皆様からの賛同と拡散、change.orgへのご支援のおかげで6月30日現在 787名からの賛同が集まっています。このオンライン署名活動を応援していただき、本当にありがとうございます。
■知ってほしい臓器移植に関するはなし■
今回のおはなしは『臓器移植が必要な人はどんな人か』です。
テレビやニュースで取り上げられているのは心臓移植についてがほとんどなので
移植手術が必要な病気=心臓病
だと思われている方も多いのですが。実は他にも色んな病気があります。
●臓器移植が必要な人
臓器移植をすることでしか有効な治療法がないときに対象となります。重症化予防などのために移植手術をすることはできません。
移植が必要な方は余命宣告を受けていたり、QOL(クオリティ オブ ライフ/生活の質・生命の質)が著しく悪い状態で、移植を受ける
ことでの改善が期待できる疾患の場合にのみ適用されます。
●臓器の移植に関する法律の基本的理念
第二条 死亡した者が生存中に有していた自己の臓器の移植術に使用されるための提供に関する意思は、尊重されなければならない。
2 移植術に使用されるための臓器の提供は、任意にされたものでなければならない。
3 臓器の移植は、移植術に使用されるための臓器が人道的精神に基づいて提供されるものであることにかんがみ、移植術を必要とする者に対して適切に行われなければならない。
4 移植術を必要とする者に係る移植術を受ける機会は、公平に与えられるよう配慮されなければならない。
とされています。(臓器の移植に関する法律)
実際に各臓器の移植を受けられるかは適応基準が各学会において決められています。
●臓器移植の対象となる臓器
臓器移植法等により定められた移植の対象となる臓器は
心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、(眼球) となります。
●臓器移植の対象となる病気の例
<心臓>
従来の治療法では救命・延命の期待ができない重症心疾患。補助人工心臓などの機械補助やICUで強心薬の持続投与受けている人
→拡張型心筋症、拡張相の肥大型心筋症、虚血性心疾患など
<肺>
酸素療法などを受けていても機能維持が困難な人(2年生存率が50%以下の疾患)
→原発性肺高血圧症、特発性肺線維症、びまん性汎細気管支炎、肺気腫など
<膵臓>
何らかの原因で腎機能が完全に廃絶し、生命維持が困難となった末期腎不全で臨床的に腎臓移植の適応がある、かつインスリン分泌が著しく低下しており膵腎両臓器の移植が望ましいもの(腎移植をうけるまたは、腎移植と同時に膵臓移植を受けるものでもよい。)
→慢性糸球体腎炎、IgA腎症、糖尿病性腎症などほぼすべての慢性腎不全。
<小腸>
小腸から栄養を消化吸収できなくなる腸管不全に陥り、かつ栄養を補給する中心静脈栄養の維持が難しくなったとき
→短腸症や腸管運動障害など
<肝臓>
進行性の肝疾患のため末期状態にあり、従来の治療法では余命1年以内と推定される肝機能不全など
(先天性肝·胆道疾患、先天性代謝異常症などの場合は余命1年にこだわらない)
→急性肝不全昏睡型(劇症肝炎)、非代償性肝細胞性肝硬変、先天性肝·胆道疾患、肝細胞癌など
<腎臓>
何らかの原因で腎機能が完全に廃絶し、生命維持が困難となった末期腎不全の状態。人工透析をしている、あるいは導入予定の人
→慢性糸球体腎炎、IgA腎症、糖尿病性腎症などほぼすべての慢性腎不全。
なお、2023年05月31日時点での臓器ごとの待機者数は(同時移植希望含む)
心臓/880人、肺/531人、肝臓/331人、腎臓/13,796人、膵臓/162人、小腸/10人
となっています。この数字には「移植待機登録を諦めた方」「移植を希望しない方」「登録をせず生体臓器提供による移植を選択した方」「登録をせず渡航移植を選択した方」の数字は含まれていません。
(日本臓器移植ネットワークHPより 待機登録者数/眼球を除く)
それに対して今の日本で脳死・心停止死後の臓器提供によって移植を受けられる方は、年およそ2~3%です。1週間で8人の方が移植を受けられずに亡くなっています。
いつ、誰がこの当事者になるかはわかりません。
自分が、自分の大切な方が移植当事者に突然なることがあります。
みんなで知って、伝えてこの現状を変えていけたらいいですね。
■国会請願の審査結果のご報告■
以下の請願書を衆議院・参議院へ提出しておりましたが今国会での審査結果が出ましたのでご報告させていただきます。
・6月15日付提出 参議院厚生労働委員会
<移植医療環境整備と移植医療の普及に関する請願>
・6月15日付提出 参議院文教科学委員会
<学習指導要領に臓器移植教育を入れることに関する請願>
・6月16日付で衆議院の厚生労働委員会へ
<移植医療環境整備と移植医療の普及に関する請願>
→以上3件 審査結果:審査未了
(請願が審査期間中に議決に至らず、継続審査にもならないこと)
請願内容はこちら(#臓器移植について話そうの会HP「国会請願提出のお知らせ」)
今回の国会請願は残念な結果となりました。
当初、臨時国会での提出も視野に入れていたのですが、国会情勢等の事情により次回の提出は断念することとなりました。
ただ、今回紹介議員さんを通じて、わたしたちの思いを届けられたことに大きな意味を感じております。
今後はこのネット署名活動に全力で挑みたいと思っておりますので、引き続き皆様のご支援・ご協力をいただけますと幸いです。
■署名の拡散方法について■
こちらの署名活動をFacebookやTwitter、メールやLINEでもシェアすることができます(LINEはスマホ画面のみ)。
日本の移植医療についてたくさんの方に知っていただくため、賛同を集めるためにもこの活動をご紹介いただけるととても助かります。
<簡単に拡散できる方法>
- このお知らせページ下部にある各SNSへのシェアボタンでの拡散
- https://www.change.org/Isyokuiryou のURLをメールなどでご紹介いただいての拡散
- チラシを渡していただいての拡散
2種類のチラシデータをご用意しております。印刷してご使用ください。
- シンプルタイプ chirashi_a.pdf
- イラスト入りタイプ chirashi_b.pdf
引き続き皆様のご協力をよろしくお願い致します!!

