

※記事後半に七里の桜の署名に関するご案内があります。七里の桜についてはYouTubeの映像もぜひご覧ください。
入間小のケヤキを未来につなぐ会(代表 福住勇矢、以下、当会)は、さいたま市見沼区で活動する「七里の桜を守る会」(代表 井上陽子氏、以下、守る会)との間で相互訪問を行いました。東武野田線七里駅北側の桜は土地区画整理事業に伴って伐採が予定されており(一部は伐採済み)、守る会が2020年より現地保存に向けて署名活動を行っています。今回の相互訪問を機に、両会の活動をより効果的に進めるため、継続的に連携していくことで合意しました。詳しくは、会のニュースページをご覧ください。
七里駅の桜について
東武野田線七里駅(さいたま市見沼区風渡野)の北側、当時は東武鉄道の敷地だった線路際に立つ3本のソメイヨシノ。樹高12メートル、樹齢は推定70年以上で、ソメイヨシノとしては珍しい株立ち(根元から複数の幹が分かれている状態)。この桜はホームの外側に面しており、桜の花が咲く春になると電車の車窓からもよく見え、駅員がホームのベンチを外側に向けるなど、地元住民だけではなく鉄道事業者や鉄道利用者にとっても風物詩になっています。駅北側は七里駅北側特定土地区画整理事業の対象区域となり桜は伐採予定で、この敷地はすでに東武鉄道から他の地権者に仮換地されています。この敷地については地権者が土地利用を考えていきたいと表明しており、土地区画整理協会は更地にして渡すことになると言っています。他にも駅北側の西寄りに2本のソメイヨシノがありましたが駅前広場整備のためにすでに伐採されています。
七里の桜を守る会について
地元在住のバイオリニスト、井上陽子氏が代表を務める市民グループ。2020年3月に立てられた桜撤去の告示看板を井上代表が見たことがきっかけとなり発足しました。さいたま市長や区画整理協会などに桜の現地保存の要望書を提出し、市議会への働きかけも進めています。駅前や商業施設前などで実施してきた署名活動で集まった署名は8,500筆を超えています。さいたま市は署名を受けて桜1本のみの移植を検討していますが、株立ちのため移植のリスクが高く、同会は土地の買い上げと3本すべての現地保存を求めています。また、同会は七里桜まつり(今年は3月26日を予定)などのイベントや他の市民グループとの交流を積極的に行っています。連絡先は電話090-5325-5377(井上代表)。
七里の桜を守る会のオンライン署名について
オンライン署名サイトchange.orgで「七里駅の桜三姉妹の保存署名」というタイトルで開始しています。署名の趣旨にご賛同いただける方はぜひご協力をお願いいたします。
〈短縮URL〉https://chng.it/WrPRkkjtwz
当会の立場
入間小のケヤキと七里駅前の桜は自治体も経緯も伐採理由も異なりますが、地元住民の当該樹木への想いが行政と十分に共有できずに事業計画が立てられ、伐採・伐根の危機に直面しているという状況は共通している問題です。最終的な判断は地元住民や地元自治体がすべきですが、各々の活動で市民に対して十分な問題提起が行えるように連携・支援していきます。