May 16, 2026
玉川上水旧水路緑道の一画に、日本イコモスの石川幹子先生が武蔵野の野の花を植えてくださいました!植えられた花々について石川先生が「玉川上水・野の花だより」を書いて下さっています。先日、10号分が渋谷区HPに一挙にアップされました。花々の美しい写真が満載です。植物に対する先生の大きな愛情や文化・伝統に対する深い学識が伝わってきます。公共緑地の設計が、どれほどの知性と感性を必要とするかがよくわかります。是非お読みください。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kankyo/sasazuka/tamagawa/sasahatahatsufarmnews.html
他方、野の花に植え替えられたこのスペースを除き、渋谷区の緑道再整備工事は、FARMをコンセプトに着々と進められています。消防学校裏には、農園のようなものも作られています。完成した緑道を歩いた利用者の中には、区が住民の声を聞いて予算を削減した結果、チープな出来上がりになっている、と思っている方がいらっしゃいます。誤解です。相変わらず渋谷区は、舗装材に近隣自治体の32倍、工事費では10倍の税金を注ぎ込んでいます。異国由来の樹木が植えられ、粗いウッドチップが敷かれているのは、予算削減のためではありません。こうした植栽はもちろん、テラゾ舗装、テラゾ製の固いベンチ、テラゾ製の使いづらい水飲み場などは、驚くほど高額なものです。完成区間がチープに見えるのは、元々のデザインがチープだからです。
武蔵野の野の花の植わった空間と、莫大な税金を投入した空間を、皆様の感性で是非比べてみてください。
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