Petition update神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!【神宮外苑】伐採延期をめぐる小池百合子都知事とスタッフの想像上の会話
Rochelle KoppJapan
Sep 29, 2023

知事: 「最近、神宮外苑再開発に反対の声が大きくなりすぎているじゃないの。何とか黙らせる手はないの?」

スタッフ1: 「そうですね、サザンオールスターズが神宮外苑を思う新曲を発表した直後に、イコモスのヘリテージアラートが出たのはすごいタイミングで、まことに運が悪かった。」

スタッフ2: 「そのサザンの曲は耳に残るいいメロディ。JRの駅に大きなポスターが貼られてインパクトがあるし、桑田さんのインタビューや番組出演も増えているようです。」

スタッフ3: 「そして、ヘリテージアラートも国内外で広く報道されました。」

知事:「そのせいで、事業者が今月中に木を伐採するはずだったのに、注目が集まりやりにくくなったわ。」

スタッフ1:「報道1930やサンデーモーニングも堂々神宮外苑を取り上げましたしね。」

スタッフ2:「あの厄介なアメリカ人コンサルタントの署名は、サンデーモーニングにちょっと出ただけで1000人以上も賛同が増えて、今は22万5千人を超えたそうです!」

スタッフ3: 「そして、彼女は翌日、文部科学大臣に要望書を提出!」

知事:「文科省から邪魔が入ると面倒だわ」

スタッフ1:「事業者の一つは文科省の独立行政法人だというのに、今まで無関心でいてくれたので助かっていたんですが。」

知事:「それについては後で心配しましょう。今は本当にうんざり。昨夜、村上春樹がまた神宮外苑について反対の発言。そして今朝、東洋経済は神宮外苑について読み応えのある記事を二つも出して。そして、ダイヤモンドは「サザンまで動いた神宮外苑再開発、小池都知事は再びどんでん返し?」なんて記事を書いて!本当に嫌。とにかくなんとか、神宮外苑の話題を小さくしなければ、来年の知事選に影響してしまう。反対の声を黙らせる方法はない??」

知事:「以前、代々木公園でのオリンピックのパブリックビューイングで、そのアメリカ人コンサルタントが騒いだことを覚えている?批判の声が大きくなってきたので、パブリックビューイングを中止するとアナウンスしたのよ。でも、私たちの友達の建設会社や代理店の仕事はキャンセルせずに、予定通りの設備をちゃんと建設できた。今度も同じようにできないの?反対の熱だけ下げて、計画は変更せずにすすめる何かいいアイディアは?」

スタッフ1: 「では、事業者に来年1月まで木を伐採を延期するように頼んではどうでしょうか?今伐採すれば、批判の風当たりはますます強くなりますから、時間稼ぎをするのです。」

知事: 「それは良いアイディア、「伐採延期」はニュースの大きな見出しになるわね。そして、様子をみはからって、世間が注意を払っていないときに伐採すればいい。」

スタッフ2: 「私もアイディアがあります。去年、事業者が評価書の数字を操作し、樹木伐採を40%減らしたように見せかけたことを覚えていますか?プレスはそれを鵜呑みにし、「4割削減」という我々の好感度を上げる見出しがたくさん出ました。」

知事: 「そう、あれはよかった。またできるかしら?」

スタッフ2: 「もちろんです。事業者が計画を変更して、木の伐採本数を減らしたと発表するようにしましょう。しかし、実際には何本かの「伐採」する木を「移植」カテゴリに移動させるだけです。」

スタッフ1: 「その詳細はできるだけ遅く発表するようにします。そうすれば数ヶ月間は「事業者は伐採木を減らす計画を検討中」と言うことができて、反対の声はおとなしくなるのでは。」

スタッフ2: 「例えば12月なら、年末の忙しさに気を取られるので、重要なことを発表しても注目を集めたくない場合には、適切な時期です。」

知事: 「完璧な計画。これでしばらくの間、神宮外苑についての騒ぎを静めることができそうね。そして、もし運が良ければ、世間が忘れたままでいてくれるかもしれない。事業者に今日急いで「伐採の延期」を発表すること伝えるように!」

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昨日9/29に突然、事業者から「樹木伐採の延期」が発表されました。(東京新聞毎日朝日NHKの報道はこちら)この発表を世論の力だと喜ぶ声も聞かれますが、実際は上記のような会話があったのではと想像し、疑っています。

この発表は、東京都と事業者が批判を静めるために行ったもので、伐採はただ延期されただけで中止されたわけではありません。そして、環境アセス審議会に報告するという計画の変更についても、あまり期待はできません。

見直し案とか変更届と言うと、まるで何か計画自体を変えるような印象を受けますが、伐採樹木を何本か減らして移植に変更するというような程度のものだと考えられます。

この発表は、計画全体を再考し、市民や専門家からの意見に基づいたものにして欲しいという、私たちの求めには応えていません。今回もまた東京都と事業者は、市民の関与なしに密室で手続きを進めています。

また、事業者はイコモスヘリテージアラートに対するコメントも発表しました。この攻撃的な反論は、彼らがヘリテージアラートを真摯に受け止めていないことの表れです。今までイコモスの日本委員会を無視してきたのと同じように、イコモス本部を無視したいようです。

伐採は一時延期になりましたが、気をゆるめてはいけません。今は声を上げ続ける時です。私たちが静かになると、木の伐採が始まります!事業者、東京都、国に、それぞれの責任を果たし、このプロジェクトを一から再考するように訴えましょう。

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