

Q1、民間のお金を獲得して区の施設が全て良くなる話ではないのか?
A 全ての経済的負担を民間事業者が代わってくれるものではありません。
区自身も相当の経済的負担をしないと高層化ビルの建設計画は進みません。
また事業者に運営悪化、経営破綻などの問題が起こった場合はそれらの損失を逆に
目黒区民のお金で補填するような最悪の事態も起こり得ます。
イギリスなどの先進国ではPFIは既に導入を止めているような不安な手立てです。
参考文献:市民のためのまちづくり入門 単行本 – 1997/10/1 吉野 正治 (著)
Q2、現在の目黒区美術館で働いている職員や学芸員はどのように考えているのでしょうか?
A 彼らは目黒区芸術文化振興財団の職員なので行政との意見の対立は一切出 来ません。
投稿者らと共に正面切っての反対活動は出来ないようです。
但し公の機関によっては美術館側からの正式な要請がない限り会議で動くことができないケース、組織があってそれは困っております。
Q3、美術評論家連盟や美術館連絡会議の様な他の組織も提言書を送らないのでしょうか?
A 何度もお願いしていますが、組織や会議、組織機能の都合で発起人が集まらないなど問題がある様です。
Q4、投稿者は目黒区の野党政党の活動員でしょうか?
A 投稿者は基本はフリーのアーティストであり特定の政党との繋がりはありません。
但し目黒でこの件に最初から反対してくださっているのは前述の野党政党ただ一つです。
Q5、これまでに再開発に伴い公立美術館が取り壊された例はありますか?
A 調べた限りありません。前代未聞です。品川の原美術館などは私立美術館でした。それでも優れたデザインの建物の保存を求める声など様々な意見が出ました。
Q6、 先日の目黒区議会議員選挙の広報物にはこの情報が出ていなかった様だが?
A 議会でも既に質問が出ている話ですので知っていた候補者も多数のはずですが選挙戦の争点にはしたくないという見方が概ね多かった様です。またGW期間中に新しく当選された議員の方々に投稿者はメールなどでご連絡しましたが初めてこの問題を知ったという方が何人もいました。
Q7、 投稿者は目黒区美術館の作品収蔵作家等ではないようですがどうして再開発への反対運動を始めたのでしょうか?
A 政治家も含めて多くの人々は目先のこと、お金のことしか考えられない社会になってきていると思います。その中で選択が可能か、不可能かという議論ばかりが目立ちます。しかしアーティストは「可能性」というものを追求するのが本来の仕事です。
50年後、70年後の未来の目黒の子供たちの時代まで考えて地元のアーティストとして将来笑われる事のないように行動を起こしました。もはや自分さえ良ければいい、という時代ではないように思いました。
Q8、もし芸術では不採算なら美術館ではなくて児童館や図書館、保育園などにしてこの建物を目黒区として長く使用出来ないのか?
A 新しい高層ビルの高さを容積率緩和によってかさ上げする為の目的なので他の用途で使用する事が全く検討されていません。令和の地上げ屋の様な理屈です。