本部から都知事及び事業者らに対し、ヘリテージ・アラートが発出されました。これは、極めて高い価値のある文化資産が毀損される危機に際して発出される重大な警告です。ここにおいても、依然として都も事業者もきちんとした対応をしていません。

東京都が事業者に樹木の保全の見直し案を要請したことで、伐採は一時延期になったものの、建築物の影響で衰退するいちょう並木など、根本的な問題は何も変わらず残されたままです。歴史的文化的資産である神宮外苑の樹木が伐採されようとしていることに変わりはありません。

危機に瀕する神宮外苑の現在の状況と、この再開発問題の本質を広く伝え、理解を広めるべく、以下のシンポジウムを開催します。
奮って、ご参加ください。

原科幸彦(企画)
 千葉商科大学 学長
 環境情報科学センター 名誉会員
 国際影響評価学会(IAIA) 日本支部代表

環境情報科学センターサイト(企画概要)>
https://www.ceis.or.jp/data/planningsession20231217_2.pdf

オンラインZOOM参加(無料)申し込み:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_YsRYmQsnSVCt1_J2tp0lIA

問合せ先:p-office@cuc.ac.jp 047-373-9797(千葉商科大学長事務室)
後援:千葉商科大学、国際影響評価学会(IAIA)日本支部

【プログラム】
〈趣旨説明〉原科幸彦(千葉商科大学学長、東京工業大学名誉教授)
〈基調講演〉石川幹子(イコモス日本国内委員会理事、東京大学名誉教授)
「文化的資産としての都市公園ーイコモス・ヘリテージ・アラートからー」
〈コメント〉藤井英二郎(千葉大学名誉教授)
      ロッシェル・カップ(経営コンサルタント)
      原科幸彦
〈パネル討論〉上記4名による討論 司会進行:原科幸彦

③「神宮外苑を守ろう」訴訟クラウドファンディングの情報アップデート

神宮外苑再開発訴訟へのクラウドファンディングキャンペーン、CALL4「神宮外苑を守ろう」訴訟は現在、目標金額の68%を達成しています。支援してくださったサポーターの皆さん、ありがとうございます。これからサポートを考えている方、ご検討よろしくお願いいたします。キャンペーンページはこちら:https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000120

なお、クラウドファンディングCALL4では、当初の目標金額と資金の用途について一部変更がありました。神宮外苑関連の二つの訴訟のうち、「東京都に対する施行認可取り消し訴訟」は、原告の追加可能な期限を過ぎていることが確認されたため、それに伴う目標金額を修正しました。確認不足によりこのような誤りが生じてしまったことの詳細については、以下のCALL4サイト内の進捗欄のお詫びと訂正をご覧下さい。
*CALL4「神宮外苑を守ろう」訴訟 進捗欄
https://www.call4.jp/search.php?type=action&run=true&items_id_PAL[]=match+comp&items_id=I0000120

④「新宿区に対する樹木伐採許可取り消し訴訟」の追加原告募集
神宮外苑関連の二つの訴訟のうち、新宿区に対する樹木伐採許可取り消し訴訟は現在、追加原告を募集しています。募集開始のわずか1日で目標の50名を突破しました。斎藤幸平さん(経済思想家、東京大学准教授)も原告に加わっています。募集は2024年1月7日まで。
【新宿区樹木伐採許可取り消し訴訟 追加原告募集フォーム】https://forms.gle/675cghiYJm1fnntx5

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