

10月7日、神奈川県の鈴木真由美環境農政局長に、25,352筆(10月4日の集約数)の署名を提出してきました。
■平塚定置網の実証実験に参画
私たちから、SDGs未来都市を標榜する神奈川県が「かながわプラごみゼロ宣言」などこれまで取り組んできた海洋汚染対策からさらに一歩踏み込んで、持続可能な漁業の確立と海洋生物多様性保護を推進してほしいと訴えました。
担当者からは:
・定置網に装着するウミガメ脱出装置について、これまでの実験では、ウミガメが高確率で脱出できることが分かったが、同時に魚が逃げてしまう恐れもあることが課題として挙がっている
・そこで、神奈川県として相模湾・平塚沖の定置網業者の協力を得て、来年2月から実証実験への参画を決めた
・実証実験の結果を踏まえ、来年初夏のウミガメの産卵シーズンに向けて装置の改良を目指したい
との回答をいただくことができました! 定置網は、私たちに海の幸を届けてくださる貴重な存在。ウミガメが網にかかって命を落としていることに漁業関係者の皆さんも心を痛めておられるそうです。一方で、魚が逃げてしまうなど生業が損なわれることのないように、水産業の振興とウミガメ保護の両立を目指していくとのことです。 今後、実証実験の行方を、成功を祈りながら見守っていきたいと思います。
■自然環境のさらなる保護に向けて条例見直し~ポイ捨て禁止や環境教育
また、私たちから、地元大磯の小学校でPTAのメンバーが子どもたちと共にビーチクリーンに取り組んだり、海洋プラスチック問題やウミガメを救おうとしている人たちがいることを授業で取り上げたりしていることを報告。そして、ウミガメが安心して産卵に来られるよう、相模湾の海岸の自然環境保護を進めてほしいと訴えると、局長から 「環境問題は、市民一人一人が自分事としてとらえ、それぞれが動いていくことが大切だと考えている。個人の意識が大切だからこそ、小さいころの原体験や、お母さんたちが環境のために動く姿を見て受ける影響はとても大きい。みなさんの活動は大変ありがたいものです」とおっしゃってくださいました。
県としては、来年7月を目途に条例(※)を改正し、ポイ捨て禁止の対象としてペットボトルなどプラごみを追加することや、
県の責務として、子どもたちへの環境教育の推進を位置付けるよう、現在、見直し作業を進めているとのことでした。(※神奈川県廃棄物の不適正処理の防止等に関する条例)
■ビーチクリーンだけでなくリバークリーンも
また、海岸に漂着するゴミの7割が川から流れついていることを踏まえ、ビーチクリーンだけでなく、山や河川のクリーン活動も進めてほしいと訴えると、「一度クリーン活動を経験すると、その重要性を認識してくださる方が多い。今後LINEなどSNSを使って県のクリーン活動を見える化し、特に若い世代の人たちにもっと気軽に参加してもらえるようにしていきたい」とのことでした。
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全国や海外から届いた皆さんの思いを、神奈川県にはしっかりと受け止めていただいたと思っています。 上記、神奈川県の回答をもって成功とし、本キャンペーンを終了させていただきます。 ご賛同、シェア・拡散にご協力いただき、本当にありがとうございました!