

皆様からの賛同と拡散、change.orgへのご支援のおかげで9月10日現在 21,651名からの賛同をいただいております。
なお、厚労省への署名提出準備の都合で、6月13日までの賛同数21,511名分で署名簿を締め切らせていただく旨をこれまでお伝えしておりましたが、追加することが可能になった為、9月10日までに賛同くださった方の賛同数分で提出させていただきます。
このオンライン署名活動を応援していただき、本当にありがとうございます。
今後もこのお知らせでは、臓器移植について知っていただきたいことや活動の進捗状況などを配信させていただきます。
一人でも多くの方にお知らせを読み臓器移植について知っていただけたらと思いますので、引き続き署名の拡散・紹介のご協力を宜しくお願い致します。
今回のお知らせでは、前回のお知らせでご紹介した米山さんの文章の中にあった問題提起についての解説をお伝えしたいと思います。
■ドナーファミリーの会『くすのきの会』を設立された米山さん問題提起について
◇前回のお知らせはこちら
ドナーファミリーの会を設立された米山さんの思い
https://chng.it/dVgdCmfsYF
==米山さん文章より========
「臓器提供の意思がある」それはその人の権利であり、それは守られるべきなんだという論があります。この考えに私は違和感を覚えるようになりました。
この論は、現実の臓器提供の現場における、実際のあり様とずれているように感じます。
脳死下臓器提供は、本人の書面による意思表示があっても、家族の同意がなければ提供されません。
また2009年の法改正によって、本人の意思が不明であっても、家族の同意があれば、提供が可能となりました。
つまりは、本人の意思があっても、なくても、家族の意思によって、臓器提供がなされるか否か、決まるということです。
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臓器提供をする際、本人の意思が100%ではない理由について、以前、日本臓器移植ネットワークさんへの署名提出時に質問をしました。
その時の回答は以下のとおりでした。
―日本臓器移植ネットワークの回答―――
ご本人の臓器提供の意思は尊重されるべきものです。一方で、残されたご家族の個々人の価値観ある中で、折り合いをつけることも大切とされているためです。
アメリカでは本人の意思が100%尊重されているようですが、海外でも日本と同様に家族が最終決断をすることになっている国が多いです。
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『臓器提供への決断』という大きな出来事と生きることになるご家族への配慮がされているようにも感じますが、海外の事情と大きく異なるのが海外の多くでは『脳死とは人の死である』という前提の下で『日本独自の脳死とされうる状態は死』とされており、医療行為が基本的には中止されるという事です。
海外の多く
【脳死】→【ご家族が臓器提供の最終決断】→【臓器提供へ】
日本
【(脳死判定と同じぐらい慎重な診断がされ)脳死とされうる状態】→【ご家族が臓器提供の最終決断】→【脳死判定】→【脳死】とされます。
※日本の医療現場では、臓器提供をしないケースでも脳死とされうる状態となり、医療措置を中止するケースもあります。
現在の流れは、ご家族の精神的負担が非常に大きいことが想像できるのではないでしょうか。
『脳死』については、救急医の先生が書かれた記事を以前のお知らせでご紹介しています。合わせて読んでいただけるとさらに理解が深まります。
・脳死判定はどのように行われるのか?人の死と脳死と臓器移植について https://chng.it/h46syYZP
==米山さん文章より========
もう、命が助からない。私たち家族の願いは、元気になって一緒に家に帰りたいという願いは、叶わない。
それならば、最期の時をどのように過ごすのか。
会わせたい人がいるのか、何かしてあげたいことがあるのか、少しでも長くそばにいたいのか、一緒に眠りたいのか…、目の前のかけがえのない人は最期の時をどのように過ごすことを望むのだろうかという想像に思いを巡らせる。
その中に臓器の提供という選択肢が現れるのだと私は考えています。
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米山さんがおっしゃられるように臓器提供は本来は『終末期の選択肢の1つであるべき』と現在、臓器移植関係者の多くの方が考えられています。
【脳死とされうる状態/臓器提供の意思に関わらず脳死判定が行われる】→【脳死】→【終末期ケアとして臓器提供、医療措置の中止、心停止まで継続などの選択】
この問題は日本の臓器移植が抱える問題の中でも大変重要な課題でもあるため、私たちの署名活動でも要望しています。
==米山さん文章より========
急性期終末期医療の充実が重要であると私は考えています。その充足とは、今ある設備、人員などが医療機関によって異なることから、求められるものはおそらく同じではなく、異なるのでしょう。
しかしながら、人材の確保、育成という面においてはどこも同じであり、その充足には時間がかかることは明白です。
しかしながら、医療従事者の待遇は今現在においても、改善の余地があり、終末期医療の実施は医療従事者にとって簡単に実施できるものではありません。
専門的な知識、そして経験も必要でしょう。何より医療従事者自身に過度な負担を強いるような体制であってはならないでしょう。労働環境の改善も含めた体制整備が求められていると考えています。
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現在の移植医療の現場は慢性的な人員不足により移植医療従事者・関係者に過度な負担がかかっており、体制整備も必要であることをこれまで長きにわたって指摘されていました。
高度な医療技術をもった医療従事者が多く必要な医療であるにも関わらず、収益につながらず赤字となってしまう為、対応できる数も少ないのです。
現在、システム整備については進められているという情報を聞いていますが、医療現場の過重労働については、働き方改革の影響などもあり改善には至っていないようです。
私たちの活動の中で、こちらについても要望書を出しております。
解説は以上です。
くすのきの会さんでは、臓器提供を経験されたドナー家族の方の講演もされています。ドナー家族の思いを聞いてみたいと思われる方は、
・くすのきの会HP https://kusunokinokai.com/ よりお問い合わせください
今後のお知らせでは、日本で行われているドナー家族へのケアについてもお伝えしたいと思います。
■Web上にあるドナー家族の思いが紹介されている動画
- ドナー家族の立場から「ドナーファミリーとして伝えたいこと」 https://youtu.be/yKDjwO5fZCk
- ドナー家族の立場から「できる限りいのちを守りいのちを繋いでいくために」 https://youtu.be/wF_fp9MDPvg
- 母の臓器提供を決断した女性が“意思表示の大切さ”語るhttps://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/811985?display=1
■臓器移植を支える「移植コーディネーター」「日本臓器移植ネットワーク」の仕事についてわかる記事・Webページのご紹介
- 臓器移植を支える「移植コーディネーター」 どのような仕事をしているの?
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20240624-OYTET50028/?catname=news-kaisetsu_kaisetsu-kikaku_oshiete-yomidoc - 日本臓器移植ネットワーク 職種紹介 実際にどのような仕事をされているのかが紹介されています。
https://www.jotnw.or.jp/recruit/work/ - 日本臓器移植ネットワーク 職員インタビュー 働かれている方たちがどのような思いでお仕事に向き合われているのかが紹介されています。
https://www.jotnw.or.jp/recruit/work/interview/
■臓器移植の普及啓発に関するイベント情報
- ひろしまグリーンリボンフェス2024
日時:10/5(土) 14:00〜16:00(予定)
会場:エールエール 広島駅南口地下広場 広島市南区松原町9-1
入場無料 - グリーンリボンパレード
日時:2024年10月27日(日) 11時半~12時半
会場:東京都千代田区から東京都中央区
詳しくはNPO法人 グリーンリボン推進協会のHPをご覧ください。 - NPO法人 グリーンリボン推進協会HP
https://www.greenribbonac.com/
今回のお知らせは以上です。
引き続き拡散など、みなさんのご協力をよろしくお願い致します。