
汚染水の海洋放出に反対する署名は6万3105筆に達しました。4月12日に日本政府に提出します。12日に官邸前にて、汚染水の海洋放出に反対してアクションを行います。ぜひご参集ください。(マスク着用など十分な感染対策をお願いいたします)
日時:2021年 4月12日(月)15:30~16:00
場所:首相官邸前
呼びかけ:原子力規制を監視する市民の会、国際環境NGO FoE Japan、原子力資料情報室、ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパンほか
★署名の拡散をよろしくお願いいたします。
http://chng.it/rQ2DWbJk
★「年間のトリチウムの放出量の上限は22兆ベクレル」
政府・東電は、年間のトリチウムの海洋放出量を福島第一原発が正常に運転していたときの「管理目標値」22兆ベクレル以下にするとしています。
実際には、2010年の福島第一原発からのトリチウムの年間の海洋放出量は約2兆ベクレルでした。つまり、年間22兆ベクレルというのはその10倍の値になります。
現在、タンクにたまっているトリチウムの量は約860兆ベクレルなので、年22兆ベクレルで放出するにしても、(単純計算ですが)約40年かかることになります。
★「1500ベクレル/リットル」は基準の40分の1ではない
政府・東電は、汚染処理水を薄め、トリチウムの濃度1500ベクレル/リットル以下にして放出するとしています。
これについて「トリチウムの規制濃度6万ベクレル/リットルの40分の1に薄め…」
という報道を見かけますがこれは誤りです。
6万ベクレル/Lは、排水にトリチウムしか含まれておらず、また敷地内に他の放射線源がない場合の基準です。
地下水バイパスやサブドレンからの排水中のトリチウム濃度を決める際、以下のような決め方をしました。
・法令で定められた基準である敷地境界線上1mSv/年。敷地内には他の放射線源があるため、これを達成するため、排水にわりあてるのはその2割程度。
・セシウムやストロンチウムなど、排水中に含まれる他の放射性物質を考え、トリチウムに割り当てられるのは1500Bq/Lとした。
★トリチウム以外の放射性物質の総量は不明
現在のところ、タンクの水の7割は、ストロンチウム90などのトリチウム以外の放射性物質が基準を超えて残留しています。東電は二次処理をして、基準以下にしてから放出すると言っています。しかし、二次処理したとしても、どのような放射性物質がどの程度残留するのか、その総量は現段階ではわかっていません。
なお、福島第一原発が正常に運転していたとき、トリチウム以外の放射性物質はN/D(検出限界以下)だったそうです。